2022年02月11日

ジャガーX typeのステアリングホイール交換

ちょっと前の話ですが、ステアリングホイールを交換しました
コンビハンにしたいそうです

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外し方は? 良く知らないですが、セオリー通りに参ります。
と、思ったらハンドル裏側にボルトホールがありません。
エアバッグがボルトで止まっていないのです。

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まずは見通しが良くなるようにコラムカバーを外します

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裏側を覗くと四角い穴があります。ここからスプリングをずらして外すパターンです
シボレーアストロがこれに近いタイプでしたね

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下と左右にスプリングをずらすサービスホールがあるので、細いマイナスドライバーなどでずらしますが、なかなか難しいです
時間がかなりかかりましたが、どうにか外せました

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配線類をどけたら、真ん中のでかいトルクスのボルトを緩めて、ステアリングホイールをひっぱって外せるようにしておきます

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スポーンと取れましたね。

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続いて新しいウッドコンビハンドルを取り付けます

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ここからは翌日になりますが、この日の夜に入庫予定だったマセラティがエンジンがかからないと入電
結局、居残りになってレッカーを待ちます

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遅い時間のレッカーはご近所の手前、しずかーに作業します

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バッテリートラブルでした

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翌日、試乗を繰り返して問題がなければ納車です

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恵まれたユーザーの下にあるクルマは大事にしてもらえるのでいいですねえ

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2021年03月22日

ジャガーXタイプ フォグランプをLEDに

ジャガーのフォグランプをLED化します
フォグはH11と最近のクルマでも良く使われる規格です

国産のPIAAのバルブセットを使います。

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そこらの中華製の安物とは違う重厚感!

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この嫌味なまでの自己顕示のメーカーロゴがそこかしこにあります。
最近のフェラーリみたい。ボルトの頭に跳ね馬のマークが付いていますからね

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大きさも申し分ありません。アンプが付いているので、どこかに貼り付けておきます

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発光させました

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強烈に明るいです!! これはいいですね。対向車まぶしいのかな?

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やっぱりライトが変わるとイメージも変わりますね

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先に取り付けたヘッドライトより明るい?

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厳密に言えばフォグがヘッドライトより明るいと車検に通らないんですけどね

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これは満足度120%
SDGsも120% なんのこっちゃ
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2021年03月17日

SDGsなヘッドライト

オーナーチェンジでいろいろなディテーリング作業を施すジャガーXタイプ
今回は持続可能な開発目標をお客さんから依頼されての作業です。

あらゆるライトバルブのあらゆる形態のハロゲンバルブを終わらせるという目標

ヘッドライトユニット内のバルブをすべてもぎってLEDに交換します。

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ヘッドライトASSYの脱着はフロントバンパーを取り外して行います。
フロントバンパー自体は上側と下側のほかにフェンダーライナーにもボルトが隠れています。
それを外してもバンパーサイドサポートがしっかりバンパーの突起を咥えてますから結構力づくで外します

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何度もリコールを経験したヘッドライトです。
現段階ではすべてハロゲン電球ですから、すべて交換します

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多くのヘッドライトは設計に自由度があり、奥行きが長く作られている場合が多く、今回のようにはろゲンバルブからLEDに交換できることは珍しい事ではありません。皆さんも今回のようにLEDへのコンバージョンができるか、ぜひトライしてみてください。その結果が及ぼす技術的、あるいは経済的損失や瑕疵に一切の責任は持ちませんが(笑)

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このジャガーXタイプもかなり奥行きがあります

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今回はハイローのそれぞれのバルブだけでなく、ポジション球やウインカーまでLEDに交換します。

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純正はハイローともH1を使っています

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それをこんなに大きなLEDばるぶに無理くり交換するのです

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ポジションもLED

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ウインカーもこの後LEDになります

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ハイビームは比較的しっかり収まりますがロービームはうまく収まりません

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そのままでは持続可能な目標に到達できませんので、針金で無理くり縛って止めてしまいます。

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スプリングが止まらない部分を締め上げました。

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結果がこれ。

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超人工的なまぶしい光になりました。
まずはポジション球

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ロービームのプロジェクターライト。
竜の目ライトと呼んでいます。ここが白内障になって光量が出ず車検に落ちるクルマが多いですね

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もちろんハイビームも強烈

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ウインカーの明るさも負けず劣らず

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照射力抜群ですから、きっと夜道も明るいでしょう。
車検が少々心配ではありますが

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2020年05月25日

ちょっくらJLRまで

先日、注文した部品を引き取りにジャガーランドローバー川越に行ってきました

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仕事そっちのけでクルマ見ちゃった

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レンジローバーの最上級、バイオグラフィー。
何から何まで素晴らしい
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このクルマ、プラグインハイブリッドなんですよ

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こんな高級でデカイのにPHVとは。もう家買う人は200Vの引き込み作らないとダメですね。

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黒いパールのボディが恐ろしいまでに美しいです。がっちり磨いててろてろの肌です。

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もう一台。さらにデカイ、SVオートグラフィ
しかもロングボディ

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もうこれでもかと言わんばかり。

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その徹底ぶりはこのようなカタチで。もちろん走行中は使えませんよ

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リアシートはとことんまでやってあります。
ビジネスシートがコンセプトだそうで。オットマンに新幹線についているような折り畳みテーブル
贅の限りを尽くしております

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それなのにお値段たったの20,980,000。
読売巨人軍で使われていたクルマなのににせんきゅうじゅうはちまんえん
お安くなっておりますので是非この機会にどうぞ

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こちら後期XE。かっこいいですねえ

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こちら630マン。なんか安く感じてしまうのは何かがマヒしているせい?

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これはナンデスカ?

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これね、ジャガーIペイス。完全な電気自動車。エンジありません。トランスミッションありません
とんでもないクルマです。
でも、SUVなの? セダンなの?
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全輪駆動。どんな道にも対応できちゃう

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あ、なんだか乗せてくれるそうです

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もちろん、ブルルンと言う音はまったくしません。すーって音もなく走り出すのです

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もちろん、普通のクルマのようにガソリン計などありません、その代わりバッテリー残量が出ています
エアコンを入れる走行可能距離が減りますが、大阪まで1回の充電で行ってこれるそうです

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もう、電気自動車の時代もあと少しの所まで来ていますね
試験的な位置づけのくるまなのでしょうが

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同時に僕らの仕事もこういったクルマに蝕められていくような...
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2020年05月21日

ジャガーXKRにやっちまった事 最終回

銀行振込だけとなった以上、迷う道はありません。
今日、犯罪もインターナショナルになり、世の中は何事も疑ってかからねばならない時代
いきなり銀行に丸腰で行っても、どうせ国際送金などできまいと思い、まず工場近くの埼玉りそな銀行に行きました
最近めっきり行くことがなくなったカウンターの方。今やほとんどお客さんがいません。まあ、都心の店舗は違うのでしょうが
カウンターではなく、それより前にいる御用聞きのお姉さんに用件を伝えるとしばらく待たされた後、間仕切りのお部屋?で、
まず、海外送金はできる店舗とできない店舗があって、僕の行ったお店はできない店舗だと。
また、同じりそなグループでも、りそなの口座だと埼玉りそなでは扱えないそうです。

そこで何が必要なのか聞きました。
どうやら身分証明書や銀行印のほかにマイナンバーが必要だそうです。

ふむふむ、やはり先に聞いといてよかった。
数日後、口座のあるりそな銀行に朝一に電話をして、海外送金をしたい旨を伝えるとできる場合とできない場合があると言われ、その基準は何か? と聞くと折り返し電話すると一度切るも、待てども電話が来ません。
埒があかないおで直接行くことにしました。

クルマで5-6分、9時40分頃、銀行に到着するや御用聞きのお姉さんにワケを話すと、先ほど電話に出た担当の方がいらして、かようなことを語り始めました。
りそなの人(以降り)「まず、お客様が送金できるかの審査を行います」
僕「えーっ?審査って預金額? はたまた金融審査?」
り「いや、そのどちらでもないです。送金ができるかどうかだけの審査です。どなたでも利用できるわけではありませんで...」
さらに 
り「この送金に至る内容を裏付けるエビデンスも必要になります。」
これはやり取りを記したメールを印刷して持っていたのでOKです。

まずこれにOKが出るまでに20分ほどかかりました。本部で審査するような事を聞きました。
そしてまずこんなチラシを

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ここでいろいろ話をされました。
1.現金を送る事はできず、口座に入っているお金を送ります。当日に口座に入れたものでもだめです、とのこと
2.送り先によっては先の国の振り込み手数料も必要になります。

まあ、2は想定内でしたが1は知りませんでした。思えばもう海外に現金を送るなど10年以上やっていないのですから
専用の書式を記入します。

送金先の氏名 送金先の口座 この辺りは当然用意していましたが
送金先の住所、送金先銀行の住所、マレーシアの銀行の名前が読むことすらままならないのに..

HONG LEONG BERHAD って銀行
スマホで調べながら進めます。

送金目的は簡単ですが、原産地、船積み地は一瞬考えました。
あんな小さな部品に原産地なんて書いてあるまい、と思ってイギリスに、船積み地はよくわからないのでクアラルンプールにしました。

一通り書いたら書類を持って、奥に行き、本部の指示を受けては僕の所に来て書き込んでを数回続けます。
ここでは1時間くらいかかりました。
面白いのが「特に受取人に伝えたいメッセージ」に何か書かないといけないと言われた事で
じゃあ、Best regardsって書きますか?と聞いたらそれはダメですと(笑)
Purchase for auto partsとでも書いたんだったかな?

一通り書いたら再び審査です。ここでも30分くらいかかりました。
で、その間に出勤のための伝票を書きまして
り「本日、いつの間にか引かれますから資金を移動させないようお願いいたします」とのこと
全ての手続きが終わって銀行を出たのは既にお昼でした。

手数料?
下にその時の伝票をアップします。
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部品そのものは11.63ドル=1213円が送料込んで4172円。
それが振込手数料10000円
手数料がぶっちぎりで高いという....

これから日が過ぎて、3月25日ロックダウンのさなかのマレーシアから来ました

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到着した旨と満面の笑みの僕の写真を貼付してマレーシアのJLRディーラーのSyedさんいメールしました。
長く続いた部品探しの旅も終わりの瞬間が来ました。この部品をぱちんと嵌めたら完成です。

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恐ろしく高くついてしまった事をユーザーの方にお詫びしつつ、輸入車の難しさを痛感した出来事でした。
もちろん、似た色で塗装する方法も考えました。しかし塗装すると
質感が変わります、又このグロメットだけ塗れないのでエスカッションごと塗装すると、爪が引っかかれば塗装膜がはげるなどマイナス要素も沢山あります。
ただ、最悪の事態は考えました。見つけることが出来なければ塗装しか方法が無いのも事実ですから

部品はなんでも大丈夫な方もいれば、こういった趣味性の高いクルマは純正部品でなければならない人も存在します。
直っていれば、安ければなんでも良いとは限らないのです。


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2020年05月17日

ジャガーXKRにやっちまった事

なんとも不穏なタイトルですが、修理をしていた2月の終わり、僕は困っていました
レギュレーターを交換していた事は既報の通りで、その記事中にインサイドハンドルエスカッションのグロメットをドリルでもんだという記述をしました

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ドアのエスカッションを守る為で、おかげで硬く閉ざしたままのグロメットも実に簡単に抜けました
ところが、この1時間後、耳を疑う情報が飛び込んできました。

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なんとすべて生産終了となっていて、もちろんのように国内在庫はありませんでした。


おお、ジャガーよおまえもか とは言いませんでしたがアルファロメオの部品のようです。
既にJLRではX100シリーズのXKはクラシックパーツ扱いとなっていて、結構手に入らなかったり、高額だったりするようです。
ところでこの部品、他に外す方法もあるのですが(知りたい?)、部品はあると思い込んでいたために招いた惨劇なのです。

ちなみに日産のR32GTRもヘリテージパーツと分類されてニスモ扱いとなり、今までの日産部品番号で検索しても製造廃止もしくは終了となり、新たにNISMO品番で全然違う値段になって再登場しているのです。

これは日産がズルいのではなく、おおよその各自動車メーカーでリプロしたりヴィンテージ扱いされている部品はだいたいそうなります。

部品が無いのはこのグロメットだけでなく、ウオータープルーフシールドもありませんでした。
幸いこちらは剥がすより先に、製造廃止の情報をもらったので、丁寧に剥がして無事でした

しかし、穴を開けてしまった部品... 覆水盆に返らずで もはや元に戻すことはできません。
まあ、海外にも出回ったモデルだからどうにかなるだろうとイギリス本国をはじめ
アメリカ、カナダ、ドイツなどなどにオファーを出しました。
ネットを覗いていると間もなく、In stockだの2piece stock availableなどと言う文字が踊りました。
まあ、こんなもんどっちゅうことないだろ、とタカを括っていましたが、返ってきた返事は、ことごとくNo longer availableでした。

さて皆さん、日本のようにお客本位で商売するスタンスを真に受けたら、海外取引では痛い目に遭うもんで
この「さも在庫あるよな」商法はどこの国でも見ることができます。過去のキャッシュと言われればそれまでですが
こういった事例にとどまらず、送ったと言っている割に来なかったり、ぜんぜん違うものだったり、請求だけされて物が入ってなかったりと、海外取引の経験がある程度ある方なら経験されたことが、結構な確率であるのではないかと思います。

MPIで部品を持ち込みを徹底して禁止しているのは、自動車の内容を知らないのに適当にオーダーされた部品がさも正しいと信じ切って、間違った部品を持ち込まれることを防止する目的でもあるのです。
いや、誰にだって間違えはあるよ、と言う御人。間違いかどうかわからず、作業をしてしまった側の気持ちを考えてください。
と言ってもわからないかもしれませんが、再び分解して組み付ければいいじゃないか、工賃を払えばいいじゃないか
とお考えかもしれません。いうのは簡単、しかし実作業は本当に大変です。
しかし、その作業、苦労に見合った対価なのか? 地獄の苦痛の中でどうにか取り外す部品が違っていたら、果たしてカネだけなのか? 
まあ、愚痴はこれくらいにして

各国のebayやamazonまで目を皿にして探しましたが、結局どこにもありませんでした。
困り果てたときに、このサイト

ここにメールしたアメリカの販売店から思わぬ情報が来たのです。

Hi Ogawa,

The part GJA1108ACLEG is no longer available from Jaguar and I do not have any in stock.

The closest dealer to have them would be SISMA Auto in Malaysia
(部品はないのに未だにページはあると言う....)

なんと、同じアジアのマレーシアにあると言うのです。
半信半疑で、紹介してくれたダイアナさんに、次回日本に来ることがあったら、相撲を見に連れてってあげるのと、一杯おごる約束をしてシンガポールのJLRのディーラーにメールをしたのでした。
しかし、2ドルの部品ですよ。220円くらい。

これも次回に続く。


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2020年05月15日

ジャガーXKRのウインドウレギュレーター交換作業

ちょっと古いハナシになってしまうのですが、今年の2月に再び入庫したジャガーXKR、X100と呼ばれるシリーズです。
美しいクーペですね

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前回お預かりし納車した際に、今後の他の作業をの必要性を聞かれていくらかの問題を指摘しました。
問題と言うには少々浅いように思いますが...一応ね

そのひとつがウインドウレギュレーターです。昨日はマセラティのウインドウレギュレーターだったので、2日連続レギュレーターです。

この手のクーペに多い、ドアハンドルを引くと2-3cmガラスが下がる例の仕組みです。
それがあまり下がらなくなってしまい、時にはほとんど下がらず ドアを開けるスピードに到底ついていけない状態です。
これはウインドウレギュレータの問題で交換する事に相成りました

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きれいな内装もバラバラにしていきます。

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まずはドアスイッチを外します。その前にスイッチのビスを隠すカバーを外しまして

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ビスを外してスイッチを外します

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スイッチを外したらそのビスを外して、返す刀で

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ドアグリップ内後ろ側のビスを外します。

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画像が反対側で恐縮ですが、ドアエスカッションのビス隠しを外します。

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しかし、簡単に外れず尖ったもので作業しているとエスカッションを殺めてしまう恐れから
こういった部品はショートパーツと呼ばれ、作業と共に壊してしまったりする部品なので気持ちよくやってしまいます

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エスカッションを守るために犠牲にしました。

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実はこれが後々大きな問題になるのですが...

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ウオーアープルーフシールドは恐ろしいまでにしっかり接着されています。

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これもゆっくり丁寧にはがします。これも後述しますがキレイにはがさないと面倒な事になるからです

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きれいにはがせばサービスホールは大きく作業性は良好です

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古いレギュレーターはギア式で、先日マセラティで話した通りレギュレーターそのものは壊れません。

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ウインドウモーターを交換します。これが結構なお値段です
しかし、ここはキモで信頼性の高い部品でないといけません。
理由?それは簡単ですよ、それは...

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国産車に近い仕組みですね。

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更に作業を進めます。つぎはアウターハンドルガスケットの交換です。
アウターハンドルを外します。ガラスレギュレーターが無いのでらーくらく

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このガスケットがパリパリに割れてしまうのです。輸入車あるあるですね

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こんな感じになります

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外した後はしっかり雑巾などでしっかり泥汚れをぬぐっておきましょう

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純正品ではありませんが、ガスケットだけで出回っています。
いろいろなタイプがあります。純正品が良い場合はドアハンドルごとになります。
当然塗装が必要になりますね

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こんな感じでフィットします。
後はこの逆でどんどん戻します。

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しかしこの後、とんでもない事態になってしまうのです
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2019年11月24日

ジャガーXKRの下回り作業

もうこれまたずいぶんお預かりのXKR
今回は下回り編。

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ジャガーXKRに限らず車体重の重いクルマは、足回りもデカイので、その分傷みやすい傾向があります。
今回はかっさかさになってスポンジが分解されて出てきているアッパーマウントを交換します。不快なコトコト音の温床でもあります。

美しいサスペンションです。華奢なアッパーアームを突き抜けてロアアームに至るストラットを外します。

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サスペンションはダブルウイッシュボーン式なので調整はシムで行います。そのためアライメント調整はかなり大変で、シムは基本的に元あった通りに戻します。それゆえ、分解時にはどこにどのようにシムが入っていたかを記録する必要があります。

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スタビリンクも消耗品なので交換します。

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取り外したストラット。アッパーマウントのスポンジががっさがさなのが判ります。

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昔のXJで300だったか?はフロントサスが古風なダブルウイッシュボーンのコイルオーバー式で、ロアアームに立派なコイルスプリングが嵌っていて、事故などでそのスプリングがロアアームの薄い鉄板を突き破ってスプリングを発射してしまったのを修理したことがあります。大昔です。

それからすると、ある意味XKRはフツーと言うか現代的なフロントサスペンション形状です。
まあ、あっちはセダンだしなー
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分解している間もビスケットの中のオレンジ色のクリームがポロポロ出てきてしまいます。

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りっぱなアッパーマウントですね。値段も高いし

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スタビリンク。どんどん作業を進めていきます。

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おー、キレイ。kireimo〜

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アッパーアームにフルクラムボルトが突き抜けます。かつてのスーパーカーのようです。

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ナックルのところにABSのコンダクタプレートが見えます。

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今回直接関係ありませんが、リアサスペンションも見てみます。
なかなか見る機会もありませんからね。リアにもかわいいスタビが付いています。

リアはかなり頑丈そうなクロスメンバーにすべての具材が載っています。
デフから出ているユニバーサルジョイントが丸見えです。

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サイドメンバーにはバンプラバーが付いています。

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面白いのが上の画像のリアストラットの取り付けは、車内の造作を一切触ることなくリアサスのアッパー側が縁切りできることです。そしてもっと面白いのがロアアームが直接スプリングシートになっているところです。

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知らずに外してしまうとバネを発射してしまいます。ですからショックアブソーバーなどを交換する場合はこの仰々しいサスペンションをユニットごと外して、クロスメンバーに付けたまま、スプリングコンプレッサーを付けて分解していくのですね。
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しかしトラックのようなユニバーサルジョイントむき出し。

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デフサイドにABSのコンダクタホイールがあります。
新しくもあり、古さも感じさせる、モダンレトロとでも言いましょうか、よくできたリアサスペンションですね。
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2019年11月17日

リコールの不思議

先日、JLR川越にリコールをお願いしていたXタイプを取りにいってきました

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今回、リコール作業の内容はヘッドライト交換と燃料ポンプです。

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面白いとか言っちゃいけませんが、このリコール、なんとどちらも再リコールなのですね

まずは燃料ポンプ

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どうもハンダが割れるみたいですね。
発生件数5件となっていますが、アルファロメオの燃料ポンプなどほぼ全車、ポンプ上面に亀裂ができてガソリンが漏れますがリコールなどどこ吹く風。なんか頑張るとダータで直してくれるとも聞いたことがありますが

続いてはヘッドライト

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これも再リコールですね

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光軸調整のプラスチックのボルトが折れるそうです。
欧州車にはありがちな、VWなんかでも簡単な衝撃でわれてしまうものが多いですけどね。

でもこうしてリコールしてもらえるだけありがたいですねえ。古いクルマなのに
アルファロメオは絶対数が少ないからかな? まーずリコールなんて聞かないなあ。
新しいモデルにはありますよ。でも166や156では聞いたことありません

絶対数が少なければ声を上げる人も少ないから? 世界的に見ればありそうだけどなあ〜?





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2019年10月17日

うまくかみ合わない日

  何故か何をやってもうまくいかない日ってありませんか?
僕にはたまにそんな日が訪れるのですが、久しぶりに今日はハマった

まず朝から、洗濯物を外に干すか室内に干すか天気予報を見て考えたりするのですが、今朝は依田さんのお天気検定の「夕方か夜から雨」を信じて、外に干す方を選択したら昼前から雨、しかもかなりしっかり降ってしまいました
雨が長いとツナギ服が乾きません。

朝から土曜日にマセラティの部品が土曜に間に合うように手配しようとしたのに、結局どこも今週末に発送できない、なんてレベルで週末に間に合うように作業の予定を考えていたのですが、残念ながら作業が間に合わず。
すると、来週はかなりハードスケジュールなので、すごい心配。

でも昼にジャガーランドローバーから、XKRのヘッドライトがイギリス本国から来たとの連絡があって、夕方に取りに行きます
土曜の夜から車内のクリーニングに出るので、うまく間に合ってよかった[E:#x266A]

雨のそぼ降る圏央道

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しかし、待っていたのは無情にも違うライト。
全部メッキのハロゲンライト。

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実車のものは中がブラックのHIDのタイプ。
部品の特定は難しいので、日本のジャガーの部品を一手に引き受ける正規部品の大元で特定してもらって
本国から輸入したのに、誠に残念。

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ヘッドライトは実に種類があって特定はなかなか難しいのです。ライトレンズはよほどその車に精通していない限り、僕は直輸入はしません。
仕向け地によっていろいろな仕様があって本当に難しいです。ライトだけは正規の品を買った方が無難です。
高い上に返品が効かないリスクは何者にも代えがたい。

このリスト、全てヘッドライトです。仕向け地や仕様の違いでこれだけあるのです。

ちなみに、XKRの部品は既にクラシックパーツに分類されているそうです。

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既に辺りは真っ暗。暗くなるのも早くなりましたね。

そんな中、一台のレンジローバーが佇んでいます。

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レンジローバーバイオグラフィーのロング! 言うところのLWB
LWB、うーん、響きがかっこいい。

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せっかくのLWBなのに、なんと4人乗り。贅沢の限りを尽くした仕様です。

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テールゲートをあけて、ローラーベアリング付きの引き出しを引っ張ると、椅子になっております。
しかもこれ、SVオートバイオグラフィで5Lスーパーチャージャーで565馬力のトンデモナイやつなんですねえ。

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ノーマルのレンジローバーがなんでもなく見えますが、こちら1500万円しますの

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ああ、いろいろ良いクルマ見ましたが、仕事は全く進まないのですねえ。
帰ってから工場で仕事しますが、それもすれ違いだらけで、いやあ参った。

もー、今日はふて寝しる!

 

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2019年10月14日

ジャガーXK-Rのヘッドライトの不具合調査

さて、預かる時にライトの雨漏りを訴えているので、原因を追います。
ヘッドライトに水滴が多くあると車検に通りません。もちろん、「オレのクルマも漏るけど、車検の前に拭いておけば全然平気だぜ」と言う方もおられるとは思いますが、どうぞ皆さまに合った方法で気の済むようにやってください。

方法はいたって簡単。

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じゃーじゃー水をかければいいのですが、水の侵入は、意外にいろいろな方向からでないと再現性が難しい場合があります。
また、再現出来たとしても流入経路の判断が付きにくかったりもします。論より証拠でとりあえず、ぶっかけてみましょう

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景気よくやります。まずは裏面

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さらには表面。ライトのシーリングはなかなかうまくできていて正常なものならこの程度では水漏れはしません。

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しばらく放水して一定量の浸水が見られます。どこかに必ず穴かクラックが開いているはずです。
この手でよくあるのが事故歴です。衝突した際に修理を担当した人がひびを見落とし浸水ケース。
しかし、分解の途中、事故の形跡は全く見えませんでしたので、この線はハイ消えた。

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続いて怪しそうなところに石鹸水をかけて、中から圧縮エアで穴を探します。ピンホールでもあれば必ず浸水します。またシーリングの剥離などでも穴があればあぶくがたくさんぶわぶわ出てきます。

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ところがどこをどれだけ吹いても一向にあぶくが出ません。全くです。

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しかし石鹸水を洗い流すと少し濁った水が浸入してきます。今洗い流した水が浸入している模様ですね
確実に穴があるはずなのに何回やっても何故かあぶくは出ません

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エアを入れる位置を変えますが変わりません

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怪しいところを変えてやってみますが一向に変わりません

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ちなみにValeo製のライトです、銀色に見えるのはHIDのアンプです。バラストはこの程度の水濡れはぜんぜん平気ですが、社外のバラストは全く信用できません。ハロゲンからHIDにコンバートする場合は、国産や一部信頼性の高い部品でないと水をじゃーじゃーかけると壊れます。

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と、その時見つけてしまったのです。

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犯人はコイツだ〜! 確保!!

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長い時間水分に晒されるとメッキ部品がダメになります。
今回は残念ながら交換と相成りました。でもなんで穴があったのでしょう? 事故? 経年変化?
でも、穴を見るとどうも人的な加工跡のように見えます

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改めてユーザーに話を伺ってみると、X100型にはレンズ内に結露が発生するために穴開け加工が必要だと言われたと。その加工はしてあるとの情報はあったと

でもこんなところに穴などあければ無加工であればどんどん水が入るのは明白。何か情報を鵜呑みにしたか? まー、ネットの文化が進んでいるので分からないでもないけど。

一方、この話を探ると、確かに古いモデルの一部では加工したあと、ちょっとした潜望鏡のような形の部品を付ける時期があったと判明しました
しかしそれはX39〜までのモデルでこのクルマはX42〜なのでそれにも該当しない。つまり間違えた情報を元に加工してしまったようです。

ヘッドライトの中身はかなりな高温になり外気温との差などで結露する場合もありますが、多くのヘッドライトには湿気を抜くためのホースがライトの上向きについていたりします。
温まったライト内の空気は上昇気流となってそれらのチューブから勝手に抜けていきます。
ちなみに空冷のビートルなどは水冷ではない為に温まった冷却水をヒーターに回すことが出来ない為に、エンジン排気熱で温めた空気を足元に出す仕組みですが、モーターファンなど使わず、温かい空気が上に行こうとする力だけで足元を温める仕組みになっています。

 

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2019年10月08日

ジャガーXK-R ヘッドライトの取り外し

今回、車検や修理で預かっている最後のX100系XK-R。ユーザーの方からヘッドライトの不良を強く訴えられていて
まずはライトの状態からスタートします。
美しいクーペはたいがいバンパー外すだけでも結構大変なものです
でも落ち着いて考えれば、調べなくても外し方など見えてくるものです。

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下回りもキレイですねえ。オイル漏れもなく、泥汚れもなく都内のクルマのようです。

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まずライナーの脇をめくりますが、そのためにライナーのボルトやクリップを外します。

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鈑金関係をかじった人なら良くわかると思いますが、こんな懐かしいカタチのクリップを使ってます。

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下側、バンパー奥川の3本のビスを外します。

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フェンダーライナーをめくるとアタマ8mm呼び6mmのボルトが片側に3本づつ止まっています。
どこでどのように止めるのは、長いウレタン系バンパーではほぼ必殺技で、引き取り先で一目見て、脱着プランが浮かびます。

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このクルマは逆アリゲーター型にボンネットフードが開きますので、前回りのボルトが外しづらいったらありゃしない
ここで合計6本のボルトを外しますが注意点があります。手作りのクルマにありがちなアレが入っている場合があります。

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前から後ろからどうぞ〜[E:#x266A]

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この長ーいボルトもジャガーの伝統では?(笑) 怒られちゃうか

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そのアレとはこれです。シムという名前のワッシャー、僕らの間では「かいもの」と呼んであまり使うことを良しとしない風潮のあるものです。手作りのクルマだとよくあるもので、昔NSXのバンパーを取り外したら、ザラーっといっぱいシムが出てきて、もとにもどせなくなった苦い過去があります。今回はバンパーの隙間から見えていたので、地雷を踏まずに済みました。
どこに何枚入っていたかを記録して次に進みます。

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真ん中だけぶっといクリップが入っています。段差をうまく利用してクリップをこじるのですが、古いいらないカードなどを使って座布団にしています。

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バンパーフェシアが取れました。なんっと、真ん中のグリルの網だけが車体残るのです。

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バンパーさえ外れれば、ライトの取り外しなど飛んで火にいる夏の虫。

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まず上側、コアサポートに1つ。

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真ん中よりにスライドさせるレールに13mmのナットが一つ。

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ヘッドライトウオッシャーノズルは嵌っているだけ。

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つまみを持ち上げて後ろに下げるだけで外れます。これは素晴らしい、ぜひアルファやフィアットもこうなってほしい。

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そしてその下、2個。

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あとはコネクターを縁切りして、外すだけです。
次回ライトASSY点検編

 

 

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2019年09月30日

ちょっと遠くまで。

今日は早起きして、引き取りに向かいます

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電車です。しかもシンカンセン。

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こちらとき131号。明日私が旅に出るのはあずさ2号。あれは信濃路か

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向かうはグンマ県。旅のお供はWPB。対して読むところなくなったね。

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高崎〜 高崎〜 最近じゃ新幹線の車内販売ってお弁当とかないのね。お菓子や飲み物あけみたい。風情が無いですね。

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いきなりよく見る電車になりました。

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向かいのホームの電車はなんと小田原行。僕が乗ってきた東京を挟んでさらに西に行くのね。最近はどの路線も長距離になってきまして、西武線も横浜中華街までいきますし、東武東上線にも乗り入れたりしています。便利な反面、何かトラブルがあると弱いですよねー

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ヘタすりゃ、熱海行とか来ちゃうの? そういえば、八高線乗り場を見たとき、八王子方面なんて書いてあって、自分がグンマ県に来た感じしなかったものなあ。

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なんと駅に人はおらず、いらないキップ入れだけ。

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お客さんからお預かりして、そこからびゅーんと150kmくらい走って置き場の駐車場。
うちのカッパさんと一枚パチリ。

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クーペかっこいいなあ。こちらジャガーXKR。後期型というより最終の限定車。4.2-Sというそうです。

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インパネ周りの出来も良いです。高級車の雰囲気満点。ベントレーにどこか似ているのはやはりイギリスのなせる技?

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白いパワーシートはレカロ製。オーディオには元はアルパインだったのか、ドアスピーカーカバーにアルパインのマークがありました。
欧州車の高級車の定番ですね。

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燦然と輝く限定車のマーク。

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さあてがんばって整備していきまっしょい

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今日もよくがんばりました

 

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2019年08月26日

ジャガーXタイプの車検整備

同じような時期に車検のジャガーXタイプ エグゼクティブ

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これはH18年(06年)でありながら2万数千キロの実に若い個体です。

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だから下回りも全く無問題。パッドもまだまだ残りがあります。
古くなると材質が古くなって音やジャダーが出ることもありますので、乗ったフィーリングがよくなければ交換するのもアリですよ

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ずっとディーラー整備だったようで、本当に状態が良いです

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エアコンフィルターはカウルトップの中にあるようです。

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カウルトップは結構取り外しの際に破損のリスクがあります。
長らく日光の紫外線にさらされてプラスチックが炭化してツメなどが折れてしまうのです。

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エアコンフィルターは夏場の冷却効果に大きな影響を与えるので、これも定期的な交換が望ましいです

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家電もそうですがフィルターって重要ですね。

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しかしこのクルマ、乗ると本当に新車のよう。

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2019年08月04日

成約御礼 ジャガーXタイプ エグゼクティブ

先月の終わりに成約をいただきました。
今度はジャガーです。

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アルペンホワイトのボディ色。状態もかなり良いです。

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不幸にして2100CCのエンジンに1520Kgの車体重という完全に日本の税体系を無視したクルマ。

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しかし恐ろしくキレイなのはヒミツがあります。

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なんと距離が22560Km。これ、本物です。

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ダッシュボードのシボやウッドパネル

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ルーフライニングも恐ろしいまでにきれいというか使用感が無いです。

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もちろん運転席はそれなりに使用感がありますが、それでも相当キレイです。

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これだけ走行距離が若いと、足回りからのゴトゴトやカタカタ音もなく、また、オーディオの感じなどもまるで新車のようです。
でもイタフラのクルマだとこのようにはいかないかなあ、ウチのプジョーも21000kmだけど、ぼろいもんなー

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ヘッドライトにはリコールが出ているそうです。過去に一度リコールが出てヘッドライトとフュエルポンプにリコールが出ているのに、なんとさらに同じ部品が再リコールなのだそうです。

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アルファなんかあんなに燃料漏れが頻発するのにリコールにならないのになあ。

良いクルマが手に入りよかったデス。頑張ってメンテしていきまっしょい

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