2022年02月09日

アルファロメオ147 セレスピードの修理 最終調整編

今回はセレスピードユニットの調整です

セレの調整はある約束を守ればそれほど難しくありません
その約束とは?

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特殊工具を使用して調整するのです

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何の変哲も無いプレート

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これをかようにセットして

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レリーズフォークのガタをなくして
必殺のトゥエルブ・シクスティを決めて、調整用のナットを締めたらもう出来上がり

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ついに走れるようになりました

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でもまだまだ調整は続きます

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診断機でアクチュエーターのキャリブレーションをします

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がっちゃんがっちゃん言いながら、セレ自身が自らを調整していきます
すると校正された数値は理想的

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試乗を繰り返して冷却水の減りを調整していきます
これで全ての修理が完了して、ユーザーの元に返します

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納車後にお客さんから本当に良くなりましたとメールをいただきました

走りの素晴らしいことたるや、普通のATより上だと思います
半クラッチの上手さがハンパじゃない。
超初心者のクラッチ操作がシューマッハが操作するようになった感じ、シューマッハの横に乗った事ないけど。

多くのセレスピードにお乗りのユーザーの方は、ほとんど新車の乗り味を知らないと思います
今やお金を出してトラブルを買うとまで揶揄されて、売値はことごとく安くなってしまった147のセレ
しかしあなた。完調のセレスピードは、極上の運転フィーリングであることは紛れも無い事実なのです

ま、お金がかかる事は事実ではありますが....




posted by admin at 23:44| アルファロメオ147

2022年02月08日

アルファロメオ147 セレスピードの修理 もうすぐ上がり編

長く修理の続く147ですが、帰り道はブーストをかけて組んでいきます

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パワステのリザーバータンク周りも組み付けて

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ヒーターホースや配線類を組みます

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ラジエターコンデンサーもいっぺんに取り付け
新車作っているときみたい

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足回りも組み付けて出来上がりが見えてきました

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ミッションオイルを入れます。
フツーの75W-90

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もう殆ど組み付ける部品はありません。

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セレオイルを入れます

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軽くエア抜きします

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冷却水を入れていきまして、エンジンをかけます
久しぶりにエンジンがかかります。
ヒーター前回でこれも軽くエア抜き

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もう調整前にも関わらず、実にスムーズに走ります。
リフトから降ろして最終調整段階にきました

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もうすぐユーザーのもとに返せそうです
次回、セレスピード調整編です
posted by admin at 19:47| アルファロメオ147

2022年02月07日

コーヒーフィルター

皆さんはコーヒー飲みます?

僕はそれほどコーヒーにこだわりはないのですが、ひょんなことからおいしいコーヒーを近所で入れてくれるお店が見つかって、よく行ったのです
行ったのですという事は、今は既に廃業されて、もう飲むことはできなくなってしまったのです

でもそこで教えてもらったコーヒーの淹れ方が、僕は初めて知った方法で、とてもおいしかったのです
その時に使う器具が今回、記事にするFinumのコーヒースプリンターです

使い方? 百聞は一見に如かず
こちらをご覧ください


この器具、コーヒー飲む人には有名なんでしょうか?

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いくつか輸入しました。欲しい人います??

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さすがにこれで淹れているっていう人は知らないなあ
その道では有名なのでしょうか??

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もちろんおいしいコーヒー豆ありきの話なのですが

posted by admin at 23:52| グルメ・クッキング

2022年02月05日

アルファロメオ147 セレスピードの修理 差し戻し編

クラッチ整備の終わったエンジン・ミッションコンプリートを車体に戻します。

なんだか逆光でウルトラセブンのオープニングみたくなっちゃった

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まさしくエンジンを載せているところ
この辺の作業は作業者にとっても、車両にとっても大変に危険で
この画像を残すのが精いっぱいでした。

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この2枚の画像に、僕らがエンジンを降ろすファクターのヒミツがあるのです。

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下回りのマウントを車体に止めて、エンジンが車体に戻りました。

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クルクルしている蚊取り線香みたいなのはパワステクーラーです。

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トランスミッション周りを下から写したところ

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そして徐々に組み付けていきます。

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右のサスペンションは分解しなかったのでドライブシャフトだけがボルトを待っています。

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エキゾーストパイプも取り付けました

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こうしてちょっとちょっと完成に向かっていくのでありました

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posted by admin at 23:53| アルファロメオ147

2022年02月04日

Maiden Japan 2021

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クライブでしか出せない音がある

ポールにしか歌えぬ唄がある....

アイアンメイデン見参!

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久しぶりにMaiden Japan聴きました

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2021年にリマスターされたのがアマゾンのサブスク、アンリミテッドにありまして
音の分離がむちゃくちゃよくて、デイブマーレイのギターの音が素晴らしい
50Wのマーシャルとワウペダルがよく歪んで、本当にソリッドなフィターを聞かせてくれます

キラーズまでのデイブマーレイは、ワウペダルの効果もあってか、すごく速く引いているように聞こえます。
実際、トリッキーなというか、トリルをうまく取り入れて、アームダウンありと素晴らしいです

エイドリアンスミスも同じく、ツインリードの対局を成すブルージーながら、ぶっといサウンドがしびれます
でも、このライブでの聴き所は、ポールディアノのボーカルと故クライブバーのドラミングです


やっぱり、今のメンバーがベストなのは理解できますが、この時代、このメンバーでないと出せない音がありますね。
確かに、ポールよりブルースの方が歌はうまいし、かしこいし
クライブに至っては死んじゃったわけですし
でもこんなに熱いサウンドはこの時だからかなあ?


このアルバム、ジャケ違いでこんなのもあるようです

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ポールと思しき人の首を持ってます

しかし、デイブはアルバムごとにプレイがおとなしくなっていくように思います。

久しぶりに聞きませんか?

こちらのDVDで一通り見れます







posted by admin at 23:41| ヘビーメタル

2022年02月03日

アルファロメオ147 セレスピードの修理 交換編

エンジンを下ろしてトランスミッションを割った147TSですが
今回は組み付けから行きます

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クランクリアシールから

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古いシール剤をキレイに剥がしますよ〜

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トランスミッションのメインシャフトのベアリングシールも交換

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入れ替えたシール

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リアシールに液体ガスケット「ベンガラ」を入れていきます
ヘンな名前ですが本当にそういう名前なんです



とても良い商品ですがベンガラって言うとねえ
東京乾電池の...

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ル?
まあ、それをたっぷり塗ってですね、でも塗りすぎも良くありませんが

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このリアシール、デカイだけじゃなくて値段も高いの注意が必要

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トランスミッションのもよく塗ります

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出来たらそれぞれ取り付けます

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かようにメインシャフトを守ります

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クランクのリアシールはこの通り

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ハミ出たのをふき取って、レリーズベアリングを取り付けます
動きは永遠にスムーズでありますようにとおまじないをつぶやきます
グリス類は全てワコーズ製

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続いてクラッチ
板とカバー

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今までの疲れたカバー

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これから守備に就く新しいカバー
ずいぶん違いますねえ

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さっそく取り付けていきます。
センタリングツールを取り付けて

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トランスミッションを合体させます。
これが結構な重労働。
しっかりセンターが出ていてもスプラインが噛まないと入りません。
これを車上でやると腰をいわせるのですよ

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セレユニットも点検して異常が見当たらないので取り付け

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このエンジンについているベロみたいなのは?
パワステのフィッチングを外したときにだらーっと出るフルードをいなすためだけにあるすべり台
思えば、V6のオイルフィルターのところにも似たようなものがありましたね

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ここではセレのプッシュロッドはなんとなくしか調整しません。

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まずは全ての部品が問題なく元に戻りました

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さて、次回は戻していくのです、車体に。
posted by admin at 00:16| アルファロメオ147

2022年02月02日

まぶしい240Z

今日の午前中、大社長のO社長がMPIに来てくれました
テレビや雑誌でもおなじみな人なのです。
そんな今の愛車は240ZG

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今や1000万はくだらなくなてしまいました

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本人は貯金だと言っていました
しかし、スポーツカーとはこうだと言わんばかりの車内

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タワーバーの下には強心臓

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L24、ソレックス3連装
こっちから見た方がいいか
今やキャブだけでも100万円!

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ロングノーズ、ショートデッキ
最もかっこいいスタイルです。

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どの角度から見ても素晴らしいです。
SSRが泣かせます

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自動車メーカーはなぜこのサイズで、手ごろな値段のスポーツカーを出さないのでしょう
売れると思うんだけどな

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posted by admin at 01:00| 旧車

2022年01月31日

切れ味抜群、ニッパーのオーソリティ

先日、工具屋さんで衝動買いしたニッパー
握り物の大家、クニペックスの新商品です

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クニペックスはつかみ物、バーコはモンキー、ドライバーはPBと昔は決まり事のようなイメージがありました。
クニペ以外にもチャンネルロックなんてアメリカのつかみ物メーカーがありました。


しかし今や、クニペックスの商品はどこででも見れるようになって、安工具の代名詞のアストロツールからスナップオンのバンセールスまで。喜一工具の功績が大きいとは思いますが、あんなに高性能な工具が身近でいくらでも手に入るというのは素晴らしい事です

特に僕はスナップリングプライヤーには絶大な違いがあると言っても過言ではないと思います。
でも今回はニッパーです。クニペのお家芸でもありますしね

今更ニッパーの感があるのですが、このヘッドに注目です

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Twinforceと呼ばれる新技術です。
少ないチカラで、より切りにくい物を切れるようです

一般的な180mmのニッパーと同じですが

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ちょっと違うのはその切れ味
結構切りにくいスプリング鋼
今までのニッパーで、切れないことはないですが、すごーくチカラを入れないと切れません

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でも今回の新しいTwinforceのニッパーは3/4くらいのチカラで切れます

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ん? 3/4とはずいぶん中途半端ですが
半分のチカラで切れたかと聞かれたらもう少し強くチカラを入れた感じ。
ではさらに、ずっと硬いバンドも切ってみます

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今までのニッパーでは切れませんでした。
しかし、新しいタイプのニッパーでは?

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かなーりチカラを入れて、歯の奥の方でやったら切れました。

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まあ、ワイヤーカッターなのでなのでバンドは切れなくて当たり前かもしれませんが、正直なところこれは買わなくてもよかったかな
普通のニッパーだと思ってください。
ただ、高いのよー。来月の支払いが恐怖だわ






posted by admin at 23:45| 工具 展示会

2022年01月30日

アルファロメオ147 セレスピードの修理 分解編その2

147の分解が続きます
パワステのタンク周りは作業が難しく、いや難しいというより狭いだけなのですが、ホースヤパイプ類をひっこぬくのですが、
そうこうしているうちに撮影できず、画像は少し進んだ状態から
エンジンから車体につながるすべての配線配管を外します。

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メンバー外すと思うでしょ? 僕らは外さないで脱着するんですよ〜
ミッションだけだとこれを無き物にする、これ結構大変なんですよ
クロスメンバーを外す外さないは作業の手間を大きく変えます

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マウントはすべて外します。

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再度点検

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他にアースや外し忘れた配線などがないか、しっかり確認しないとエンジンを下すときに壊すだけでなく大変危険です

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エンジンハンガーにテンションをかけて後ろ側のマウントを切ります

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次に左右のマウントを外したらいよいよエンジンが地面に降ります

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もちろん簡単ではありませんが、すんなり地面に降りたちました
やはり4発の方がV6よりいくらか楽に感じます
Eくんにおこられますが

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クルマについていれば、ひーひー言いながら狭い場所に手を突っ込んで作業するのですが、こうなってしまえばなんでも、どこからでも攻撃可能です

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この釣る場所が重要なんですよ

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しかし、アルファロメオの整備性の悪さは特筆すべきものがあります。
オルタネーターが壊れたらどうするんだろう?的な

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何もなくなったエンジンルーム

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一応セレスピードも点検します。ギアが動かぬようにロックしまして

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先に固定用ボルトを抜けないようにするボルトを抜きます


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セレクターを固定するボルトを外します

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セユニットを外していきます。

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意外に簡単に外れます。
これが諸悪の根源のように嫌われるセレユニットです

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すっきりしたトランスミッション周り
本来ならマニュアルミッションのセレクターワイヤーが止まる部分があるのですが、これにはないのでつるんとしています

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続いてトランスミッションを外します。スターターだったかな、ボルトナットで止まっていたの...

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トランスミッションのレリーズフォークとベアリング
完全にスムーズさを失って、かえって古いグリスがくっついて作動を阻害しています
これと、下のクラッチの圧着板が今回の不具合の主原因でしょう

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圧着板のツメがすごく減っています

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クラッチも外しました

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クラッチそのものはまだ少し残りがありますが、もう交換時期でしょう

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さて次回は部品を交換してもとに戻していきます

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こうして1月7日が終わって行ったのでした


posted by admin at 21:59| アルファロメオ147

奇跡の406クーペ

先日、定期的な診察の際の血液検査で、γ-GTPが39、GOTが23と超健康な数値
30代前半の頃ならこんな数値だったように思います。

30代なら考えもしなかった50代半ば
もっと良い暮らししてるはずだったのになー

そう、今から23年前、何やってました?
僕は開業して2年ちょっと、ビンボー真っ只中です。しかも今、バイクを直してるせがれもまだこの世に生まれていない99年
世の中は21世紀が来るのと、2000年問題に直面してポータブルガスコンロのガスを買い溜めたり、電車が動かなくなるなんて言われていました

そんな年に登録されたプジョー406

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そらあなた、古いクルマなわけですわ
だから下回りの健康診断。

ところが意外なまでに美しい下回りにびっくり、うっとり
さすが6万キロ

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なかなか見れない方向から1枚

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なんとキレイな下回り。パワステのホースから少し漏れは見受けられますがエンジン、ATからのオイル漏れやにじみは確認できません。もちろん23年間ほったらかしではないことを裏付ける画ですよ

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そしてほとんどガリっていうキズがないことに驚かされます
唯一、エアコンのコンプレッサーが音を出しているので交換したいな

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ブーツ類もしっかりしているので車検には問題ないです

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ディーラー整備の証、純正オイルフィルター

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今時のクルマには少ないジャッキがかけられそうなクロスメンバー。
サビや汚れも少なくとても23年前のクルマとは思えない

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マルチリンクのリアサス。アルファロメオのマルチリンクに比べると真ん中のキャリアが車体側にあってすっきりとしたデザイン


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マフラーに多少のサビはあるものの年式を考えればキレイな状態と言えます

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ガッチリしたテンションロッドが見えます。サイドブレーキは欧州車にめちゃくちゃ多いキャリパー一体型です

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しかしキレイな下回周りでしょ?

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このうすっぺらな感じが166に似てて好きです

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他にはないかと探しましたが
アルファロメオあるあるのひどいオイル漏れや、ブーツ切れ、ガリガリの下回りとは無縁の美しい下回りと相まって、車体もめっちゃくちゃキレイ。チェッキングと呼ばれる塗装のトラブルもなく。

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1か所だけ、残念。これは補修しましょう

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ストラットも特に悪いところは見当たりません。

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パット残量もまだまだ半分近くあります

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よーし来週から整備して車検取っちゃおうかなー!
今日、20kmくらい市場しましたが、フツーに乗れますよ。

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さすがのピニンファリーナデザイン
本当に希少な1台です。
90万円から100万円くらいの間で価格を設定する予定です

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23年前、みなさん何をしてましたか?
あの頃に買えなかったクルマに乗ってみませんか?
posted by admin at 00:15| プジョー