2021年06月12日

近未来の自動車

先日お客さんが購入したクルマを見せてくれました
BMWI3です

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電気自動車ですが、発電用エンジンも積んでいます。
あくまで発電用の

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独特のフォルムです

BMWらしく1度押して開くフューエルリッドは
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燃料は電気なので、急速充電用のプラグです

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ルーフはカーボンパネル

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少しヘンな感じのするアウターハンドル。さかさまに付けちゃった感じ

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リアドアはスーサイドドアの逆ヒンジ

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早速乗らせていただきましょう

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自然との協調を訴えるかのようなウッドパネルがお出迎え

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スイッチをオンにすると2つのモニターが光ります

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走るようにする為にはステアリング横のセレクターを動かします
上がD

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下がR

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もちろんリバース時はバックモニターが映ります

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走りだすと、当然ですが実に静か。そしてウルトラスムーズ。基本的にモーターの回転だけなので、変速ショックもなければ
ギアチェンジのラグもありません。
動力性能は全く持って申し分なく、踏み込めば電動車らしい強力な走りもできます。

ラジコンの世界ではリチウム系バッテリーや、ブラシレスモーターの登場で性能を飛躍的に伸ばしましたが、実車の世界も同じようです。
そして何と言っても面白いのが、この自動車の操作、1ペダルだけなんです。

意味が解らないでしょ?

言い直せばアクセルにブレーキまで付いているのです。

それでも解らない?

じゃあ、電車の運転席あるでしょ? 僕、あまり詳しくないですが、1つのT字型のハンドルをがちゃがちゃ動かして、加速やブレーキまですると思うんですが、それと一緒です。

アクセルペダルの踏み代の1/5くらいがブレーキなのです。4/5はアクセルで、踏めば加速します。
しかし、アクセルペダルを完全に戻すとブレーキがかかります。回生ブレーキです。
ブレーキと言うと物理的にパッドやシューをこすりつけて抵抗によって止めるのですが、回生ブレーキは発電させて得る負荷を使って減速したり停止までするようです。

ですからアクセルペダルの離すのを少しペダルに足を載せて、加減しながらアクセルを離すわけです。
すると、うまく減速して最終的に何も踏まずに停止することができるのです。

これ、初めて乗った僕が難なくできましたからおそらく、万人最初からこの操作ができるのだと思います。

5-6kmくらい試乗したと思うのですが、工場近くの細い道に左折する際に、後ろのクルマに曲がる事を知らせる為にブレーキをわざと踏みましたが、それ以外はなんと、1度もブレーキは踏みませんでした

これが近未来の1ペダルドライブなのでしょうか
もちろん、急ブレーキなどエマージェンシーな時にはブレーキペダルは必要なのでしょうが

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リアのラゲッジの下に発電用のエンジンがあって、それで数キロは走れるそうです

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あまり充電の事はしりませんが、基本的にガソリン代はかかりません。
またBMWの購入特典で1年間、充電がタダでできるそうです。
つまり、1年間タダでどこへでも行けてしまうのです。

アルファロメオなど古い大排気量の自動車持ちには考えられない話です

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通常充電用コネクターです

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僕は大好きけんかワイパー

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もう主要な自動車メーカー各社は内燃機だけで動くクルマの製造をやめると言っています
脱カーボン社会を目指し、確かに今まで経験したことが無い、自然災害や気候変動による病気や様々な弊害
もはや、待ったなしの自然環境への配慮
そういった事への一つの答えなのかもしれません。

しかし、こういったクルマだけになってしまったら、ガソリンスタンドや僕ら整備事業者、トランスミッションなどを製造するメーカーなど、自動車に携わる多くの人もつらい目に遭いそうな予感がします。

すごい時代に突入したんだなと思う今日この頃です....

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2021年01月18日

BMW G30のアウターハンドルの取り外し

只今、日本全国166探しを実施中。
詳しくはこちらの記事からどうぞ

是非、お乗りの皆様のご参加お待ちしております

今回もBMW

昔からBMWやメルセデスはドアトリムを脱着せずにアウターハンドルやドアミラーを脱着できる仕組みでしたが

特にメルセデスは昔より例のドアハンドルが前後二個に分かれて外れる、今や世界のスタンダード的な止め方で
2000年ごろに特許が切れたのか、トヨタをはじめ世界中の自動車メーカーが採用するドアハンドルの外し方です

他方、BMWも、それこそ特許の具合なのか、実にうまくかぶらない方法で脱着する独自の方法でした。
E36や46がいい例ですね。もう忘れてしまいましたが、ネジを緩めてステーか何かを移動させて、そのうち取り外しができる仕組み

今回はBMWとしては比較的簡単な方法なのですが、BMWらしい、ひとひねり加えたアウターハンドルの外し方を見てみます

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このグロメットは世界共通。ここ開けろって書いてあるかのようです

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開けるともう見えてますね、何かが

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ただ、なんだかよく見えませんがヘックス? トルクス? それともフィリップス?

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正解はトルクスのT-15です。
だがしかし!
シャフトの直径が細いままの細いドライバーで、なおロングシャンクでないといけません。
ビスの入っているところが細いガイドの先にあるので、シャンクが細くないと入らないのです
さすがにそんなのなかったので、近所の工具屋さんに行きました。

アストロツール。350円くらいかな?
お世辞にも作りが良いとは言えませんが、これはこれでしょうがないか
シャンクが130mmくらい必要です。一般的な80mmでは届きません

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左に止まるまで回せば、簡単に外すことができます

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しっかりコネクターが2つ入っています

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ハンドルは外しましたが、まだ外したい部品があります

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そこでもう一度、さっきの穴を違う角度からのぞっこいて見ますと
怪しげなヘックスが

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そうです、このヘックスを回すと

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ガスケットが外れます。これで完全に外れます
これはリアドアですが、運転席だけエマージェンシー用のメカニカルキー用のキーシリンダーが残ります。

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一方、ミラーはこのハーマン/カードンのツイーターカバーを外します。

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きれいに合わせ目が隠されていますが網側で外すのではなく、隠れている奥の側にある嵌合を外します

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このツメを外すのが怖くてブースで55℃まで温度を上げて取り外しました

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ウエザーストリップに隠れたボルトにご注意。コネクターは小さなツメ2つを押して外します

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ボルトは3つ




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これで塗装の準備はOKです

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2021年01月17日

BMW5シリーズの修理

急ぎでBMWの修理が入庫しました
クルマは現行5シリーズのディーゼルターボ
昔はEいくつとか、最近じゃFいくつとかの開発コードで呼ばれていましたが、この5シリーズはG30というそうです。
もうね、BMWもぜんぜんわからない

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今回修理するのはいたずらキズ。

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しかもかなり深い。鋭利なものでがっつり。しっかりキズをつけるつもりでやっています

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ところでこのくるま、新車からそれほど年数が経っていないので、少し見てみると

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モールのズレ。

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チリはそれぞれきれいに保っていますが

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ドアのしゃくれから下は段差があります。

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クルマは工業製品でありますが、美しいチリを約束するものではありません。
まれに極端に気にする方がおられますが、自動車の値段や価値に関係なくこういったズレはあるものです。
公差なんて言いますが、完全にそろっているクルマはなかなかありません。
特に輸入車については、だいたいバラバラです

とか言っておきながら新車が来ると真っ先にあちこちチリやプレスラインを見たり触ったりするんですけどね(爆)

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2020年11月23日

BMWディーラー

かつて埼玉県下のBMWディーラーでブイブイ言わせていたセントラル自動車技研株式会社がBMWとMINIのディーラー権を関西のGライオングループに譲渡しました

僕も何度もお世話になっている関係もあるので、なんとなくこのニュースは気になってはいました。


途中までしか読めませんが(笑)
以前に部品屋さん経由で噂は聞いていたのですが、ガセだと思っていました。

で、関東では馴染みの薄いGライオン。
思わぬところで名前は聞いていました。

いすゞスポーツやアイビーのK玉社長のオークションで販売した旧車が、結構Gライオンが買ったりしたそうなのです。
だから旧車の販売店のイメージだったのですが、かなり大きなグループ企業なのですね。

埼玉県下のBMWディーラーも相当な規模なので、大変かと思っていましたが、みなさん底知れぬ財力がおありなようで...

とはいえまだまだセントラル内にはハーレーやジャガー東京やマセラティ埼玉など様々なディーラーがあって、ほんの一部に過ぎない事を併せてお伝えせねばなりません。


食品までやってますのね。
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2020年02月05日

成約御礼 BMW325i

MPIではちょっと珍しくなってしまったBMWの成約をいただきました
古のE30、325です。325i。
六本木のカローラと呼ばれたクルマです。

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だがしかし今やE30も昨今の旧車ブームに乗って結構な値段なのですよ。
もうこのクルマでも30年落ち

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時が時なら左ハンドルは手が出ませんでしたが、既にクラシックカーですから国内消費と輸出組を出し抜いて買わないいけません。あなおそろしや旧車ブーム
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でもこのクルマ、さすがドイツ車。下回りもめちゃくちゃキレイ
大事にされていたようです

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マフラーなど部品が普通に出るのが実に、実にすばらし!
やはりアルファロメオと大きく違うのはモールなど一通り外装の艤装部品が普通に出ます

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油漏れもほとんど見当たりません。整備性も大変よさそう

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実際に走行してみても悪いところが出てきません

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E30というクルマは僕にとっては10数年単位で出てくるクルマでして
最初はキャリアをスタートさせた30数年前、ディーラーの仕事をしている工場に就職しまして、僕の自動車整備人生が始まりました
2度目はMPIをはじめて1-2年くらいの20数年前、初めてMPIで販売した輸入車がE30の325Mテクでした。
お客さんは名古屋と東京の往復をして大変よく乗って頂きました。
3度目はお客さんから譲ってもらった10数年前、それも325のツーリング。BBSのホイールも凛々しいブルーのシャコタンでした
そして4度目はこのクルマです。

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頑張って作業して行きたいと思います。
お買い上げいただきありがとうございました
posted by admin at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | BMW