2022年01月30日

奇跡の406クーペ

先日、定期的な診察の際の血液検査で、γ-GTPが39、GOTが23と超健康な数値
30代前半の頃ならこんな数値だったように思います。

30代なら考えもしなかった50代半ば
もっと良い暮らししてるはずだったのになー

そう、今から23年前、何やってました?
僕は開業して2年ちょっと、ビンボー真っ只中です。しかも今、バイクを直してるせがれもまだこの世に生まれていない99年
世の中は21世紀が来るのと、2000年問題に直面してポータブルガスコンロのガスを買い溜めたり、電車が動かなくなるなんて言われていました

そんな年に登録されたプジョー406

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そらあなた、古いクルマなわけですわ
だから下回りの健康診断。

ところが意外なまでに美しい下回りにびっくり、うっとり
さすが6万キロ

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なかなか見れない方向から1枚

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なんとキレイな下回り。パワステのホースから少し漏れは見受けられますがエンジン、ATからのオイル漏れやにじみは確認できません。もちろん23年間ほったらかしではないことを裏付ける画ですよ

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そしてほとんどガリっていうキズがないことに驚かされます
唯一、エアコンのコンプレッサーが音を出しているので交換したいな

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ブーツ類もしっかりしているので車検には問題ないです

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ディーラー整備の証、純正オイルフィルター

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今時のクルマには少ないジャッキがかけられそうなクロスメンバー。
サビや汚れも少なくとても23年前のクルマとは思えない

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マルチリンクのリアサス。アルファロメオのマルチリンクに比べると真ん中のキャリアが車体側にあってすっきりとしたデザイン


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マフラーに多少のサビはあるものの年式を考えればキレイな状態と言えます

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ガッチリしたテンションロッドが見えます。サイドブレーキは欧州車にめちゃくちゃ多いキャリパー一体型です

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しかしキレイな下回周りでしょ?

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このうすっぺらな感じが166に似てて好きです

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他にはないかと探しましたが
アルファロメオあるあるのひどいオイル漏れや、ブーツ切れ、ガリガリの下回りとは無縁の美しい下回りと相まって、車体もめっちゃくちゃキレイ。チェッキングと呼ばれる塗装のトラブルもなく。

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1か所だけ、残念。これは補修しましょう

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ストラットも特に悪いところは見当たりません。

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パット残量もまだまだ半分近くあります

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よーし来週から整備して車検取っちゃおうかなー!
今日、20kmくらい市場しましたが、フツーに乗れますよ。

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さすがのピニンファリーナデザイン
本当に希少な1台です。
90万円から100万円くらいの間で価格を設定する予定です

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23年前、みなさん何をしてましたか?
あの頃に買えなかったクルマに乗ってみませんか?
posted by admin at 00:15| プジョー

2022年01月24日

新規の仕入れ プジョー406クーペ 

いつか乗ってみたいと思っていたクルマです。

プジョー406クーペ
99年式

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3000ccのV6を積むクーペです

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タイミングベルトの交換を示すステッカーがあります。
2017年11月に行われたようです

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ブレンボのキャリパーにまだまだイケそうなミシュランパイロットスポーツ

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ドアミラーはよろしくない状態

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トランクは広いですね〜

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トランクのこの部分がきれいなクルマに悪いクルマはありません

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運転席も大事に乗られてきた感満載です


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それもそのはずディーラー整備

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ただディーラー出品のクルマを買ったので、記録簿とか出ないかも〜
個人情報優先になって個人情報のある保証書関連は捨てられてしまうのです

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距離なんと60125km!そして車両も極上なのです。
アルファロメオも見習ってほしいです

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使用感少ないレザーシート

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座り心地も上場

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ピニンファリーナデザイン。そりゃ美しいのですわ


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こんな406クーペ、どなたか欲しい人います?
興味ある人はこちらからどうぞ〜

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これから整備などして車検取得を目指したいと思います

posted by admin at 23:16| プジョー

2021年12月16日

プジョー407SWのオーディオ交換

プジョー407 3000CCのV6を積む大ライオン
大きな車体は最近のプジョーには無い乗り味。大型フランス車はすごく良いですね

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しかし、もうクルマが古いので、オーディオを刷新します。

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フェイスパネルを外すところからスタートです。

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下に軽いひっかかりが左右ありますので、外します。

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ちょうど1DINオーディオ真横辺りにある金属のピンクリップが一番硬いです。

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このクルマのオーディオを入れ替えるのはなかなか難しくて、画像を撮らなかったのが悔やまれますが、このナビ実は昔ながらのオンダッシュで貼り付けるタイプのモニターが、実にうまく取り付けてあって、ナビ本体やハイダウエイユニットはトランクに収めてあるのです。
で、オーディオとナビとはIP-BUSケーブルでつないであるのです。

だからIP-BUSさえ生かせれば、どんなオーディオにもなる反面、決して2DINのオーディオが入っているのではないので、2DINのナビを取り付けることはかなり難しいと思います。

IP-BUSは既に過去の遺物で、現行のパイオニアのカーオーディオでは忘れ去られたかのようにIP-BUS端子を見なくなりました。しかし変換アダプターそのものは結構安価で出回っておりますので、取り付けそのものは、RCA入力があればできます。


しかしもう車内にCDを持って乗る方も少なくなり、今やBluetoothで聴いたり、あわよくばアップルカープレイなどのアプリを使えるオーディオも多く出てきたので、古いクルマの従来のオーディオはすでに役目を終えたのかもしれません

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話は戻って、今回はこの1DINオーディオをBluetooth付の物に交換します
交換はオーディオ下側のトルクス2本でつるんと取れます。

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さて、パイオニアの純正コネクターはかなり似通っていたり、同じコネクターなのにピンアサインが違うといういやらしい違いがあって、今回も使えないかと思いましたが、ちょっぴり形状が違い、線のアサインが全く違うので、作り直します

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配線はまるで違いますね

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プジョーのオーディオコネクターはさらに根本で取り外しができるので、大変に作業性が良いです。

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面倒くさいですが、作業そのものは簡単です

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突然完成しちゃいますが、取り付けはなかなか大変でした。

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ちょっとオジーを聴いてみました

まあ、音質を求めるとアレですが、やはり便利なBluetooth。
皆さんもぜひどうぞ


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2021年11月08日

悲しき調整の果てに

全く持って不可解なトラブルに巻き込まれた208
未だに原因はわからないまま、エンジン始動ができない事実だけがのこった208

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ここから先にはどうしても行けないのです。こうなるとソフトの再ダウンロードしかないはず。
要は、ギアはニュートラルに入っていますが、車体のコンピューターはAから脱してないのです。

つまり診断機でそれぞれのギアを認識してレリーズフォークの動きを調整したらおしまいなのに、ギアが途中でけっつまづいたもんだから、その位置で覚えたか、書き込んだかして中途半端に終わってしまった感じなのです

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プジョー所沢に連絡して後日入庫をするお願いをいたしました

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プログラムのDLばかりは手持ちの診断機ではできません
状況を話して預けて帰ります

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預けた夜に作業終了の連絡がありました。
一度初期化して最新のプログラムをアップロードさせたそうです。
ただ、どうしてこうなったかより、費用がかかった事をなんとなく気になさっていたところを見ると208ではなくても他の車種では経験があったのかなあ?

翌日に引き取りに行ってきました。

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お金を払って準備してもらう間に新型車を見ます
輸入車で3コートパールのクルマ多いですね

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冴えたブルーの塗装、リアスポイラーの塗装は結構キビしい感じ。
そうでなくてもこのくらいの価格帯の新車は肌荒れが結構あります

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何事も無く元に戻った感がありますが、原因がわからずおかしくなったので、いつかやがて何かしらのトラブルを抱えるかもしれません。なにしろ直してはいないのですから...

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複雑な気持ちのまま納車に向かうのでした

こんな気分で聴く曲です。それではどうぞ




僕の甥っ子が保育園行っていた時のお友達?が川島さんのお子さんだったと言う...
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2021年11月07日

プジョー208の車検とアクシデント

ルーティーンワークとなった208の車検整備です。

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基本的な分解点検に終始します。
なにしろ2万キロしか走っていませんし

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パット残量も大丈夫ですね。
あんまり同じパッドを減らないからと言う理由で使い続けると、材質が硬くなるのか
鳴くようになることがあります。

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ブレーキフルードは走る張らない関係なく2年ごとの全量交換が望ましいです

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エンジンオイルはモリゲン5W-40で参ります。

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車検も無事に通過して納車を予定した中、サービスランプリセットなどをします。

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車両に乗り込み、OBDからエラーコードを確認します

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いろいろな項目が見る事が出来そうです。
エラーの履歴を見ながら、最後にオートマの調整をして納車です。

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ロボタイズドトランスミッションは何もアルファロメオのセレスピードだけの物ではなく、世界の厳しい燃費基準を大きく後押しするトランスミッションですが、僕は一定時間使うと、キャリブレーションを推奨するクチです。
で、このクルマも例に漏れず、キャリブレーションをして納車するのですが、今回は違いました。

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キャリブレーション中にスタックしました!

これはまずいのですよ。
ギアとクラッチをコンピューターと油圧機械で動かしているので、センサーが非常に重要な役目をします。
つまりNを見失うと絶対にエンジンはかかりません。
おまけにギアはNでもメーアーパネルの表示はAのままです。
さて困った

突然起こった事象に困りながら、お客さんに事に次第を話して納車を伸ばしてもらうことになりました。
続きは次回
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2020年10月31日

プジョー306

性懲りもなくまたまた306を手に入れてしまいました。

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中期スタイルの18003ドアハッチ、57000km。S16でないところがミソ。
ライトや塗装の焼けもなく、まあ小傷はありますが物は悪くありません

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なぜS16でないかって言うと、意外にS16とかでマトモなものだと結構値が張ります。

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仕入れを安くして他にお金をかけけましょうと言う戦略
S16ではないので5速


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まず、ホイールを何とかしたいですねえ。ガン鉄ホイールのままと言うのは....
たまたま17インチのテクマグが手に入ったのでタイヤを手配。
205/40-17なんてなかなかなくて....

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7Jに205だから少しひっぱり気味。いいでしょう?

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早速取り付けてみると

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206用のホイールなので、オフセットが合わず、FRにFFのホイールハメてるみたいです。

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だからリアタイヤの隙間は5mmくらいしかないです


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そこでアナタ、この手の大御所H&Rのワイドスペーサー。

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どどんと怒涛の35mmワイド

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ついでに長ボルト!
あ、しまった16本も頼んじゃった。フロントはいらないのに

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ソリッドディスクも

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なんだかすごいぞ。

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がっぱり横に出します。

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誇らしげなH&Rのロゴ付き

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なっがいボルト。

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もう少し出してもいいくらい??

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まあ、こんなものでしょ?

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ただ。強烈に腰高な感じですね

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なにせこんなに開いちゃってます。

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はい、なので今ローサスを手配中です。シャコタン大国ドイツからです
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2019年12月30日

プジョー106ラリーの車検整備 後編

年末で時間的にけつかっちんな中、かなり一生懸命整備した106

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結論から言いましょうか?

落ちたんです。検査に。
やはりライトですよ。

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灯火類、クラクション、ウオッシャー、近接騒音、サイドスリップ、スピードメーター、ヘッドライト(ハイビーム)、フットブレーキ、パーキングブレーキ、排気ガス、下回り検査
全てOK
ただ、ロービームの右エルボー(カットオフライン)で引っかかり再度検査です。あの手この手と知恵を絞りましたがうまく行かず
右エルボーを消して来てください、となりました

最も懸案だったことが現実となりました。
さすがに残り1日。もはや万事休す。尽くす手はないかと
上の受かった一連の検査項目は2週間しか猶予がありません。
つまり、1月9日までに直して再検ですが、6日からの仕事でどうにかなる訳ないかと
絶体絶命です。

その時ランチアカッパのライト修理の時に偶然見つけたサイトで、右側通行用ライトを加工して車検を通せるようにする業者を思い出しました。

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もはや藁にもすがる思いで連絡を取ると、
「大丈夫ですよ、車検通ります。」
いや、ヘッドライト見てないやん。
「今日1時までの注文で代引きで送ります。」
え?送ってくるのですか? 
「はい、ウチのアタッチメントを使えば大丈夫です、ライトバルブの形状を教えてください」
なんとも自信ありげな回答でした。

迎えた翌27日。クロネコヤマトの代引きでソレが来ました。

しかもなんとも頼りないペラペラの封筒で。
ペラペラと言えば・・・・

ジョニーくんを思い出します。知ってる?ジョニーくん。
素晴らしい技術の売り逃げ屋です
僕は秋葉原で買いました・・・・

ジョニーくんの画像


ね? すごいでしょ? いや、そんなことどうでもいいや

心配極まりないペラペラの封筒の中にはジョニーくんと同じように説明書と部品が入っているだけでした。
うーん、う−ん、これで良いのか? これで良いのだ。

手順書通りに加工を進めます。日産部販から取り寄せたH4のハロゲンバルブ

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こいつはすげえ。こいつは考えなかったアイディ商品だわ

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パテントや商品の性質上ここでは書けませんが実に面白いです。
これならいけそう

救世主を救う救世主の出現で、年内最終日の車検に行くEくんに全てを託します。

結果、合格しました。

それでも簡単には行かず
今の車検ではライト検査で、並行輸入車はみんな配光を見ます。右側通行用のクルマはみんな右上がりの配光になるので、検査場のテスターでもはっきり出ちゃうのです。
ロービームはすれ違い灯と呼ばれ、左側通行用であれば左側の先を照らし、左エルボーと呼ばれる所以です

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ロービームを見られるという事は、ロービームでの検査と同等の検査内容になり、ロービームは検査基準線より下に光軸が来ないとハイビーム検査に進めません。つまり、並行輸入車は何年の登録だろうと平成10年以降のクルマよろしく、同じ内容の検査になるという事です。H4の場合はハイロー同じリフレクターなので、ローを下げればハイ側もつられて下がり、場合によっては検査に合格できなくなるかもしれないのです。

今回の場合、幸いにしてハイが基準内に入って見事合格しました。
ちなみにこの日の午前中、僕は代車のエッセを車検に行ったのですが、こちらは事前にロアボールジョイントのブーツが破れていたので、ロアアームだけ外して、事前に交換して、そのまま何の点検もせずコースに入ったら、サイドスリップテスターに載った時に計測できないくらい動いて、見事検査に落ちました(笑)

車検恐るべしですよ。されど何かしらの手助けもあるかもしれません
前回は問題なかったなんて免罪符にならないのです。そこにあるのは合法だけです。
この日、27日にお客さんは喜んで乗って帰って行きましたとさ
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2019年12月29日

プジョー106ラリーの車検整備 前編

やっと今日から仕事がお休みになりました。
来年は1月6日から営業となります。1月4日も工場に行きますが、塗装室のメンテナンスの為に全く対応できません

今年は最後の最後まで何か忙しく、年内最後の車検にやって来たのはものすごい難易度の高いクルマ
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プジョー106ラリー。106の初期型で1300cc。ラリーコンペモデルでパワステはあるものの、パワーウインドウ、エアコンすらなく全部手動。なんともにぎやかな社外マフラー付き。

何より困るのはライトです。

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並行輸入車なので、ライトが右側通行用のヘッドライトが付いています。
だから右のエルボーが出ます。上のように部分的に隠せば右エルボーが消せます
平成7年登録なので、ハイビーム検査ではある年式なのですが

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しかし、検査の際に手で隠したり、何かを貼ったりできないのです
この時点で12月18日の夜、実質的に残り1週間、出来ることが限られています
もはや死なばもろとも。
この時、簡易に近接騒音を測ったら92db/5000rpm。これが何とも

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それなのに容赦なしです。部品あるかな?状態。

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ドライブシャフトブーツ以外は全部破れています。

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ロアボールジョイントのボルトが通る切り欠きが1方向だけで、完全にナックルとボルト穴が一致しないとボルトがつっ通せないタイプです。いぢわるですねえ

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ヨーロッパ車の多くがブーツ交換できず=ロアアーム交換となるのです

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作りそのものはコンパクトなクルマですし割と単純

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このロアアーム、何とも面白いところから交換作業するのです

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これどこかわかります?。すごいところから交換するんですよ(2度目か!いや、それぐらいびっくり)

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まずロアアームが無くなりました

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続いて長いスタビライザーリンク

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うまく交換部品がギリギリで手に入りました。

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ブレーキフルードも全量交換します

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エンジンオイル?もちろん交換しますよ

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Mos2 15W-40。実はこれ化学合成油です10W-40の方は部分合成なのに。

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これが25日の深夜、26日の2ラウンドで勝負に出ます。年内のチャンスは27日のみです。
しかしこれが思わぬ結果になるのです。

次回に続く

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2019年10月26日

プジョー208 バッテリーを交換

なんだか今日もスゴイ天気だったなあ
ドブから逆流しています。 

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工場の近くを流れる不老川も見た感じ危険水域

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今年も氾濫した不老川ですが、この辺は源流近くですからまだドブに近い見た目ですが、水量はなぜか多い川です。
しかし今年は雨がすごい。よくこんなに水が上にあるなあと思うくらいですね

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さて今日、車検から納車したプジョー208
5年で18000kmだから大した整備はしませんが

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もう5年使ったバッテリーも交換時期。しかし、充電制御でアイドリングストップ付きですからいろいろ付いています

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なんかすごい装置を取り外してカバーを取るとバッテリーが見えます。

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今回はボッシュのAGM(充電制御及びアイドリングストップ対応バッテリー)。
大きさはデルコで言うところのLN-2。小さいながら恐ろしく高価。

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しかし、充電制御車はクルマが判断しない限り発電しないので専用のバッテリーを使うべきだと思います。
逆に、あまりに乗る機会が少なすぎてバッテリーをしょっちゅう上げてしまうようなお客さんにはAGMバッテリーも効果が高いです。

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オイルメンテナンスランプをリセット

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ついでにエラーコードも消します。

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もうほんとに診断機が無いと仕事にならなくなってきましたね。 

 

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2019年08月16日

プジョー306 ワイパー交換。

今日はそれほど暑くなくて、連休からのウオーミングアップとしては良い日になりました。それなりに暑かったけど

そんな中、ウチのプジョー306のワイパーを交換しました
ワイパー交換なんてチンパンジーでも出来る、なんておっしゃる剛の皆さま、そういわずお付き合い。

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洗車もしてキレイになりまして、ワイパーも本物に交換。

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なんと純正ワイパーブレード。間違えて注文しちゃった。ホントは社外のやっすいやつにしようと思っていたのに。

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とはいえ純正だけあって出来の良さはハンパじゃない、いや社外しか見ないから素晴らしく思えるのだ

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純正は独特な反りや曲がりを持っています。汎用のブレードはどうしてもキレイにつかない、なんてことがしばしばあります。

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純正は画像右側の資格の中にアームを通すのです。

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これがハダカのアームです。

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このように入れて

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さっきの四角い、穴の中にアームを通します

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そうするとパチっとはまって、最後にアームとブレードアタッチメントをハメて出来上がり

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特に助手席側の出来はさすが純正と唸ってしまいます。

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エアロ付きだし

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 でもこのクルマ、せがれに取られてしまい滅多に乗ることはありません。
初心者などにはちょうどいいかもしれません。

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2019年06月07日

プジョーのエンジンオイル交換

プジョーRCZのオイル交換も同時に行います

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 新しいクルマと言っても平成23年登録だからもう8年かあ

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ターボパワーでぐいぐい加速します。車重も1340kmくらいですし。

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5W-40の指定ですので、新しいエンジンには 

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毎回おなじみリキモリのトップテック4100を使います。

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このクルマ、かなりモダンな印象ですが、レベルゲージがあります。
うれしいですねえ

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一気に静かになりました。エンジンオイルはなるべくこまめに交換しましょうね。
それが愛車を長く健康に維持できる早道です

オイルも入荷中です

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マルチパーパスなトップテック4100

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主にアルファのV6などの少々古い設計のエンジンにMos2

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そして標準より上のスペックならロングドライブハイテック

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いろいろ用途によって使い分けています
ここのオイルはどれを使ってもハズレがありません。

 

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2019年06月06日

プジョーRCZのリアバンパーの交換

事故で作業中のRCZ

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当然バンパーは日本車のように塗装済みなんてことはありませんので色合わせが必要です。
ところがこの色、なかなかうまく合ってくれません

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都合8色の色合わせサンプルを作って

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これに落ち着きました。塗装面が塗っていない面と隣接するいわゆるブロック塗装となりますので、調色には気を使います

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また、国産車に負けず、このクルマもバンパーが大変薄いので、塗装するのも大変です。
変な置き方するとじきに曲がって大変なカタチになってしまいます。

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それでも工夫を凝らしてうまく塗りました
ちなみにこのバンパー、14万オーバーで無塗装です

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まあ、クリアーもまあ、こんなものでしょう

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一度 外で具合を確認

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母材がプラスチックなので、鉄板に塗られた感じとはちょっと違います。
メタリックの沈み込みなどが大きく影響します

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問題が無ければ次は組付けです

古いバンパーから部品を移しますが

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ほとんどの部品が糊付けか焼き嵌めです

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このように部品を挿したら出っ張った部分を焼き止めしていきます

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こんな工具を作ってバーナーであぶりながら作業します

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最後にデータリンクコネクタからエラーコードを消します

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パーキングセンサーは一度外したら診断機で消さないとダメみたいです  

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さて、出来上がりはかように 

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どの角度からも違和感なく 

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色差もあまり感じません。このような色は比較的色差が解りやすい色なので、調色に時間を割いてよかったです。 

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赤みを消して、青みお足して、さらにふわっとした黄色みを出し、なおかつ暗くしました。
赤みを残し過ぎても消し過ぎてもダメですし、濁りと冴えをうまくいなしながら調色しました

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是非また機会がありましたらご利用ください。

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この車、大きいボディですが1600cc。でもなかなか強心臓でした 

 

 

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2019年05月20日

プジョーRCZの修理

なかなか見ないプジョーのRCZ。
TTなどのセグメントになるのでしょうか?
ワイドアンドローで実にかっこいいです

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1600ながらターボパワーです。速そう。

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今回は後ろ回りを修理します。

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さっぱり外し方がわかりませんが、そんな時はまずわかるところから外していきます。

このクルマも例に漏れず、テールランプの下、リアフェンダーとの結合部分に3本ずつボルトが入っています。
面白いのがタッピングビスの頭が8mm、10mm、8mmとなっています。フツーはみんな同じ大きさですが・・・

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下側もトルクスボルトが数本ありますのでそれを外して、バンパー内部を覗き込みます。
それでもよく見えないので内装を外していきます。まずはセンタートリム

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これもよくあるフック内に隠しボルトがあるので注意。

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外しても何もないので、次のステップに進みます。テールランプの取り外し

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プジョーはこのクルマに限らず、テールランプがとても簡単に取り付けてあります。画像中央の白いものがそうですが、手で回せます。
これは外しやすいのですが、逆を言えば鈑金したときに隙間の調整が難しい事と直結します。

ちなみにこの白いハンドル状のナットが片側に2つあります。あとは上下方向に刺さっているグロメットだけで外せます 

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このようになります。

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そのテールランプを外した後に1本、かなり見えづらいところに1本ビスがあります。
これを外せばバンパーは取り外しできます。

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左エンドから社内に引き込まれます。リアのコントロールユニットに接続されているのでそこで縁切り

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バックソナーなどいろいろあります。

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なんとマフラーカッターがバンパーに取り付けてあります!

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さてこの後、分解してフェイスは交換となります。 

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