コントロールバルブを交換して
ドレンから出てくるまで入れます。40℃を過ぎたらドレンを締めて出来上がり
いやー、連休でした。みなさんいかがでした?
あたくし、今月は結構なハースケでありまして、仕事でハースケなのではなくプライベートがハースケなのであります。
体の悪い年寄りの面倒を見ることになり、その準備と、例年のことですが地元の神社のお祭りに加え、甥っ子の結婚式がありまして
それがまた1週間のうちに全部行われ、その準備は2週間前から本格化。まだ残り1週間後にさらにいろいろ作業があって
自動車の修理の仕事がかなり滞っています。
そんな中行われたミラー交換。
色を合わせます。ミラーカバー単体の塗装なので気は楽ですが、白い色は何気に奥深い
当然、カラー番号がありますので、データ通り作るのは簡単ですが、だいたいデフォルメしすぎてしまいます。
僕は白い色は白原色からスタートして、何かしら色を入れて近づけていきます。
右はデータ通り 左が白原色に黒などを足したもの
一見グレーに見えますが、作ってみると意外に色が濃いように見えます。
これがデータ通り。
これが後から作ったもの。よく見て、拭いたりしないと水垢の分までわずかに調色してしまいます。
新品はグレーのプライマーで来ました。ベースコートシンナーで溶けるので、この上から塗装します。
脱脂はプラスチッククリーナーだけです。
既に組んでしまいましたが
ミラーベースはこんな感じ。取り付け前にコネクターのピン位置を確認して
パコーンとはめ込むだけです。
台風が猛威をふるった一件でした。
千葉県や神奈川県など台風により被災した方が一刻も早く笑顔を取り戻せるよう、心よりお祈り申し上げます。
いやー、連休でした。みなさんいかがでした?
あたくし、今月は結構なハースケでありまして、仕事でハースケなのではなくプライベートがハースケなのであります。
体の悪い年寄りの面倒を見ることになり、その準備と、例年のことですが地元の神社のお祭りに加え、甥っ子の結婚式がありまして
それがまた1週間のうちに全部行われ、その準備は2週間前から本格化。まだ残り1週間後にさらにいろいろ作業があって
自動車の修理の仕事がかなり滞っています。
そんな中行われたミラー交換。
色を合わせます。ミラーカバー単体の塗装なので気は楽ですが、白い色は何気に奥深い
当然、カラー番号がありますので、データ通り作るのは簡単ですが、だいたいデフォルメしすぎてしまいます。
僕は白い色は白原色からスタートして、何かしら色を入れて近づけていきます。
右はデータ通り 左が白原色に黒などを足したもの
一見グレーに見えますが、作ってみると意外に色が濃いように見えます。
これがデータ通り。
これが後から作ったもの。よく見て、拭いたりしないと水垢の分までわずかに調色してしまいます。
新品はグレーのプライマーで来ました。ベースコートシンナーで溶けるので、この上から塗装します。
脱脂はプラスチッククリーナーだけです。
既に組んでしまいましたが
ミラーベースはこんな感じ。取り付け前にコネクターのピン位置を確認して
パコーンとはめ込むだけです。
台風が猛威をふるった一件でした。
千葉県や神奈川県など台風により被災した方が一刻も早く笑顔を取り戻せるよう、心よりお祈り申し上げます。
つい先日オイル交換をしたカングーが思わぬ形で入ってきました。
先日の強力だった台風15号の爪痕で、ミラーが壊れてしまったのです。。
なんとかわいそうなことに、ミラーが中身までやられています。
さっそく取り外して中身も見てみます。
比較的簡単に外れるのは欧州車の良い所。国産車ではこうは昔から行きませんでしたからねえ。
外気温センサーも付いています。
ヒーターの熱線もあるじゃないですか。
ドライブユニットのガイドが無くなっています。
本来ここにはギザギザのレールがあるのですが、粉々になってしまっているようです。
この部品は出すメーカーと出さないメーカーがあります。
ルノーは後者で、アルファロメオは前者ですねえ。
残念ながらミラーASSYでの交換となります。
あの、ガイドは割れやすいので、分解するときにも気を遣う場所です。
ルノーはいろいろ日産と揉めましたが、今も日産に部品発注するのです。
世の中ではデカングーの愛称で区別されるカングーU
先日買っていただいた物です。このクルマ、実に高い、これは26年ものですが、この型のモデルのATは本当に奪い合うように高いのです。
この一つ前のラジエターグリルの無い方はまだ安いのですが、それでも決してお買い得とは思えません。ちなみにこのカングー人気、先代のモデルにも波及していて、先代も内容が良ければ決して安くは買えません。
とはいえ、このクルマ、フランスの自動車です。いわゆるイタフラに属するクルマですから、このクルマの新しいユーザーはドイツ車からの乗り換え組なので、先々かなり心配があります・・・
エンジンはおなじみK4系エンジンです
そういえば先日、タイミングベルトの交換後エンジンがかからなくなった旨の電話をいただいた業者さん、お伝えした電話番号が間違っていたので、もしこれをご覧になっていたら再度電話ください。
3.6万キロで、ちょうどブレーキパッドを使い終わった感じなので前後とも交換することにしました
見事なくらい使い切っています。ちなみに坂の多い場所に住んでいる方は、パッドの減りが顕著なケースが多いように思います
かなり前に今は疎遠になってしまいましたが、八王子の急な登りと下りの両方がある場所に住んでいた方がいて、ブレーキパッドが2年持たないんですよ。1.5t未満の乗用車でしたが。
リアのブレーキはヨーロッパ車では本当に多い、パーキングブレーキ併設タイプのリアキャリパー。
因みにマツダもこの方法を散見しますね。
このタイプのキャリパー、ピストンを戻すのが本当に大変。
エンジンオイルはリキモリの5W-40ライトドライブハイテック
毎度大変ですが、エンジンオイルフィルターはなかなか外れません。
おそらくこのフィルターパッキンが熱で少し融着するのでしょう
当然、戻すのは手で閉めるだけなのですが、次に交換するときにやはり上の画像のように苦労して外すようになってしまいます。
当たり前ですがA/Cコンプレッサーやオルタネーターがまだキレイ。
ブレーキフルードはブレーキ整備の要ですから2年毎に交換しましょう
新しくて距離が短いので、車検もそれほど手がかかりません。
しかし時が経つのは早いもので、もう今年も折り返しを過ぎて、どんどん年末に向かって突き進んでいます。
今年の夏は今のところ雨ばかりで気温が低いので過ごしやすく、仕事もしやすいので良いですね。農産物は心配だけど
先日、なんだかいろいろ整備したカングーが再びストールを起こすようになり、そのまま様子を見てもらっていたらなんと、レッカーで入庫する事態になってしまいました。
ストールから再始動困難になり、レッカーと。しかしMPIに運ばれる頃にはエンジンが再始動可能に。
典型的なクランク角センサーの異常の症例です。しかし・・・ このカングーは2年たたないくらい前に車検と同時に同じ場所が壊れ、交換した履歴があります。
http://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-7c5f.html
しかし、もうどうこう言っていられないので作業します。
診断機上に乗っているのはこれ。ランチ(本来の発音で言えばローンチ)のデスクに聞いたらフライホイールセンサーで間違いないですね。って前回違うの言わなかった?
トランスミッションの歯数を読むセンサーなので一番下の方にあります。
前回も書いたと思いますが、このサーモハウジングというかオイル通路のブロックを外さないとセンサーを見ることすらできません
外す際にオイルがセンサーに落ちますから、漏れたオイルが落ちて壊れたのかは検証できません。ただ真上にオイル通路があるのでそこから漏れれば壊れるとは思います。
フライホイールの信号用ディスクの溝が見えます。これで点火タイミングを決めていますで、新しい部品と取り外したセンサー。センサーにはメイドインイタリーと書いてあります。ささすがのイタリア製(笑)
ちなみに新しいセンサーはさらに小変更されていました。本来、コネクターも同時交換なのでが、すでに前回交換していますので、今回は当たり前ですが使いまわし。
このコネクターが1万数千円もするのですから!再び組み付けておしまい。
なかなか手強いカングーも既に13年落ちですか?
恵まれたユーザーの元にあるクルマは幸せです。
スロットルボディを交換してエンジンストールが解決したように見えたカングーでしたが
MPIからの帰り道に早くもストールが発生。
なかなか根が深い。再び預かりましたが今回は早々部品を読んでいたのでいたってスムーズ
まずはエラーコードの確認。やはりフライホイールターゲットが入っています。
うーむ。しかし、かくなる処方はコレ
スパークプラグ。距離的にはまだ交換時期ではありませんが、白金プラグとて減らないわけではありません
さっそく交換します
やはり減っています。
こちら新品のイリヂウムプラグ。
一度すべてのエラーを消して試乗に出ます。だいたい30km弱。
データストリームで数値や作動状況を見ながらです。
こちらは一度消してもまた入力されてしまいます。これは後から対処しましょう
各数値が正常なのがわかります。大気圧に吸入空気温度、アイドリング回転数、アイドルコントロールバルブ。
これらは燃料の噴射量を決めるのに重要な役割を果たします
アイドリングのターゲットスピードは768rpmを準拠させたいようです
O2センサーで燃料の濃い薄いのトリミングを行います。またこの自動車はエアフローメーターを使わない代わりにマップセンサー(バキュームセンサー)で吸入空気量を測っています。だからマニホールド圧力が重要なのです。エアフロが入って来る空気量を測るとすれば、マップセンサーは吸い込んだ空気量を測定しているのです。
30kmの試乗では全く調子悪さは見られませんでした。ここでオーナーに一度返して様子を見てもらいましょう。
同時にバックオーダーだったブレーキスイッチが来ましたので交換します。
これは国産輸入車関係なく壊れます。壊れるとギアシフトが動かなくなったり、ブレーキランプが付かなくなったりします。
取り外した方のスイッチは引っ込んだまま出てきません。これが先のDf135 235を出現させていたのでしょう
ほら!消えました
トランスミッションの方も消えて完全にエラーコードが消えました
あとはひたすら乗ってもらって、情報を蓄積していくより道はありません。
こちらもよくこのブログに登場する常連さんです。
常連さんになっちゃあかんのですが...
今回はエンジンの頻繁なストールの修理です。
エンジンがとまってしまう原因は主に
点火信号、燃料のデリバリがあります
具体的には点火時期を決めるクランク角センサー、カム角センサー
点火そのものを行うプラグやイグニッションコイル
あとは燃料ポンプ、スロットルボディおよびアイドルコントロールバルブ
エアフローセンサーやO2センサーでアイドリングができなくなる場合もありますが、あくまで補正なので主信号などからは外れます
しかしこのカングーと言うクルマ、実に不思議な魅力のクルマです。
その魅力にやられた人を大変多く見ます
さっそく診断機を接続。
出ますねえ。でも、一番上はATとエンジンECUの通信不良
2番目は置いといて、3番目は車速センサー、4番目はブレーキスイッチ
5番目もそのブレーキスイッチに関係しそう
一度消して試乗を繰り返します
でも同じコードが入力されます。
ちなみにATの項目を見てみるとやはりECUとの通信不良
となるとDf189のFlywheel Targetなるエラーコード、これがくさい。
一見、クランク角センサーの不良を指すようなコードですが、ランチのサポートチームに尋ねると、マニュアルには
空燃比異常、フューエルトリムの異常とのこと。
全体的にアイドリングが低く、アイドリングを保てなくてストールするような感じ。
特に重い負荷がかかるハンドルを切ってバックするときなどは比較的再現率が高い感じ。
そのことと、1年半ほど前にクランク角センサーを交換している事からスロットルボディの交換に踏み切りました
取り外しは比較的簡単
こちら新しい方。
診断機にTAS学習の項目が無かったのでそのまま取り付けていきます
スロットルボディの取り付く場所はきれいにふいておきます
こんなロケーション
止めているボディには左右指定があります
この車、エアフローメーターがありません。代わりにMAPセンサーでコントロールしているようです
走らせると以下のように変わりました。時々ギアが動かなくなることがあるらしいので、ブレーキスイッチがダメなのは容易に想像がつきます。スピードセンサーは文字通り車速センサー。
このコードたちは消えませんでした
いろいろなシチュエーションを乗りましたがストールはしなくなったようです。
もう少しファストアイドルが長くてもいいように思うんだけどなあ?
と思いながらもお客さんにお返しすることになりました
ところが、この後、恐怖の続編がまだあったのでした
先日の続き。今回は油関係とフィルター関係中心に
エンジンオイルは結局、僕の好きなこれ、Mos2 10W-40でまいります
続いてエアフィルターの交換
エアインテークチューブを外して取り出したるエアフィルター
結構、汚れてます。
エアコンフィルターはカウルトップベンチレーターを外して交換
カウルトップを外すだけでも手間なのに、さらにフタが続きます。
デンソー製なのですね。デンソーはヨーロッパでは社外部品のサプライヤーとしての一面もあるのですねえ
続いてATF。まず、一番外側のドレンプラグの後、オーバーフローチューブを抜きます。
6mmのHexだったかな
ちょうど1年前に交換していますが、ユーザーたっての希望で交換します。
AL4とかのATはATFを交換すると、とてつもなく良いのですよ。
チューブは今回は使いまわしますが、次回は交換しないといけませんね
何本かスペア持っておこうかな? こんなつまらない部品がTMの中で割れちゃったら、オイルパンも無いし、いきなりAT外しになってしまいます。
続いて、ATFを入れます。リキモリのATF、トップテック1200を使うのです
よく、何度も入れ替えたりする方もいますが、1度に何度も交換するのではなく、このクルマのように何回かに分けた方が、僕は良いと思います。
このちっさい穴からATFを入れるのです
約3L抜けたので、先に3L入れてエンジンをかけます
油温が60℃まで上がるのにうんと時間がかかりますから、お茶を飲んで、油温が上がるのをまちます。
今回は50℃を超えたあたりでソレンを開放し、、さらに上から約500ccを足して、余分なATFを輩出させて、66℃くらいでドレンを締めました。
あとは陸運局に持ち込んで、検査を受けるだけです。
ルノーカングー、車検といっしょにいろいろ整備
まずは先日来たショックアブソーバー交換
倒立のストラット
ガチガチに締まってるストラットのオルトナット、回り止めのようなボルトになっています。
Eくんのはちゃんとしたメーカーの銀色サスコン、僕のはちょっぴり安い黒色のサスコン。
組みあがったストラット。ブーツもザックスの純正品、アッパーマウントもザックスのものです。そのブーツが日本になくて、作業が遅れました。でも、ザックスは予定通り入ってきました。ビルシュタインの時はねぇ・・・
続いてリアショック。すごい向きで付いています。
至って簡単な取り付け方法と思ったらコイルオーバーじゃなくトーションバーなんですね。
トーションバーと侮ることなかれ、よくできた乗り心地です
これまでを支えた部品と、これから支える部品
ボルトに全く遊びはありません、完全なトーのみのサスペンション。トヨタなんかは直径が細いボルトが純正で存在して、そのガタと言うか遊びでキャンバーを調整するのです
ルノーもあるのかな?
リアにはトー調整はなく
となると基本的にスラストライン解消は車両のポテンシャル頼みです。
可能ならリアにトー調整やキャンバー調整が付くとぐっとクルマの直進性が担保できるのですがねえ
激しいブレーキ鳴きも解消させます。
ブレーキの無きを解消させるのは意外に難しく、基本的に全交換となります。
ドリルドディスクで4ポッド以上のブレーキは鳴きやすい傾向にあります
しかし、この一般的なシングルピストンのブレーキは基本はパッドの交換ですが、輸入車はローターも盛大に摩耗するので、一緒の交換が望ましいです。
鳴くパッドは何度トリミングしても鳴きます。ローターは表面は減りますが、端っこの外周部分のみ削れにくく、そこがパッドの端をガサガサにささくれちゃいます
ショックも新品ならブレーキも新品。うーん贅沢
リアはホイルシリンダーなどの可動部分の動きを確認して
なんだかドラムを裏から見ると面白いですね。
ABSのコンタクトプレートにハブベアリングが見えます
ブレーキフルードは必ず全量交換。空気中の水分と反応するために、ブレーキフルードの交換を放置すると、システム内で錆びてPバルブが詰まったりマスターシリンダが腐ったりします。2年ごとの交換を心掛けるべきです。
と、いう事で続きは次回
カングーの車検をいただきました
そのカングーで、一部に面白いこだわりのご要望が。
ちょっとした部品の交換
ルノーはダイアロギーズと言うEPC(Electric Parts Catalogue)を使うのですが、このEPCはメーカーによって出来がマチマチで、ルノーは実に丁寧
で、このピラーには
このようなグロメットが入りますが
反対側はなぜかなくっていまして、こういうのは傍から見れば気になりませんが
オーナーならではこだわりなのです
で、アルファのe-perなどではグロメットを特定するのは大変難しいのですが、ダイアロギーズならこの通り。これなら解りやすい
さらに何気なく見てしまうメーターパネルのビス
本物はこういった感じ
しかしなぜか一つだけ・・・
これも、結構探すのが難しいのですが、ばっちり特定できました。
なんとどちらもジャパンに国内在庫がありまして、購入可能です。でもビス1本700円しましたが・・・
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |