先に保険をかけておいた本物の部品が到着してしまいました
車体色で塗ってあったり、カーボン柄だったりとイマイチよろしくありません
この155が僕の向上から出て5年くらいになるのかな?
早いものですねえ。今回は1年点検での入庫です
まだまだ塗装の状態も良く全体的にきれいさを保っています。
オートモーティブ関係を傘下に持つ大きな会社にお勤めの方などは比較的多いですが、毎年点検を義務付けている会社さんありますね。
今時12か月点検だなんて、思ったらいけません。思わぬことに遭遇する機会があります
受け取る時にブレーキウオーニングが出ると言われていて、最初は液量のセンサー不良かブレーキの摩耗かと思っていたら
漏れていました。
それもブレーキホースから。これは放置するととてつもなく危険です
今回はブレーキホースの交換から
ブレーキホースは手に入れやすさから、社外のスチールメッシュホースを使うことにしました
取り外したホースには亀裂が見えます。もしこの亀裂が完全に裂けたりしたら、ブレーキはほぼ完全に全く効かなくなるでしょう
これはタイムリーなタイミングでした
後任は見た目もスマートなホース
当然ほかのホースも交換。1つだけとはいきませんし、すべてのホースも等しくおなじだけの時間が経過しているわけですし
後輪のホースだけは2本ずつ使います。
エンジンオイルも交換します。フィルターもです。
スゴイ色です。Mos2、廃油も新油もなんだか似ています。
このクルマには15W-40を使います。
これでずいぶんとブレーキのタッチも良くなるでしょう
リアもこの通り。
古いクルマはやっぱり1年に1度点検を受けておいた方がいいかもしれません
おっと、僕も自分の体の点検受けなきゃ〜
土曜に155の燃料漏れの修理をいたしました。
まずは、今から2年ちょっと前のhttp://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/155-c19a.html この記事をご覧ください。
2017年4月に交換しているのですが同じところからの燃料漏れのようです
良く見えませんがばっちりガソリンが漏れているのだけは確認できます。
この時の作業のブログを見ながら分解します(笑)
しかし殊の外、分解が大変です。邪魔者は菱から外していきますから。その分解の流れは先のリンクからどうぞ
全部外しました。センド、リターン、途中のホースの3本です。
なんということでしょう? 片方はささくれクラックだらけ
エルボーホースもかなりひびが入っています。
ホースの傷みはほぼ全体に及んでいます。
一方、もう片方のホースはまるで違うものみたいな感じです。これはリターン側ですから、ほとんど圧力もかかっていないのです。
一応耐油耐圧ホースとして買ったのですが...
実はGWの前に、愛知県のブログを見た同業者の方から、この修理を予見するような電話があったのです。
ウルトのこの型番のガソリンホース、2年前後でぼろぼろになって激しい燃料漏れ起すよって
確認するまでもなく、ユーザーさんからお電話をいただいてしまったのです。
直したところからまたガソリンが漏れていると! まるで予言のようでした。
ではホースを新調しますが
右側が以前新たに買ったブリジストンの耐油耐圧ホース。
左は以前このクルマで使用したウルトのホース
ブリジストン。これ何のために買ったのだったかなあ?でもあってよかった
一方、ウルトのホース。オートクラフトの浅沼社長の話だと、あんなにウルトのオーソリティだったのに、もう数年前からウルトは付き合いがないそうで、今は海外から輸入しているそうです。でなんでやめたか尋ねると、ウルトの商品はみんな中国製になってしまい信頼性に欠けるそう。うーん、まさしく今回の件のよう
やっと出来上がり。おひるごはんを挟んであさイチで預かって午後3時頃に納車。
でももーれつに疲れたあ〜 僕の熱意でクルマが乾いていましたわ。
問題はこの後の請求についてです。自動車整備振興会でも整備保証は1年間、今回は2年ちょっと経っている。製品の劣化が早いのを予見できなかったなど理由はありますが、車検ごとに交換するような部品ではありませんからね〜。
ところが、部品や材質が起因するトラブルってほかにも結構あるんですよ〜
車検上がりの155TSスーパー。
次はエアコンの修理。
エアコンはとにかくゲージを付けることから始めます。
ゲージをつければいろいろなことが解ります
まずはガスは入っているようで、一安心です。
次に実際に動かして冷えの状態を確認してみます。
クラッチが入って
ずんずん圧縮し始め...と思いきや、低圧はわずかに下がるものの高圧はまるで動きません。
コンプレッサーのコントロールバルブ不良でしょうか
ところが面白いのは涼しい日や夜は結構冷えるのです。
つまり直射日光や極端に暑い日が来ると冷媒の圧力が上がり、ワンウエイを維持できなくなって、せっかく圧縮しようとしても冷媒が低圧側に
戻ってしまうようです。最初のテストは
暑い日でしたから
コンプレッサーもかなり使い込んだ様子です。そろそろお役御免でしょう
ところがリビルドのコンプレッサーが見つからなかったのです。
これにはまいりました。毎回そうですが、ちょっと古いクルマの修理は部品の入手との闘いでもあります。
この前まで出たとか、ネットで見たとかは通じません。可能であれば手に入れるべきかもしれません
日本電装の物なのに、川崎のMDRもICSにもリビルドの在庫はありませんでした。
しかし鴨下商店で一つだけ見つかりました。見なかったけどジャパンリビルド製かな?2日もかかってしまいました。国内最後じゃないかな?
でも、たぶん、たぶんね、コントロールバルブだけならO/Hできるんじゃないかな?
先の166はたぶんピストンかコンロッドが曲がっているからO/Hはできないんじゃないかな?
取り付けようと思ったら、回転センサー部分の造が違うことに気が付きました。
取り換えようかとばらして
どうしようか困っていたら、古い方のコネクタを差し替えればOKじゃんとEくんが教えてくれました。
おー、そうか、その手があったか
めでたく新しいコンプレッサーが付きました。
充填量は700g。結構入りますね。レシーバーもかえたかったのですが、経済性を優先して使えないようであれば後から交換する方向で落ち着きました
最後にガス漏れ検知液を入れてエンジンをかけてみます
結構な温度加減でございます。
後は本物の夏が来たらどうか?
さすがにあの日差しや気温は再現できませんから、様子を見ます。
車検整備の155TS。ワンオーナーの2ケタナンバー。
時代は令和ですが、昭和の流れを汲む可愛がられた1台
日頃の心がけか実にスタンダードな内容で車検を更新します
パッドもブーツ類もOK!
ブレーキフルードは毎回交換します
サスエンションも若い。アラゴスタの車高調。一番柔らかにしているとブレーキの検査でクルマが跳ねるので
少し硬くして行きます
マフラーは限界すれすれ。錆穴だらけマフラーパテだらけのマフラーをさらにマフラーパテで包んでやり過ごします。
次回は交換したいですなあ。
T/Mオイルの交換もオーダー頂きました。
かなりクラッチが重いのですが、そろそろ3点交換が近い。
ついでにクランクのリアシールも交換したいですねえ。
オイルが出きったら
75W-90を入れておしまい。たったこれだけ。25年落ちのクルマですがなかなか優秀。
2年前にいろいろやったもんなあ。
ハイビーム検査だし、E-だし、いいぞヤングタイマー。
次回エアコン修理編です
突然ですが、155です。しかもTS。しかもファイナルエディション。
旧車をなめたらあきません。つぎつぎ攻撃など一振りでぶっとばす、強烈な右フックが来ます。
エンジンをかけてしばらくアイドリングさせると水温が徐々に上がり始め、90℃あたりで落ち着くのかと思いきや、ちょっと目を離した隙に、一気に130℃オーバーになってしまうのです。
一大事なのでエンジンを止めて様子を見るとラジエターのサブタンクのLLCはおっとりしています。沸かしたやかんの中のようになっていません。
ラジエターホースも温かいですが、沸騰していることからすればかなり開きがあるようです。配線図を追ってみてみると水温計はこのセンダーから一直線に来ているようです
ちょうどサーモのセンサーの後ろ側のコルゲートチューブで見切れているところです
コネクターを外すと
メーターが当然こうなります
これはセンダーが原因で解決。しかし、この部品。これの中古持っていたのになあああ。捨てちゃった・・・・ しかも最近。
ところで、エンジンを温め続けても一向に電動ファンが回ろうとしません。
いくら何でもこのままでは、本当にオーバーヒートしちゃうやない。
こちらも点検しないと
まずは原理原則にしたがってヒューズから
切れてない様子
まさかと思い、ファンの手元で電圧を図ってみると
まさかの14V。
なんだ、このファンモーター壊れてんじゃん。
部品どうするかなあ? こまったクルマだ・・・
お金かけられない事情があるのですよ・・・
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