2021年10月14日

浜松ツアー

買って頂いたミトを、納車に直接乗って伺う事になりまして
MPIからよく距離も確認せず一路浜松に向かう事となりました

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しっかり洗車して納車準備したものの、当日は朝からあいにくの大雨

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でもこの雨の向こうに納車を楽しみに待つお客さんがいる限り運転するのだ

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と思ったら、圏央道を降りる頃にはやんでいました

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はるかなる霧の向こうを目指します。
霧の向こうにはより良い場所があるはずだ!
somewhere over the rainbow....

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ま、集中工事の真っただ中の東名高速、中井から先、左ルートは通行止め。
鈍重な大型トラックと混走します。

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右ルートだけですが、それなりに平均速度は遅いですが、流れはスムーズです

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第一休憩場所の足柄SAに来ました。
ここで持ってきたお弁当を食べます。

ここで1時48分
到着の目標は3時半頃のつもりでした

ここで納車後に落ち合うつもりのリキモリの加藤さんから入電。
今の距離ですと4時に絶対間に合いませんよ、とのこと
おお、こちらも楽しみが減ってしまう

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お弁当を食べ終わり、お茶を飲む間も無く出発です。
あー、コーヒー飲みたかったやう

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ルートを迷った末に御殿場から新東名に乗りました。
左上に見切れていますが、新東名の最高速度は120kmです。

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平均速度でワープします。

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途中ポツポツきましたが、なんのその
ぶっ飛ばしてまいります。6速3000回転で分速2.4kmくらいのスピードです

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しかし... これどこら辺だったかなー?
雨につかまります。

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清水や静岡は土砂降りです

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しかし、このミト、ワイパーもタイヤも新品なので、絶対的な信頼性があります。
タイヤはやっぱりメイドインジャパンです。

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アクセルを緩めず秒速35mで突き進みます。
まさしく人馬一体

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長いトンネルを抜けると、あんなに激しかった雨が止んでいました

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うっすら明るくさえなってきた磐田

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再びポツポツ来た、降りるインター浜松浜北インター

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どこか川越あたりに似た雰囲気があります。

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やはり、この場所うなぎなんですね。
思えば川越もうなぎ有名か。浜名湖には遠く及びませんが

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目的地に到着いたしました。やはり到着は4時半でした

かわいいお宅にちょこんとミト。
とてもいい雰囲気ですね!

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このブログの読者さんでもある笠Hさんが、お客さんに僕を紹介していただいて成約となったのです。
その笠Hさんがお乗りなのが、マセラティクアトロポルテV8エボルツィオーネです。
なかなか維持が大変そうです。お近くならいろいろお手伝いできそうですが...

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自動車好きのKさまご一家と、笠Hさんと本当に楽しいひと時を過ごしまして、僕と同郷だったりして驚いたり、幸せな時間はあっという間にすぎて、自動車の説明もそこそこに、今回のツアーのもう一つの予定だったリキモリの加藤さんに会うことに。

お客さんのところまで迎えに来ていただいて(なんと図々しい...)浜松名物をいただくことに

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お店に入るなり芸能人のサインがぎっしり

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ここは餃子で有名な石松餃子です。
さきほど通ってきましたね

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ああ、足柄SAを出て、ひからびた体にビールと餃子が美味しすぎ

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まだ5時半なのに...
加藤さんは飲まずに僕だけ.....

しかしやはりここも終わりは早いわけで、8時なにがしにはラストオーダーです

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しかし、それよりも、僕は21時に浜松駅にいれば終電に間に合うのですが、21時半だと1泊しないと、電車の待ち時間が300分とか出てしまいます。

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まるで申し合わせたように9時前に駅に送ってきてもらいました。

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加藤さんとも別れて、がんばってカンザスシティーに戻ります。
案山子もブリキ男もライオンもいないけど、一人で帰るのです

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さすが浜松、スズキ帝国の中にいるのですね。

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こういった部品メーカーもいっぱいあるのがいかにもメーカーのおひざ元。
県をまたぐと一大トヨタ王国もありますからね

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間もなく9時17分発ひかり522号が来ます。


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これに乗れなかったらエライことになります。

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東京に帰る方もまばらでした。
やっと乗れた安堵から、もう少し飲みたい衝動に駆られて、車内販売のおねえさんをつかまえて

お酒ありますか?

と聞いたら、「アルコール類はお取り扱いしておりません」と...

そらそうだ(涙)

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新幹線でも結構走りましたね。
終点の東京です。

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中央線は特快です。これなら思ったより早くかえれそう

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こうして13時間近くに及ぶ小旅行が終わりました。
3歩で帰れる魔法があったらもっと飲んでいられるのになあ

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お買い求めいただいたKさま
ご紹介いただいた笠Hさま
リキモリの加藤さん

本当にありがとうございました。

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2021年10月12日

アルファロメオミトのナビゲーション取り付け 続き

ナビゲーション本体の取り付けには部品がいくつか必要です。
その一つが化粧パネルです。

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2つに分かれてこれ自体がナビの取り付けをサポートします。
最近の流れですが、この手の化粧パネルは国産輸入車関係なく結構高いです
むかーし、スバルのレガシィのBP型が発売されてそれほど経たない頃、ナビ無しのクルマを買って後から社外ナビを入れようとしたら、純正の化粧パネルセットが5万円して、たまげたことがありました。

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今も無い物を取り付けようと思うと結構な額になります。
2DINと言う規格があるのだから生かしたいものですが...



古い方のフレームを外します。こちらも2DIN用の取り付け金具が必要になります。

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その他に汎用の取り付け金具、フィルムアンテナ、CAN-busアダプターが必要になります。
以前はカナック企画がセットで販売していたのですが、終売となったようです。
それも4万円くらいするようです

取り付け金具は工場の隅に眠っている適当なステーを加工して使えばよさそうです
ベースを車体側にボルト止めして

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各種配線を引き出して

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本体を挿し込みます

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そして上からフェイスパネルを押し込んで出来上がり

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今回はミトに付いていたナビだったので、少ない部品で済みましたが、全くゼロからスタートすると結構な額が必要なのを覚悟しないといけません
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2021年10月10日

アルファロメオミトのナビゲーション取り付け

以前お買い上げいただいたミトにナビゲーションを取りつけます。
純正のオーディオを取り外すわけですが、昔からある小さい穴に専用工具を取り付けるヤツです。

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先に行っておきますが、アナに工具を挿しただけでは取れません。いやむしろ取り外すのが意外に難関であります。
壊れんばかりにむりやり引きはがします

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このように穴の中に入った針金工具は突っ張っているスプリングを内側に抑える仕組みなのですが、どういうわけだけか外すときはクルマの前側が持ち上がってしまうのではないかと思う程引っ張ります。

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続いてAピラーカバーを取り外します。アンテナなどはここに集中させて配線を通します。

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グローブボックスを外します。

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グローブボックスはバターンと開かな用にするワイヤーが止まっていますから、それを引き抜いて、グローブボックスの後ろ側の抜け止めになっている部分をバールのようなもので押して「返し」になる部分をうまくいなして抜きます。


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アンテナ配線などは一通り位置を決めてから配線をレイアウトしていく主義なので、先にテープなどで、位置を決めてから通す場所を決めます。

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とはいえ、この手の作業は大方決まっていて、ルーフライニングを少しめくって配線をしまい、Aピラーカバーの中を通します

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ここを通します。

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配線が撮っている白いクリップの両脇はピラーカバーが止まるスロットなので、開けておきましょう

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いったんアンテナ線とマイク線をまとめておきます。

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続きは次回に

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2021年09月14日

アルファロメオミトの修理 ライト編

お買い上げいただいたアルファ ミト
いろいろ作業を進めていきます。

ライト周りからまいります。

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このスプリントと言うグレードは良くも悪くエントリーモデルで
ライトが普通のハロゲンです。
そこで何かしら明るいバルブをと言うことで取り外します。
基本的にミトはバンパーを外してライトにアクセスしますが、バンパーもかなり日本車をっぽくなって
フェンダーとバンパーは1本だけのボルトでとまっていて、あとはプラスチックのサイドサポートだけでとまっています。

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最近のアルファもボルトが少なくなってきました。
ドアもそうですが、日本車チックなところが結構あります。
それはBMWなどにも見られますから世界的な潮流なのかもしれませんが

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一見キレイそうなヘッドライトですが、やはり焼けが進行しています

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とりあえず外しました


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ヘッドライトのタマはH7で一般的ですが、取り付け方法が変わっています。
バルブそのものをフタにしている感じです。

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このバルブの裏のスプリングをライトハウジングに押し込んで止めます。

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ライト自体はなんとコネクターで止まっていて、ハウジングに挟むことでスプリングが効いて外れなくなるという、ヨソではあまり見ないタイプ
社外のHIDやLEDは残念ながら見送りとなりました

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でもヘッドライトレンズの曇り止めは信仰します。

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600番手からスタートして、800、1000、1500、2000番とペーパーがけ

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見ずを乾かしている間にボディを見ます。
すごい造形です。

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エンジンルームから覗くギャレットの文字がターボ車であることを物語ります。

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さてライトも軽くマスキングして、しっかり研磨された表面を見ます。

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ディグリーサーを使って脱脂

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その後プライマーを吹き付けます。


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すると少し濁った感じになりますが、このステップは非常に大切で、ここで30分ほどインターバルを置いてプライマーを定着させます。

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今度はクリアーです。
しっかり塗り込んでいきます

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クリアーを塗った直後

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少し曇っているように見えますが心配ご無用

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いいですか〜?

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一気に焼き付けます。

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ハイっ!てじにゃーにゃ

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キレイになりました。

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これで当面は焼けの心配をしなくてもよいでしょう

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2021年09月11日

成約御礼アルファロメオミト

もうすっかり秋めいて、ブログを書く時間には外でコオロギの合唱が聞こえます。
そんな中、ミトの成約をいただきました。

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これはスプリントと言うグレード。シリーズ中もっともベーシックなモデルです。
コンペティツィオーネやクワドリフォリオヴェルデにスポットライトがあたりがちですが、このスプリントは実は毎日のドライブにはむしろ運転しやすいのです。

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またおとなしいグレードゆえ、おとなしく乗られている感が強く、クルマの傷みも少ないです。

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ガラスのクラッチなどと揶揄されるツインクラッチや電動パワステなど痛みが少ない感じがします

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でもどうしても悪くなる部分は決まっていて、今回はべとべと退治からスタートしましょう

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このミトもかなり日本車の影響を受けているのか、ドアトリムの外し方はすごく日本車に近いです
わずか2本のボルトだけで止まっていて、あとは全部クリップの勘合です

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さて、外れました


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僕の手を見れば解りますが、ベットベトで手が真っ黒です。

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弱アルカリの溶剤などで洗い落とします。

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きれいになりました。
このベトベトの除去は

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材質や塗装によって溶剤を使い分けないと大変な事になります。
よりによってフェラーリの部品を溶かした事もあります

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こちらのグリップなどはあまり効果がありませんでした
その代わり、手が黒くなるようなところまでべとべともすす真にと思います。
他の作業もアップしていきましょう

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2021年07月31日

成約御礼 アルファロメオミト

Goo-netに掲載していたミトが売れました。
実にありがたいことです。

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オリンピックのセールでかなりなバーゲンプライスでしたからね〜

ところが、MPIから出て行きたくないのか
突然、ミラーが取れました。

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先日スパイダーの記事で書きましたが、それに続くようなカタチで取れました。

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今年暑いからかもしれませんね

あとは新しいオーナーがたっての希望で交換するカウルトップ

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国内最後の1個でした。

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LR川越にワイパーアームを取りにいけば完成です。

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お買い上げありがとうございました。
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2021年06月22日

素材の会社だよ〜

ミトのフロントガラスにひびを入れてしまったたらーっ(汗)たらーっ(汗)

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ちょっとした不注意なのですよ

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しかしガラスなのでビシッと行ってしまうと手の施しようがありません
交換オンリー

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しかもなんと国内に欠品中と言う....
このガラスよく見ると

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そこでこのCM。
Mで始まりIでおーわる、クルマの会社はMPI



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そうAGC=旭ガラスなんです
ちょっと前まで、フロントガラスを見るとASAHIとだけ書いてあったのですが、最近はみんなAGCです。
しかもこのコマーシャル、見ると頭の中にずーっと残るのですよ。

AGCオートモーティブのLamisafeなる商品のようです。
かわいいすずちゃんが出て来るだけで、AGCはグローバルな会社ですね


いろいろなところに進出してきているのですねえ
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2021年04月25日

ミトを救え

いろいろな作業をおまたせしているのに塗装作業をちょっとしちゃうミト
せがれの147を売却したので、その代役で手に入れました
しかし、あまりにもかわいそうな状態をほおっておけなくて...

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赤い塗装の弱さはもうどうにもならず
このクルマ、既に1度塗装されているようなのですが、さらにそれもどうにもならない状態に
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もちろん、水平面のパネルは
すべてダメで、どうなっていたかと言うと
このようになってます。ハゲてしまって何かしらを自家製塗装
乱暴に塗られてミト
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作業の谷間にコメダのジャムパン。

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白いジャムパン。結構高い値段なのに内容はフツーのジャムパンだったなあ
あ、かじった後ではありませんぜ

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何時間もかけて下地まで研いだフード。
そのままにはできないので、サフェーサーを塗装します
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スプレーはJET1000

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ずいぶん変わった色のサフェーサー。と思ったら、これは劣化した下地と新しく塗装するサフェーサーを隔絶するために
エポキシプライマーサフェーサーを塗装しました。
これは乾燥後にすごく硬くなるので、そのままにすると作業者が苦労するので

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2:1のサフェーサーを上から塗ります。ウエットオンウエットでです

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乾いたら完全な下地ができあがりました。

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今は塗装する時間がないので、これはこのまま戻しておきます。
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2021年03月15日

秘密の小箱

商品化中のミトですが、今回はちょっとした部品を取り付けます

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PPT、スロットルコントローラーとかペダルボックスなどと呼ばれる装置です。

箱の中身はこのスイッチだけなんです

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ところがこの部品、なかなかの曲者で、付けるととてもハッピーになります。

早速取り付け
今のスロットルペダルのコネクターに割り込むだけです

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配線通す穴を加工して

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そのスイッチをぺたっと接着するだけ

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たったこれだけ。でも効果はかなりデカイです
クルマが違う車種になったかのように速くなるのです

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この通りオフを含めて4チャンネル

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今、何も点灯していなくてオフの状態、つまり今まで通り。
何の変哲も無い1400ccターボ。踏めばそれなりに速いですよ。

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エコモード
これはこれで快適に走れます。なんだか変速も滑らかになったように感じます

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スポーツモードです。
途端に走りが変わります。かなり速くなった感じが体感できます。
でも、変速のタイミングも決して悪くなくこれだけでも充分楽しめます

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スポーツプラスモードになりました
もはや違うクルマのようです。暴力的な感覚さえ覚えます。
このプラスボタンやマイナスボタンでさらに味付けを変えることができます。
いっぱい選択肢があります

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この内容で31800円(税別)ならお安いチューニングかもしれませんよ

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だいぶ僕の思惑通りになってきました。
完成まであと少し。

このクルマ? 販売予定の商品です
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2021年03月09日

The Easter

アルファロメオミトも最終段階です
せっかく外したので、オーナメントも交換します

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ベースは両面テープ
もちろん純正品。だから焼ける時は均等に褪せていくはずです(笑)

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何気にあるとないとじゃ大きな違いの位置決めのピンがありますので
両面テープの台紙をはがして一発で接着していきます

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がっちり両面テープで止まっていますが、ダメ押しのビスを入れたらおしまい

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ライトレンズの足も一つ折れていたので、これも直しておきます

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しっかり足をつけて、脱脂して

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折れた方も同じく足をつけて、

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位置決めにアロンアルファを使います。

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液剤を塗って押さえた後に、セッターなる硬化促進剤を塗ります

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位置がしっかり決まったら、エポキシボンドをがっちり流して徹底的に強度を上げます

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ヘッドライトを取り付けて

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クリアーな感じが良いでしょう?

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バンパーも取り付けました。

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このクルマのスタイルの良さは写真ではわからないんですよね〜

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ミトが復活しました。
MPIにしてはモダンなアルファロメオの出来上がりです
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2021年03月08日

アルファロメオミトの修理 バンパー塗装の巻 

バンパーの塗装は一見簡単そうに見えて、意外に難しい局面があります
ひとつの塗装対象物を塗るのは特段、スプレーガンを握ればだれでも塗れそうに見えますが
現実はなかなかそうもいきません。

順を追って見ていきます
まず、カラーチャートを見て塗料を準備します

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カラーコードに基づいてカラーチャートを出します。この場合805Aです
塗料メーカーによってミックスチャートが変わります。
そのクルマが発売されたカラーデータが自動車メーカーから発出されて、そのデーターに基づいて作成されるミックスチャートを基本配合と呼ばれます。
それに対して実物のクルマのパーツを持ち込んで、塗料メーカーが独自に調色したのが実車配合です。
今回は、このミトと同じ年に配合した実車配合を使って塗装します

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図画工作で絵の具を混ぜて色を塗った記憶ってありませんか?
あれとおんなじです。友達の顔を書いて絵の具を塗るときにやたら顔色が悪くなってしまったりした経験もあろうかと思います。
沢山原色がある中から、指示通りに混ぜていきます

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するとこのように出来上がります

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塗装物を脱脂します。バンパーはプラスチック専用の静電気防止機能の付いたものを使います。

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脱脂は丁寧に、また同時にホコリをエアブローして塗装物から遠ざけます

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シンナーは50%

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塗装服に着替えてマスクをしたら
イオン発生機付きのエアダスターでエアブローします

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塗装します。1回目の塗装

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2回目は10分から時間を置いて塗装します
今回は合計3回ほどベースを塗装しました

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もちろん、バンパーの小部品も塗装しないといけません

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ベースカラーの塗装が終わったら、クリアーを塗ります。
ミディアムソリッドシステムを使います。
プラスチック部品なので、軟化剤を添加して塗装するのです

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主剤+軟化剤10%+硬化剤50%+シンナー5%です

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ちなみに硬化するとこのようにクリスタル(笑)

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再び静電気を防止するイオン発生器でエアブローした後、クリアーを塗装します
要は同じような事を繰り返すのです


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1回目のクリアーです

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2コートシステムなので間を置いてもう一度塗装します

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1回目は軽く載せるのが決まりなので、このように明らかにクリアーが薄くても良いのです

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2度目クリアーを塗った後です

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2度目はがっちりクリアーを塗装します。流れない程度にしかしガンスピードは遅く3/4の重ね合わせで塗装するのです

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赤いパールが美しく光ります

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まずまずの出来です。濃い色なので周りが美しく映えます。

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これを65℃で25分ほど焼いたら出来上がりです。

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このミトのようにデザインが優先され凹凸やグリルの穴が大きく開いている物は塗装しにくいです。
1度目は軽く全体に入れて、穴の中や通常のガンの動きでは塗れない部分を2度目の塗装する前にがっちり色を入れます。

かくして塗装は出来上がり、みなさんが目にするいつもの状態になるのです。
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2021年03月04日

アルファロメオミトの修理 バンパーコア修理の巻 

バンパーの交換要員は中古です。
ユーズドとかコアとかかっこいい言い方もありますが、中古です。
中古なら何でもいいかといわれると、そうでもなくて、少なくとも取り付け部分はしっかりしている、可能な限り損傷の少ない物
まあ、中古ですからそれなりにやられています。

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おそらくは一時停止から少しハナを出したら右から来た他車がざっとこすっていった感じ。
あたりはわずかだったので、簡単な修理で補修できますし、跡も目立たないでしょう

ちなみにコチラ一時停止で、相手がセンターラインがあるような明らかな優先道路の場合、一時停止を無視した側の過失が9割、相手1割。
道路からではなく、コンビニや車庫などから出て、相手が明らかな優先道路の場合、一時停止を無視した側が8割、相手2割と、裁判例に基づいて基本的な割合が出ます。
1割とはいえ、一時停止無視下側が輸入車なんかだと、修理費が100万円かかったら、1割=10万円ですからかないませんね

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キズなどを直したら下地を整えるサフェーサーを塗布します。
番手の荒いサンドペーパーの研いだ跡や密着の悪い下地などを隠す目的で使います

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ちなみにこの週は相方の塗装屋が休みで、僕が全て行いました。
しばらく下地からトップコートまで作業することは稀だったのでしんどいです(笑)
20年前は毎日やっていた事なのですけどね

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この日は暖かだったのですが

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サフェーサーを研ぐのと、塗装するために全体的にサンドペーパーで研ぐのを水を使って行いますが雨が降ってきました
これは足付けと呼ばれる塗装を定着させるための作業です。

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ちょうどいいやと思いながらゴシゴシ擦ります

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なんだか寒いなあと思っていたら2時間でなんと8℃も下がりました。北風も強く吹いて心まで寒くなってきました
気温が急降下しています

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雨も強くなり少しずつ工場の中にバックしていき、結局屋内で作業します。

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研ぎ終わったらキレイに洗って塗装室に持って行きます

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そんな頃にはさらに温度が下がっています。
すごい天気ですねえ。晴れて暖かだった数時間前の体感からすると極寒です。
なにしろツナギ服の下に着ていたトレーナーなど脱いで、春の装いでしたから

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しっかり水を切ったら、乾かします。
そして今一度、研磨したバンパーを見てみます
800番でサンディングしたバンパー

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しっかり研いだと思いきや、こういった作業しづらい場所はなかなかキレイに砥げません。
ナンバープレートを止める四角いでっぱりの隅々につやが無くなっていないところが見ることができます

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またサフェーサーの研いだ際にも少しツヤのある部分があります。研ぎが甘い状態です

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さらにサフェーサーにも研ぎ残しが散見できます。これらはさらに研ぎこんで、ひとつひとつ丁寧に消していきます。
これをサボると塗装膜強度が減って剥がれたり、平滑な塗装表面が得られなかったり、トラブルが発生したりします

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塗装台もホコリが出ないようにマスキングしてバンパーをセットします

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研ぎ残しや研ぎくさしを良く確認して問題がなければ、塗装にバトンタッチです。
と言っても僕が塗るのですが

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それにしても、再塗装の感じの無いバンパーでしたが、あちこち流した跡があります
なかなか見える場所ではないので、そのまま塗りこんでしまいます

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塗装したのは若い工員さんだったのかしら

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では次回塗装しましょう
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2021年03月03日

アルファロメオミトの修理

そのミトを直します。
まずはバンパーを交換準備。

ところでね、よく事故車か?という言い方を聞きます
事故車って強力に聞こえが悪いですが、定義ってあるのでしょうか?
あるのですよ

自動車の事故を修理をしたものを事故車と言いますが、ぐっちゃぐちゃも、ちょっとぶつけただけと事故にもいろいろあります。

基本的に事故車の概念は、新車から乗っている人にはなく、中古車市場に流通したときから呼ばれます。
中古車オークションもしくは中古車査定士が決められたポイントに基づいて、評価がR点となった場合に事故車と認定されます。

主に事故を経験した証となるのはクロスメンバーやサイドメンバーと呼ばれるフレームに何らかの変形や修理跡が在った場合に認定されます。たとえばフレーム修正機にマウントして、メンバーを油圧機機械で引き伸ばしたりすると、ほぼ間違いなく事故車となります。
逆に最近のクルマに多い、一番前のクロスメンバーやコアサポートなどのフレーム部品がボルト止めされている着脱可能なフレームを交換しても事故車にはならないのです。
事故車の定義はあくまで溶接が伴う部品の損傷が前提なのです。

今回のミトのようにそこまでの修理を経験しない修理なので、事故車と認定される事は無いのです。
確かにいろいろ修理しますが、大手を振って事故車ではありませんぜと胸を張って言えるのです

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まだ名義変更をしていないのでなんですが、意外に近くに住む方が前ユーザーだったりします。
もし、もしこのブログをご覧で、ナンバーの露出をご希望しない場合は差し替えますのでこちらまでメールしてください。

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バンパーの取り外しは国産車のように簡単です。
バンパー上面のT30のトルクスを数本
横側の+ビスを左右6本

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下回りにも4-5本だったかな

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ライナーをめくると、サイドサポートとボルトで止まっています。

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はい、外れました。でもコネクターやウッシャーの配管も外します

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なかなか外れないので暖めて、やわらかくしてから外します。
不精してむりくり外すと、壊れてしまう可能性があります。

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外したら栓をしておきましょう。ウオッシャー液がダダ漏れになって作業する人を攻撃してきます

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次のバンパーに使いまわす部品を外します。

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まーグリルですわなあ。良く見えませんがあのボルトを使っているみたい

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これもあるあるですね。ボルトじゃなくてベースの立て込みインサートから抜けてきちゃう。
前も誰かのクルマで書きました。

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ヘッドライトウオッシャーのノズルを外します。日本ではまず、使わなければいけないシチュエーションは無いのですが
付いているので生かさないといけません。

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6.5mmのドリルで攻撃します。

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アタマがすっ飛びました。これでOKです。

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フォグランプも外して、スピードナットも外します。

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グリルはキズが無ければ使いまわしですが

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例のオーナメントが結構くたびれているので交換。オーナメントだけね

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ネロエトナとありますが、もう黒と呼ぶには黒くなさすぎ。チョコレート色です

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代わりの部品は中古部品なのでそちらも次回準備しましょう
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2021年03月02日

買っちゃったクルマその2

同じような時期にもう一台買ってしまったのです
ミトです
155と違ってこちらは即戦力。といきたいところですが、いわゆる現状車です。
つまりぶつかっておるのですな。
おお、MPIにとっては望む所、かかってこいやー

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と勢いも勇ましいのですが、もっとその前からスタートです。
このミトはATで、ミトのATはアルファTCTと呼ばれるツインクラッチシステムでこれがなかなか乗りにくい。
と言うかセレスピードってあるでしょ? あれを2つ持たせた仕組みなのです。
どちらもクラッチ付きのクルマなので、人間がクラッチを操作する代わりに機会がクラッチを操作するロボタイズドトランスミッション
アルファのTCTもポルシェなどのように2つ小さなクラッチがあって互い違いに操作するのかと思っていたら、このアルファロメオの場合は
クラッチ板をフライホイールが挟み込むようにして存在して、エンジン側を奇数ギア、トランスミッション側が偶数ギアとなっているのです。
片側のクラッチが押し付けられているときに、片側が休んでいるようなイメージでしょうか
つまり片側がプル式、片側がプッシュ式レリーズシリンダーになっているのです
あったまイイ〜
ただこの仕組み、考えれば考えるほど疑問がわくんだよなー
ま、仕組みは置いといて、少々乗りにくいので一度キャリブレーションします。リンクコネクターに診断機を取り付けます

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ちなみにナビもぶっ壊れているので、中古かなんかに交換しましょう

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では早速...

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この順番通りに行わないとクルマが貝になりますからご注意ください。

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まずはポンプを殺します。

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一度減圧します。

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キーをオフります

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考えてます....

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うまく行った様子です。でもまだ続きます

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クラッチのブリーディングを行います。

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アキムレーターのブリーディングを行います

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再びオフります。メルセデスみたい

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おお、うまく行っています

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そしてキャリブレーション

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クラッチをキャリブレーションしてクラッチのキスポイントを再調整するのです。

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はいそうですね。でも今回は単にキャリブレーション。
キャリブレーションすることをイイと思うかよくないと思うかはアナタ次第!

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いつものあの音が始まります。
がちゃんがちゃん

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ギアが1速2速...と上がっていって、次は下がっていきます。

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Done!
このミトを直して商品にしていきましょう。
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2021年02月20日

やっべクルマ買っちゃった

先日、クルマ買いました

詳しい内容はまた今度(笑)
ヒントは表題?

詳しくはまた今度ね
posted by admin at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオミト

2019年08月05日

あのミトが再び

先日、宇都宮までツアーしたミトが、なんと早くも帰って来てしまいました。

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すわ、何か整備ミスかとたまげましたが、駐車場で逆突されてしまったと。
おお、それは良いハナシ けがが無くてよかったです。

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MPIで一生懸命中古車を販売する理由の一つに、事故などで入庫する可能性を秘めている、というのがあります。
もちろんお付き合いのあるクルマ屋で修理するのもあるとは思いますが、僕が販売した自動車をほかの鈑金屋で、特に適当に直すところに出してほしくないのです

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グリルにも擦過傷があります

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ナンバーもステーもぐんにゃり曲がってます。

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ずいぶん焼けたエンブレムもキズが...

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バンパーを取り外すとプラスチック素材でできたコアサポートが出てきます。

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一通り分解して新しい部品を待ちます

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新品は当然、無塗装ですから塗装しないといけません

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塗装の前にはこのようなバンパー用のプライマーを塗装します。

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こちらも純正のラジエターグリル

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バンパーのサイドサポートも壊れていたので新調しましたが、ブラインドリベットで止めてあります。
ドリルで切り取り、残りはベルトサンダーで削りますが、どうしてもボディの一部を削ってしまうので、そんなときには亜鉛を塗ります。
ボディ色をタッチアップしても錆びてきます。普通の塗料は通気するのです

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欧州車を多く扱うお店ではリベッターが手放せません。僕も本当に古くからエアリベッターを使っていますが、昔は高かったのですが、今は一般的になりました。

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でもブラインドリベットの種類は手加減なしです。僕の工場でもぶっといのから細いのまで、オールアルミやフラワーリベットまで多種多様にそろえていますが

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でも今回、ミトのバンパーステーに使われていたリベットはありませんでした。
とても長いのです。

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ちょっと判り辛いですが、ステーに下駄があり、バンパーが入る分の逃げがあるのです。
それゆえかなり長いリベットが必要になるのです

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今回は遠くまで納車に行かず済みそうです。

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お客さまには本当に感謝であります。

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2019年07月14日

アルファロメオミトの車検整備

思えば2年前のブログで、販売や整備などいろいろ書いたミトが

http://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-a921.html

早くも2年過ぎて車検の為に帰ってきました。

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お仕事で使われている事もあり、2年でほ4万キロを走破しています。
現在11万5千キロ。同じくらいの距離を走りそうな見込みで、整備をしていきます。

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エンジンオイル。YOU変えちゃいなよ。と言われたかどうかわかりませんが交換します。

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オイルフィルターはエレメント交換タイプ。
クルマは高速中心の使われ方をするので調子はめちゃくちゃ良いのです。 

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M/Tオイルも交換します。

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下から抜いて上から入れます。

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セレスピードに続く、ツインクラッチのトランスミッションですが、オイルはいたって普通の75W-90

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エンジンオイルは万能なトップテック4100。いわゆるタレ関係などはすべて交換します。

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ブレーキパッドは1年前に交換しましたのでブレーキフルードのみの交換です。
その模様はコチラ↓
http://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-7a12.html

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でも、今回は12万キロもくぜんなので、タイミングベルトも交換します。

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断言はできませんが115000km、一度もタイミングベルトを交換することなく今日まで来ているようです。

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SOHCながら135馬力を発生させるマルチエアユニット

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マウントを外して作業しますので、上から釣っておいて

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Tベルト、テンショナー、ウオーターポンプを交換します。

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この型のエンジンは例のカム山をロックするジグタイプではなく、普通にスプロケットを固定して外すタイプです。それでもこのようなSST(特殊工具)が必要ですが
カム側

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クランク側。

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テンショナーを回してベルトを外します。

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ウオーターポンプも交換します。液体ガスケットで止まっていますから、きれいに剥がさないと水漏れの原因になります

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良く壊れていないのに交換するべき?という声を聞きますが、Wポンプを交換するにはタイミングベルトを外しますので、10慢キロとまでは言いませんが、それほど長く無交換で使われる部品なので、この機会に交換すべきかと思います。もし途中で水漏れしたり、激しいベアリング音に苛まれたら再び全部ばらすようですからね。

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 次々に新しいパーツがおごられます。

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タイミングベルトテンショナーです。以前に比べれば飛躍的に信頼性が増したように思いますね。

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一通りできましたよ。

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タイヤも交換します。僅か2年でピレリーのサソリタイヤは死んでしまいました。

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今回はブリジストンが展開するデイトンというタイヤです。

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1本1万円とバカ安ですが、意外にこれが悪くないです。アジアン系の激安タイヤの中では、さすがにブリジストンが展開するだけあります。お上の顔に泥を塗らないタイヤだと思います。
いや、過度の期待は到底禁物です。激安タイヤと思えばパフォーマンスは良いと思ってください。

215/40-17という超扁平タイヤですから溝も浅いのです。特に単価の安いタイヤは昔から溝が浅かったりするのです。

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交換したタイミングベルト。

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まあ、やはりこんなもんです。でもかなり頑張った方だと思いますよ。

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今回はタイミングベルトのほか、エンジンオイル、オイルフィルター、ブレーキフルード、トランスミッションオイル、充電制御用バッテリー、ワイパーブレード、リアゲートハーネス修理、タイヤ4本と多岐におよび、
本当はエアコンフィルターなどほかにも作業したい場所もあったのですが見送りました。異様に費用が掛かってしまうからです。

さて次回、納車編

posted by admin at 00:38| Comment(0) | アルファロメオミト

2019年07月04日

アルファロメオミト リアゲートの電装修理

先日車検でお預かりしたアルファロメオミト。左側のクルマですねってわかっとるわい!

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で、よく見たらハイマウントストップランプが点灯していません。

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さすがにハイマウントが点灯していないと基本的に車検に通りません。年式によっては外して通すという方法もありますが、この年式だとそれもできません。なので、修理しないといけません。まずは12Vが来ているか確認します。ひょっとしたらLEDそのものや基盤がダメになっているかもしれませんからね

するとやはり来ていない様子です。

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実は昨年の8月に入庫した際、なんとなくハイマウントが点いていないようなことを地元のディーラーで言われたようなことを薄っすら思い出したのですが、外にも預かる際に、勝手にリアワイパーが動く、いつもリアゲートが開いているマークが点灯しっぱなしになるなどリアゲートの不良を言われておりました。

診断機で見るとリアワイパーの不良とBCMとの通信不良を訴えるコードが入っていましたが、どうも解せない。
そこで、この部分を抜いてみると

ありました。
ジャバラの中で配線切れです。

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この現象って決して珍しいものではなくて、10年くらい前にはボルボVのフロントドアで、あるいはメルセデスでもあります
さらに、この症状が出ると、たいがい1本だけでは済まなくて何本か切れていたり、作業中にどんどん切れてしまったりするのです。

今回も、0.75の配線をかるーく引いてみると、全く引っ掛かりなく4本が抜けてきました。どないやねん

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で、対処としては繋ぎなおすのですが、基本的にはんだ付けで対応します。
着れた部分は社内でまとめられよう、新しい配線だけがこのジャバラに残るような長さに切ってからくっつけます。

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出来上がったら、ジャバラのブーツの中を通して

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出たところで泣き別れた配線とハンダづけです。この時、当たり前ですが線色を間違えないようにくっつけましょう。
間違えると面白い動きになったりしますからね。

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やはりこの切れた部分はゲートの中に行くようにします。

配線はもともと布テープで巻いてあったので、同じくテープで軽く巻いて、元あったところに戻しておくのです

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リアゲートの機能がすべて回復いたしました。めでたしめでたし

外す際に壊れてしまったのでハイマウントランプを新調しました。
極力壊したくなかったのですが、かなり風雨にさらされてプラスチックが炭化して簡単に割れてしまいました。
不可抗力です。

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さてこれで車検はOKになりましたが、このクルマ、もう一つ大きなイベントをおかわりとなりました。
その模様は後日に

 

posted by admin at 23:37| Comment(0) | アルファロメオミト