2022年02月20日

先を見てクルマを選ぶ

先日、せがれがどうしても欲しいとのことで
オークションでマーチを買いました
マーチと言ってもK11、すなわち2代目マーチです

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かつて10年近く前、MPIでも代車に欠かした事が無かった車種です。
1t未満で1000ccでしかも非常に安く仕入れ可能、最も普通乗用車で仕入れしやすいクルマでした

それを何をいまさら?と言われますが理由があります

それはマニュアル車なのです。

同年代のコンパクトカーで、ヴィッツだとRSになるのですが、腐ってもトヨタ車、どんなに古くてもある程度の金額になります。
ホンダのフィットにもMT車がありますが、こちらもまずそれなりの金額になります。

マツダのデミオにもありますが、売れた総数に対して絶対数の少ないMT車ですから、おいそれと買えません。
アルテッツアやスバルのレガシイ、シルビアや86など普通車のMTは大変高価で若い子たちにはとても手が届きません

案外切実だったりするのです
しかし、リアゲートに枯れ葉マーク...いや高齢者の人がつけるマークの跡が残るマーチをつるしで乗れるはずがなく
少なくともしゃこたんにしたいと
ところが、もう11マーチの部品を今も作るメーカーは少なく、ヤフーオークションなどでも全然部品が見つかりません。

もう日本でMT車に乗るのが本当に難しくなってしまいました。

そこで僕が思う近未来、カチが見直されるのではないかと思うクルマを上げてみました

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Will Vi トヨタがWillプロジェクトに参画して作られたクルマです
それこそVsは6速マニュアルがあって、それは既に結構な値段で売られています。
Viは数が少ない上にかわいらしい外観も相まって、今後値段が上がると思います。

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ホンダトゥデイ 初代マイナー後のモデルです
これもツインカムエンジンを積んだモデルがあると聞いたことがありますが、詳しいことは知りません
外装のデザインというかパッケージの秀逸さは文字にできません

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ホンダエディックス この当時って優れたデザインが多かったですね
どうやってシートベルトをするんだろうと思っていた3+3のシートデザインはまさしく秀逸

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画一的な自動車ばかりの昨今、こういった面白自動車がもっとあっても良いんではないでしょうか?

ちなみにこの3台の中に1台だけ仕入れたクルマがあります。
それはまた後日....

posted by admin at 23:21| 国産車

2022年02月17日

成約御礼 スズキスペーシア

以前からのお客さんから成約を頂きました。
スズキの人気車、スペーシアです

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カラーリングがいいですねえ
若い人は選ばないツートンカラーですが、いやいや黒とかパールホワイトより1000倍良いです

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一見、ソリッドカラーですが実はパールカラーです

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このクルマ、何が良いって程度がめちゃくちゃ良いです

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リアシートに至ってはほとんど使用感がありません

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実のところ、軽自動車選びは強烈に難しく、年式や走行距離が若いからと、ろくに確認せず買うと痛い目に遭います
若い人の乗りっぱなし、赤ちゃんがいるようなご家庭がメインターゲットでしょうから、チャイルドシートの跡があったり、とてつもなく汚かったりと
また、ベビーカーなど当然ですが子供がいれば片手で載せ下ろしさせますから、傷だらけだったりもします

だから本当に良い状態の物が意外に少ないのです
それだけにこの車両は嬉しさひとしお

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Sエネチャージで、燃費も良いのです

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Sエネチャージはオルタネーターにモーター機能を持たせて、エンジンの回転そのものをアシストする仕組みです。
エアコンやオルタネーターなどは言ってみれば、エンジン回転にブレーキをかけるように重くなるので、エンジンはより多くの出力を結集して気持ちよく走るですが、ガソリンはどんどん減ってしまいます
そこで、加速時などはオルタネーターがモーターとなってクランクシャフトの回転をより軽いモーションへといざないます。
リチウム電池も持っているので、発電もさせて、そこからの回生エネルギーをモーターの回転に変える事ができるのです


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でも、軽自動車は高い...
仕入と売価の差が寂しい限りです

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でも、クルマが売れない折、ありがたい限りですね
お買い上げありがとうございました
posted by admin at 00:03| 国産車

2021年11月06日

トヨタパブリカの車検整備

MPIは一筋縄ではいかないクルマが多いです。
今回はUP20、初代パブリカ。
個人的にはパブリカと言えば2台目の方が馴染みがあります。お隣さんが持っていたのですよ
あー、でもよく考えたら2代目だったわあ

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今回は今にもキレそうなファンベルト
エンジンオイル
エンジンオイルフィルター
ブレーキフルード
バッテリー
スパークプラグ
そしてポイントとなかなかの整備メニュー

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ファンベルトの交換はこの空冷らしいフェアリング状の部品の脱着とセットになる模様です

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ま、当然、一番奥にある小さなベルトですから外さないと取れませんわな
ところが結構大変ですの

自動車部品らしからぬ物が

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フェアリングを完全に外すのではなく、あっちこっちにどけながら外します。

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なんだかキモチ悪い使い切ったベルト。
エアコンもパワステもないので、たったこれだけ

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トヨタの何がすごいって、普通に部品が出る事です。
1967年のクルマでも...

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新しいベルト、貼り方は現代のクルマと大差なし

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続いてオイルフィルターの取り外し。
フタを外す為にはバンジョーボルト2本を外すのです。

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昔の水筒のようなケース内。

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こちらもフツーに部品が出ます。純正部品

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続いて、ポイント。
むかーしのクルマに付いている、現代は潰えて久しい部品
接点が焼けるので、定期的な調整、交換が必要です。
ディスビ内部にあって、コイルからの電圧をディスビローターに伝える役目です。
この後、トランジスタが普及し、無接点式になり、大幅にメンテナンスの必要性が減りました

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これもふつうに部品商から出て来る。そしてどれも安価

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決まり位置に取り付けてギャップを調整したら出来上がり。
僕が免許取ったころは普通にあって、これが悪くなると、何とも言えない失火がおこり、おしりがかゆくなるようなじれったさを感じる走りになるんですよ

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スパークプラグも新品に。
とは言っても2本しか使いませんが

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前後ともドラムですから

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ホイルシリンダーの動きがスムーズでかつ、カップからの漏れがないか確認し

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ベアリングにはしっかりグリスを詰めて戻したら出来上がり。

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それでは検査に行ってまいりまーす
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2021年09月27日

半世紀後の自動車

先日、鎌倉方面に出かけておいしいクリームあんみつを食べたわけですが、そのドライブはトヨタレンタリースで借りた原稿プリウスで行ってまいりました。

全走行距離およそ320kmを走って、戻ってきて入れたガソリンはなんと12.55L
リッターあたりなんと25.498kmも走っています。

確かにクルマにある平均燃費は26kmとなっていましたので、あながち間違いじゃないです。

自動車の平均燃費表示などひどく牧歌的と言うかあまりにおおらかな数字と思っていましたが
最近の国産車なら本当にその通りなのかもしれません。

そのクルマと完全に対極にあるクルマを車検で預かりました

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こういったクルマがあったから、そのプリウスもこの世にあるのではあります。
自動車が一般的な存在になろうとする始祖ですね。

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これが素晴らしいのが、現代の交通事情にもちゃんとついていけることです
普通に走り、普通に止まる。ライトだってウインカーだって点くし、i-phoneだって再生できちゃう
あら?当たり前?

いまどき珍しくなってきた2ケタナンバー

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でもすごく大事されて来たからすごいキレイなのです。
この自動車は1967年製。
2021年の自動車は1Lのガソリンで26km走り、主たる走行装置はエンジンでは無くモーター
オートエアコンとレーダークルーズで快適ロングドライブ
54年の月日はかくも車を変えてしまったのです

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54年後はさすがに生きていないと思いますが、この感じだとクルマは空を飛んでいるかも知れません。
しかし! このワイパーブレード
なかなか新品が手に入らず、コレクターから分けてもらうには結構な金額払わないと買えないんですよ

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何事も無く車検に受かりますように!
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2021年07月03日

日産ジュークニスモの事故修理その3

目視でパネルに歪みの生じている部分の取り換えを開始します

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サイドサポートを外すには各種部品が邪魔建てします。

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まずはオルタネーターを外すわけですが、ボルトを緩めただけではボルトを抜くことができません。
フレームに長いボルトが当たってしまうのですが、そこは国産車、なんと部品の一部が無く、逃げになっているので
ボルトを完全に抜かなくてもオルタネーターを外すことができるのです。
さすが日本のおもてなしの心
あれ?これ何の時だっけ?

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オルタネーターが外れました。プーリーちっさいですねえ

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そしたら次に下にあるやつもどかします

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ウオーターポンプですね。

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エアコンのパイプなどにもどいてもらいます。

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これで邪魔者はいなくなりました。

そうとなればドリルでみんな吹っ飛ばします。
問題のコアサポートも無くなりました

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ロアクロスメンバーと言うかインタークーラーのブラケットが直撃されてひん曲がっていますが
こちらはハンマーでひっぱたいて修正です。

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対角を測ってよさそうなら溶接準備です
狂いがあれば軽く引っ張って修正します

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位置決めは慎重に、しかしこのクルマ、部品が多くてなかなか仮組みしきれないですね。
フードだけ仮付けしてチリを合わせたら溶接します

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ボンネットフード、フロントフェンダーに基本的には全く調整代がないので、寸法のくるっている部品は基本的に全とっかえです。
すると自ずとチリがあってきます。

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溶接が終わったら溶接跡に亜鉛を塗って見えるところは軽く仕上げます。
このようにして事故から立ち直っていくのです

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2021年07月01日

何が人を奮い立たせるのか

早いものでもう7月です。
今日初めてセミの声を聞きました。

さて先月の21日、土曜日に出かけてくるとせがれが乗って出かけて、全く違う方法で帰ってきたラパンターボ
バラバラになって鉄筋に生まれ変わるハナシでしたが


どうしてもぱっと行動に移せない思いもあります。
それは...

税金です

今年、軽自動車税を結構な台数払いましたが、既に2台、1台は鉄筋になりましたエッセ、もう一台は3月にやってきて5月には先輩に売却してしまったMRワゴンです

皆さんご存じの通り軽自動車税は一度払ってしまうと、その後、廃車にしても戻って来ず、1年分をパアにしてしまうのです
そしてこのラパンを解体したら4-6月の間に3台の軽自動車税を払い損になってしまうのです。

それがどーーーしても納得できず...

気がついたら、分解していました

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経験者ならタービン交換なんてだんないと言いそうですが、問題は予算なのです。
なにせ、このボロいラパンをよみがえらせるわけですから、予算など割けられようはずもなく...

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もし他に問題が見つかったらやめよう、そう心に決めて分解していきます。
バンパー、クーラーコンデンサー、センターブレース、ラジエーターと外して
さらにインタークーラーエキゾースト、やO2センサーなどを外していきます。
さすがの国産の軽、こんなノーメンテで、古いクルマが何の問題もなく走っているのですから
欧州車なら絶対そうはいきません。

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外れました。IHIのタービンです。
ここまでよく頑張ってくれました。単なるメンテナンスが悪いだけでしたが

IHIのタービンは古くは80年代のターボカー全盛の時代、国産各社はもちろん、イタリア車などでも散見しました。
純正タービンの定番でした。唯一三菱のランタボなどは三菱重工のタービンだったり、日産だったかなあ? はエアリサーチ社製品だったように思います。

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尤も、ブリッツのKKK、Greddyなど当時もチューニング用のタービンは高値の花で、ある意味最も手頃なのがIHIのイメージではありましたね。
さて、心の中で税金、税金と唱えながら分解してきたタービンですがどうでしょう?

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吸気側のコンプレッサーホイールが壊れています。ナットも外れてしまっています。
手でも回すことができません。完全に壊れているのです

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外した部品の数々

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直してやる〜!

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どこからともなく手に入れた激安タービン

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本当に激安で、大手リビルドメーカーの仕入れの半値で手に入りました。ちょっといい中古より安いです。

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しかし... どこにもIHIのマークありませんねえ
ひょっとしてひょっとするのでしょうか??

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でも付けてしまえばこっちのもの

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すごいスピードで組み付けて行きます

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オイルは最上級のものをおごりました。
リキモリの抹茶入りです
エンジンの音が信じられないくらい静かになりました。

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ついに戻ってきてしまいました...

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これでよかったのか?

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これでいいのだ

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2021年06月24日

日産ジュークニスモの事故修理その1

日産ジューク、発売されたときは結構、心躍りました。
なによりこのデザインです。
ヘッドライトがどこで、ウインカーがどこ?とまるでムルティプラのようです
そんなジュークの事故を修理する機会がありました。

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ジュークはジュークでも、ニスモのジューク
このクルマ、かなり速いです。それもそのはず4WDターボでニスモチューンですから
ペダルボックスなんて付けなくてもむちゃくちゃスピードでます。

しかし、それゆえかやっつけてしまいました。

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一見それほどひどくなく見えますが、ボンネットフードがかなり隙間があります。

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指なんて普通に入ってしまいます。

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反対側は普通に閉まっているいるので、フレーム系の修理交換が予想されます

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バンパーを外して中の骨格部分を見ます。

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骨格ではありませんが最近では付いているクルマを見なくなった、バンパーリーンフォース
思いっきり真ん中が折れています。

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あちらこちらに衝撃の入力が見られます。
事故修理の規模としては小破か中破の入り口くらいと言ったところでしょうか


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ライト類はみんな壊れてしまって交換が必要なようです

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と言う事でこの日産のクルマを直していきます



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2021年06月21日

さよならラパン

ある特定のお客さんにはなじみの深い代車のラパンターボ
思わぬ形で別れがやってきてしまいました

なにしろ、このラパンについては長期の代車が多く、エンジンオイル交換などメンテナンスをすることなく出続けたら
タービンブローしたようです。

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たまたま、せがれが軽井沢、伊香保と走っていたら、伊香保の上り坂で突然白煙と共に速度が40kmくらいしか出なくなったそうです。しかしお客さんの許になくてよかった。

でも、損害保険のサービスも手厚くなりました。伊香保から普通にレッカーしてくれて、代車にレンタカーまでつけてくれる徹底振り

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わずかな間ですがよく頑張ってくれました。
しかし、1度は廃車するところでしたが車検を取ってETC、ナビをつけて近代化させて、ついこの間、軽自動車税まで払って廃車とは悔しい限りではありますが...

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やっぱり直そうかな? いやいやこのまま鉄筋に生まれ変わってもらおうかな〜?

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2021年05月28日

成約御礼 スバルインプレッサXV

今年はなかなかクルマが売れない年で困ってしまいますが、やっと成約をいただきました。
ずーーーっと輸入車ばかりを乗ってきた人ですが、ここで国産車にも乗ってみようと選んだのはこのクルマでした

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アイサイトのver2を積むXV、今や追尾式のオートクルーズも珍しくなくなりましたが、やはりあると便利ですね
ご本人さんはやはり信頼性もあったようです。

やはり国産車は抜群の耐久性がありますからね。

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輸入車を販売すると必ず1つや2つ修理するところが出て来るのですが、このクルマはないですねえ。
唯一、ステアリングホイールが傷んでいるので、それだけ交換です。


ところで、別に乗るのをやめるわけではないのですが、今まで足に使っていた166の登録を抹消しました

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このシルバーは一度休ませて他の166を起こそうと思います。
何故なら、このクルマ、タイミングベルトやヒーターコアなどお約束の修理をはじめ、外装の傷みが気になります。
当初、全部作業したろと思っていたのですが、その余力を他の166に向けて、商品化することにしました。

同じ内容の整備をしたい166があるので、そちらを先に進めるのです。

作業が始まったらまたブログの記事にしよっと
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2021年04月26日

暑い日本の夏

やはり日本の風土気候には国産車が一番精通しているなあって思う瞬間があります
今回、フロント周りを修理したセレナのコンデンサー周りを組み付けていて思ったのがこれです

コンデンサーで受ける外気を余すところなくコンデンサーに充てようという努力です

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エアコンの仕組み上、圧縮したクーラーガスを風で冷やすと液化する都合で、走行中前から当たる風、電動ファンで引き込む風がクーラーを効かす唯一の物です。
輸入車、特にアルファロメオなど、日本の夏をなめきった状態で販売している言っても過言ではありません。
雑誌などでも触れている通りもっと徹底しないと車内が寒くなりません。
最近でこそ彼らもそれなりに対策してますが、166とかまではまるでハナシになりません
166も後期最終になるとあれこれシュラウド部品を足して、かなり対策が進んでいた印象はありましたが

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ラジエターの4隅には分厚いウレタンスポンジの壁があります。
ピタットコアサポートにくっついています

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コンデンサーの下側もぬかりません

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横はこれまたウレタンスポンジのサポート部品でぴったり合わさります。

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この徹底具合が日本の馬鹿げた暑さでも一気に涼しい空気を作れるのだと思います

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ラジエターとコンデンサーの隙間までしっかりふさいでいる徹底さ加減

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画像下側が見切れていますが、バンパーリーンフォースはもちろん、エネルギーアブソーバーまでキレイに避けているのです。
これって今後の参考になりますよ。

写っていませんが電動ファンもかなり考えられています
ラジエターをしっかり覆うカタチで、2つの電動ファンが付いています。

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写りませんでしたが電動ファンに行く配線も小指より少し細いくらいの極太配線。

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やっぱり日本の気候には日本のメーカーが一番知っているのでしょう
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2021年04月18日

家電修理

で、修理ですが、もちろんコンプレッサー交換。
プリウスとて作業の方法は同じ

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ただ大きく違うのは電源の管理です
車内の起動用バッテリーを外して

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メインインバーターの電源をシャットダウンするプラグを引き抜きます

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作業には絶縁手袋、絶縁工具を用います。
絶縁の手で引っこ抜いたプラグ。

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修理手順は動画丁寧に説明されています


ああ、間違えた
こんなに丁寧に作業しないや
コンプレッサーは上から下から見えます

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外したコネクター。コネクターの色からして200Vなのでしょうか?
まあ、常時エアコンは使うでしょうからそうなんでしょう

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コンプレッサーらしくない形です。

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さっぱりとしました

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今回は中古品です。
なぜ?それはオーナーさんのご希望だからです

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そしたら後は来た道を戻るだけ

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なあんだ、簡単じゃんと思う事なかれ
高電圧の扱いはちゃんと資格を持った人が行わないといけないのですよ

こうして家電は元の生活に戻るのでした
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2021年04月17日

家電故障す

かつてプロレスであまりに猪木が強いと、誰か猪木からフォール勝ちしてくれと強く思ったものでした
新人で売込み中のハルクホーガンは場外でのアックスボンバーなどで実に楽しませてもらいましたが
やはり天龍源一郎を置いて他にありません。

いやそれはどうでも良くて、スタンハンセン、アンドレアジャイアント、ザ・ロードウオリアーズ
すごい強い人が負けるのを見ると「まさか!」と思って楽しめるのですが、
今回は楽しめはしませんが無敵のメンテナンスフリーさを誇るイメージの30プリウスの故障のお話

昨年12月の終わりに販売したプリウス

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そう、文字通り無敵のトヨタ帝国の看板家電車
しかし、早くも里帰り

聞けばエアコンが全く効かず困っているそうです
結構遠方に納車している関係で、近くの自動車関連でちょっと様子を見てもらおうと

ゲージさえあればどんな状況なのか察しは付きます
しかし、現実はなかなか厳しく、電装修理の難しさというか 
まず行ったのがガソリンスタンド
ここにはガスを入れる道具はあるがガスの流れは見えないと

そこではラチがあかないので用品の量販店ならもう少しはわかるんじゃないの?と行ってもらうと
ガスを抜いて規定量のガスを入れることならできると、なんだか的を得ない答え

尤も、ガスの入れすぎによるトラブルは結構あるので、あながち間違えじゃないですが
原因を特定せずただガスを入れ替えるのはあまりにムダすぎます

しょうがないのでディーラーに行ってもらうと、いきなり来ても何もできませんと取り付く島もない
どうやら修理は外注作業で預かって専門の人に見てもらうような事を...

ただ、ペンでサービスバルブの虫を押すとしゅーと勢いよく空気が出てきたと
低圧から風しか出ず、高圧から水っぽいガスが出てきたとの事で、どうやらガス抜けではない様子

結局、後日茨城県との県境の五霞で待ち合わせて引き取ることに
早速マニホールドゲージを取り付けてガスの流れを見ることに


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やはりばっちりガスは入っています。
車内の設定温度をLow
しかし、何をしても全く針が動くことはありません。

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エアコンの仕組みはクーラーガスをコンプレッサーで圧縮してコンデンサーで冷やし、エキパンを通ってエバポレーターで気化したガスをコンプレッサーが吸い込んでいく。これを繰り返すのですが
コンプレッサーが入らないと圧縮が始まらないのです

ただ、大きく普通のクルマと違うのはファンベルトで回すガソリンエンジンと違って、いつもエンジンが回っていないハイブリッド車は、別体のモーターがその役目を担っているのです

そこで、診断機を当ててみるとA/Cの項目があるのですね
しかもまんまとエラーコードをくわえています

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インバーターの負荷の故障が入っています。
消しても消えません

先にも書いた通りモーターが役割を果たしていますが、ベルトで回すコンプレッサーならマグネットクラッチがつながってなければ、コンプレッサーが圧縮をしたり吸い込んだりというサイクルをせず、クルクルとプーリーが回るだけですが
モーターに問題があれば大きな電流が流れようとしたり、モーターが部品の破損などで回ろうとしても回れないトラブルが出て、以上な電流値が検出されて、このようなメッセージを出しているのでしょう

長くなってしまったので、修理の内容は次回に
続きを読む
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2021年01月07日

クルマの未来

2030年にガソリンを使う車の新車販売が禁止されるそうですね
世の中の向いている方向を考えれば決して間違えた方法ではないかもしれません。

今回、壊れてしまったekスポーツの遺産で乗っているプリウス

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自走ができない場合に限り30日間タダで代車に乗れます

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しかし今まで真冬にプリウスに長い期間乗ったことが無かったので知らなかったことが結構ありますね
なんといっても思うのが、暖房の効きがめっぽう悪いのです

プリウスのエンジンは基本的にクルマを動かすためにあるのではなく、主はモーターを動かす為に発電するのが多くの目的です。
もちろん走ることもしますよ。でもそれはいつもエンジンをかけて冷却水を回しているわけではないので、ちょうど真冬にサーモスタッドが死んでるクルマに乗っているような感じ。
車内温度を26℃とかにしないと寒いのです。
やがて、確かに暖かくなるのですが、ガソリン車のような水温が上がったときの強烈な暖かさは全くと言っていいほどありません。
ぬくーい風が出てくるのです。
基本的に、エアコンの仕組みを応用しているのでしょうか。
冷媒を圧縮させると発熱します。発熱を冷ますと冷媒が液化します。この冷ますのがラジエターの前にあるコンデンサーに風を当てて冷やすのですが、その仕組みを車内に持ち込んでいるのではないかと。あとは生ぬるい冷却水を引き込んでいるのか。

詳しい仕組みは知りませんが、こんなニュースを見ました


雪の無い首都圏や近郊にいるとほとんど考えることはありませんが、なるほど言われてみれば確かにEV、具体的にはリーフであの中に取り残されたら、どえらいことになっていたかもしれませんね
いや、ひょっとしたらいたのかもしれません。
少なからず、ハイブリッド車は少なからずいたのではないかと....

でも、本当は僕はこのニュースを見たときに、アルファロメオだったらオーバーヒートしたり、オルタネーターがパンクしたら、本当に死が待っていたろうなあ、整備は大事だなとか思ったりしたのですけどね...

戻ってプリウス。

すごい燃費。もうどれくらい乗ったかしらないですが、ぜんぜんガソリン減りません。
レーダークルーズ付きで、ブルートゥース付きで、ハイブリッドで、静かで、広くて....

全く特徴の無い走り、凡庸な乗り味、ファントゥドライブとは程遠い走り、200mも走れば必ずと言っていいほどすれ違う異様なまでの没個性。
これは何かと尋ねたら

家電...










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2020年12月26日

続・さよならekスポーツ

MPIの代車に長く君臨する車種ekスポーツ。
白いekスポーツからスタートした歴史はずいぶん前
しばらくすると売れてしまい、次に買おうとしたらNAだったり
やがてガンメタのekがやってきました

しかし先代のグレイは思わぬカタチで別れがやってきました


しかしそのちょうど2年後、しかも同じような時期に。

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その時は、朝の通勤時間に起こりました

前兆は前々日の帰りにありました
突然、4速に入らなくなってしまいました。

D4で4速に入るとニュートラルに入ったかのように、完全に出力を失ってしまいます
D3では普通に走るのでとりあえず帰ったのですが、いろんな音がATから聞こえてきます

今日の朝、明らかにおかしいのです。音もすごいし変速ショックが出たり、信号などで止まるときに、かかとを蹴っ飛ばすようなショックが出ます。
ATが不調を訴えています。

これはまずい、工場にたどり着けるか??
その願いははかなく散って、突然ガンというショックとともに完全に力を失いました

損保ジャパンのロードアシスタンスに電話をします
0120-365-110です。いつもお客さんに教えている番号です。ソラで言えます

ひさしぶりに運ばれる側になってしまいました。

今はロードアシスタンスもよくできたもので、まずは電話すると音声ガイダンスで、スマホにショートメールを送るというアナウンス
送られてきたメールの通りに進めていくとスマホの位置情報から業者を探すというアナウンス
続いて、ロードアシスタンスサポートデスクから電話がかかってきました

一通り、メールの内容の確認を受けた後、しばらーくしてレッカー会社から電話が来ました

30分ほどで到着するとのことで車内で待ちました。

しばらくするとクルマが動きそうな感じになってきました。
オイルポンプがちゃんとATフルードを送っていないか、どこか詰まっているようです

レッカー車が到着するころには動かせそうだったので、レッカー車には僕が運転して載せました
慣れてますねえ なんて言われてしまいました
そりゃそうだ。僕も損保ジャパンの協力工場だし

すべての契約ではありませんが
損保ジャパンの契約だとレッカー費用、2万円までの延までの移動の為のタクシー代、そして30日の日額5000円(7000円もあり)が付きます。
値段はダイレクト系に比べるとかなり高いですが、高いなりのサービスではありますね
ekは直されることなく僕の元から離れていきます

さよならekスポーツ...
がんばって鉄筋に生まれ変わってください(笑)



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2020年12月25日

茨城ツアー

もう年内も残り少なく、クリスマスも迎えていよいよ年末気分むんむん

でもそんな中、年内最後の自動車をお買い上げいただいて納車に向かいます
車種? それは後程
MPI近くのオートオークション場を12時40分に出発します。それでもこの到着時刻予想なのですね

一路、茨城自動車検査登録事務所、つまり茨城陸事を目指します

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入間インターから圏央道に乗って常盤道を目指します
時期も相まってかなり交通量が多く、トラックが多いです

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関越道を超えてどんどん北上します

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外環を通そうとするナビを無視して圏央道を行くと、このナビ上ではまだ圏央道はこの区間が開通していなかったようです
僕がMPI作ったときはまだ463バイパスもありませんでした

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まずは休憩...ではなくてトイレと給油です

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おーっ! スカニアトラック。
かっちょいいなあ


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またまた走ります。東北道を越えると東に向かいます。するとなんだか大きな倉庫が

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これ、工具屋さんの倉庫ですね。
むかーしから分厚い工具のカタログをくれていましたが、オートモーティブというよりは建築工具だったような気が

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もうすぐ県境で茨城県に入ります

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走って走ってコマを進めます

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だいぶ東に来ました

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常磐道が見えてきました

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やっと常磐道に入ります。ここで14時10分なので1時間半ほど走りました

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それでもまだ50kmくらいあります。

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電話などの用事をするためにいったん寄り道

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しばらく常磐道を走ると北関東道へ入ります

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どんどん東に行きます。

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これがいわゆる3環状高速なの?外環、圏央道、北関東道 うそうそ。首都高中央環状線と外環と圏央道でした(笑)

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やっと高速の終わりが来ました。もうすぐ3時です。入間ICから150km 4600円

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来たぜ茨城陸事

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ちゃっちゃと登録して、お客さんとの待ち合わせ場所に急ぎます。

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そうです。成約頂いたのは30系プリウスでした
お買い上げありがとうございました

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どっぷり日も暮れて、今度は一路自宅を目指します。直帰です

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水戸と言えば水戸黄門です。
この紋所が目に入らぬか銅像も説得力抜群で、悪い奴らがへへーっと膝まづいていました。いやそんな人いなかった

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しかし水戸黄門というのも、そのままドラマで定着しているから何とも思いませんが、よくよく考えてみると
ドラマのオープニングで、真っ先に「水戸光圀」と書いてありますが、徳川光圀とはクレジットされてないんですよ

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そもそも副将軍っていうのもなあ..

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お土産屋さんで見たゴイスーなお酒
助さん格さんが純米で悪代官が大吟醸っていうのが素晴らしい。
欲しいぞ悪代官。おぬしも悪よのお〜

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水戸って近いようでいようで結構遠いのです

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だから特急で帰ります

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かっこいいのだー
いくつになっても特急に乗るのはわくわくします

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おなかもすいたのでベッカーで買ったパンを食べます
以前はチーズホットドッグが超おいしかったのですが、10月にメニューが変わって無くなったそうです。
すげえ残念。

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上野までは1時間以上かかります

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いやあ、疲れたなあ

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お疲れちゃんでしたー


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2020年12月20日

急患のハイエース

お客さんの中には輸入車や趣味車ばかりではなく、いわゆるフリート、仕事で乗られているバンなどのお客さんもいます
働くクルマは休ませることで会社に損害を与えてしまいます。
つまり時間がないのです。

昼前にバッテリーのマークの警告灯が点灯したと電話が来ました。
聞けば前日に警告灯が点灯したので、夜からバッテリーに充電器を接続して翌日まで充電したが今日になっても消えないと

電話で「それはチャージランプでバッテリーが悪いのではなく、発電機の故障です。レッカーを呼んで移動するか、最も近いトヨタに入庫させるかです」 
保険会社に確認を取って折り返すとのことで、間もなくレッカーで入庫させる旨の連絡がきました

さてあまりに急だったので、大した写真を撮ることができませんでしたが何となくイメージしてください

運転席シートを外し、メンテナンスカバーを外して作業を開始します、さらに反対側のフードも外してバッテリーを外します。

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作業の順番は
ベルトを外して
タービンチューブを外して
エアコンコンプレッサーを外して
そしてオルタネーターを交換しますが
大がかりなメンテナンスを施すことができないクルマなので、この際、他も少しいじります

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しかし、ライトバンで重労働に供されるクルマだけあってボルトは大きく、硬く締まっています。
普段あまり使わない1/2の工具を多く投入して作業に当たります。
ボンネット付きの乗用車と違い作業性が悪く、また車体上下からの作業で作業者の疲労も蓄積されます

分解した状態にしてこの日は終わります


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翌日部品がそろい組み立てていきます。
ファンベルトテンショナー

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オルタネーター

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そして、ターボチューブ

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外したチューブとちょっと違いますね
これにはワケがあります

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ハイエースのディーゼルターボはこのチューブがどういうわけか亀裂が入ったり割れてしまったりする事象が多く
普段、こういったクルマをあまり扱わないMPIでも、既に交換事例があります
いわゆる対策部品ってやつですね

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テンショナーを組んで、オルタネーターを組んで

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出来上がるころにはあたりは暗くなってしまいました。
コンプレッサーを取らないでもできるとか、タイヤを外して横からできるとか、いろいろネットにもありましたが
こういった生産期間の長い車種には様々なバリエーションがありますので、必ずしも拗ねて当てはまるとは限りません。

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しかし、徹底した積載量です。
常に数百キロの荷物を積んでいるクルマの負荷は想像以上だと思います。
今回も最低限の休車で済みました

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その分、日曜も仕事になってしまいましたが....
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2020年11月15日

ミツビシekスポーツの修理

貸し出す前に代車の簡単な修理をします。

MPIでは代々ekスポーツを使い続けています。
4速ターボ付きで高速道路もらくらく移動ですし
昔は高くてekワゴンを使っていましたが、それはあまりに遅くて往生しました
HIDライトだし抜群の使い勝手です

時が経って安くなってきたところで使っているのです

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何を整備するにも中央に鎮座しているインタークーラーがジャマです。
真っ先におっぱずします。

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このターボ付きか否かでずいぶん軽自動車は印象が変わります。
このekスポーツは販売した台数も入れると10台近く仕入れしたかもしれません
ただ、乗り心地はお世辞にも良いと言えませんが

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今回取り換えるのはサーモスタッド。エンジンをかけてからずいぶん長い時間経っても水温の青いランプが消えず、サーモの交換となったわけです。
このクルマに限らず、最近多くのクルマから水温計がなくなってしまったので、本当にサーモが悪いかは冬になってみないと判り辛いのです。

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上のハウジング共々、古いガスケットを完全に除去しないと組み付けても、冷却水が漏れてきますから
ここはしっかり丁寧に行います

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キレイにしましたら、新しいサーモを組み付けて、新しいガスケットを挟んで、アッパーカバーをしてボルトを締め付けます。
やっぱり、軽自動車はらくちんですね。

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ではおやすみなさーい
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2020年10月27日

10月最後の火曜は新車の香り

8月の末にオーダーしたN-Vanが納車されました。
新車ですよ新車。
ホンダカーズ東京の業販の筒井さんが持ってきてくれました

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ホンダN-van+スタイルファンホンダセンシング
以前ならホンダアクティバンだけで終わるのに長いネーミング

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もはやバンの領域を飛び出して、マルチパーパスなクルマです
ええ、値段もバンの領域から飛び出していますが

また、特徴的なピラーレスの左サイドは開口部も相俟って広い広い

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フロントドアなんて90度開いちゃう感じ。隣のクルマを殺めてしまいそうです
スライドドアはピラーの役目もしていますから、壁に擦り付けたりしたら、修理は殆ど絶望的で交換になります。
ホンダだから部品はそれほど高くないかもしれませんが、この3コートパール塗装は恐怖ですねえ

そして最初の印象はまず、デカイ

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とても軽自動車には見えまないリアビュー

中は至ってシンプル
目隠しのグロメットの下にはたぶん6mmのナットが仕込んであるのでしょう

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バンですからリアシートはちゃっちい。

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エンジンはNAです
Honda Earth Dreamなんて書いてあります。

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ホンダドリームと言えば

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このメーカーはドリームって言葉好きですね。何か理由があるんでしょうか?

そして今回特筆すべきはこれ

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なんと6速マニュアル。快適特急仕様。
しかも4駆!! すっげー

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そいてさらに、サプライズは...
ナビパッケージ...
のナビ抜き。
こういうのレスオプションって言って、わざと最初から付けないのですよ。
後から自分の好みのオーディオを付けるのです。
ナビパッケージのナビ抜きって、牛丼の牛抜きみたいな、ご飯とネギと汁しかない牛丼みたい

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でもこのクルマ、ナビパッケージを選択しないと、商用車のような1DINのオーディオになるだけではなくて
DINサイズのオーディオがそのまま付けられなくなる仕組みだそうですよ

いやあ、遊び後心満載でいいですな
お買い上げありがとうございました。
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2020年09月16日

重病感の高い修理

先日、長くお付き合いいただいてる大工さんのお客さんから
「クルマの調子が激悪でとても乗れないので、見てください。もうエンジンがダメかもしれません」と連絡ありました。

翌日話を聞いた話を要約すると、
1.スゴイ振動で、アクセルペダルを踏んでもぜんぜん加速しない。
2.何かクルマの後ろの方からヘンなにおいがする
3.エンジン音もめちゃくちゃでかなり変な音がする
4.とても走って工場まで行けない感じだったが、翌日になったら普通に走れた
との訴え

早速、引き取りに向かいます。自走で帰って来る気マンマンです。
それはどこが悪いか見当がついたからです。

まず1番はとりあえず置いといて
2.は不完全燃焼の生ガスが出ている証拠で、硫黄や温泉っぽいにおいがします。
3.明らかに1つのシリンダーが点火していない。それゆえ1.の症状が出るのです
4.これも明らかにエンジン電装系のトラブルです。機械的であれば、良くなったり悪くなったりしません。

との事から点火系の故障、すなわちイグニッションコイルの故障と断定しました。
引き取りに行くと、確かにむちゃくちゃ調子悪い。工場まで帰れるかしら

それでもどうにか帰ってきてエンジンフードを開けます。

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車両前方にイグニッションコイルがあります。

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どうやら2番が悪かったようです。
僕やEくんの間では、1発 火が飛んでない状態を
スダダダーンと呼んでいます。

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スパークプラグと日立製イグニッションコイルの新品。
何やら紙が入っております

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こういった啓蒙活動は重要ですね。当該コイルだけでなく全交換がお勧めです。

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やはりこういったトラブルは真冬と真夏に出やすいです。特に今年は暑かったから余計です。

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今回の修理、どちらかと言うと荷物の載せ降ろしが一番大変だったかな?

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嘘のように調子良くなりました。

このトラブルは国産車やアルファロメオに限らず、すべての車において発生しやすいトラブルです。
マルチシリンダーのクルマは1気筒点火しなくても走れないほどひどくはなりませんが
軽自動車は3気筒なので、1気筒壊れると2発でエンジンの工程を繰り返さざるを得ず、振動などが顕著です。
それゆえ、強烈な不調はものすごい重病感が漂います。
でも原因は意外に簡単で、ほぼ完全に調子よくなります。

原因は割と簡単な事かもしれないので、お気軽にご相談ください。



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2020年09月08日

成約御礼スズキラパンショコラ

少し前の話になりますが、長いお付き合いのお客さんに買って頂きました。
この車種、このカラーの押し目買いです

ダイハツにしてはなかなかデザインコンシャスな軽自動車で、レトロ新しいデザインな感じ。

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となりの名義変更中の166と撮影。

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なかなかいい感じ。
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レザー調のバイカラーシートがどこかランチアを..?

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国産車らしく40℃の気温の中でもきっちり涼しくしてくれます。

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ダイアモンドステッチ風のシートはその名の通りショコラ=チョコレートの模様

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たまに国産車を販売するとラクでいいわあ
ドライブレコーダーを取り付けたら納車です

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前後のカメラでーす

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ホント、楽ちんでいいわあ

お買い上げありがとうございました
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2020年09月05日

だから思い込みはダメだっての!

普段から輸入車を多く扱っていると、国産車の技術的な出来の良さに感覚がマヒし
壊れない前提での物の見方(味方?)をしてしまいます。

MPIの代車として長くその使命を果たしているekスポーツ(2号機)は、一部のお客さんはご存じですが
キーレスが効かず、キーシンダーにカギを挿して開錠施錠をしていました。

事の発端は、代車を出したお客さんから、ロックの調子が悪いと指摘され、その時は思わなかったのですが、
ある日、キーレスでロックをすると、運転席のドアだけロックがかかっていないことに気が付きました。

一番最初はドアロックの故障だろうとタカをくくって、新品のドアロックアクチュエーターに交換したのですが
改善せず、そのままに。
そのうちにカギを挿して回しても集中ドアロックが反応しなくなり、僕は早くからETACSユニット(ボディコンピューター)を疑っていました。

遂にETACSユニットを交換せねばと思い、中古品に交換に踏み切りました。
ところが、ここでも自体は好転しません。
さらに思い込みは、ETACSユニットにコーディングやキャリブレーションが必要なのではと、大して調べもせず
小手指の三菱自動車のディーラーに持って行って、ETACSユニットの同期をしてもらいに行きました。

そこでは、なんと

ドアヒンジ間のハーネスを通すジャバラ部分で線が断線しています。と連絡がきました。
欧州車ではよくある、金属疲労による断線です。
ええ、自分でもよく直していますよ。

つまりETACSユニットは関係なく、単なる断線だったのです。
ああ、情けない...

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これはこれで大変なのですが、中で2本が切れていて作業中に1本さらに切れて作業します。
国産車でもあるんですねえ。

で、中古のエタックスユニットを元に付いていたユニット戻します。

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どこのメーカーもそうですがボディコントロールモジュール(BCM)はヒューズボックスと一緒になっていて、集中的にコネクターが入るジャンクションユニットなのでこんな感じのものです。

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そして元に戻すと、元通りキーレスが使えるようになりめでたしめでたし。

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とならないのがMPIでして。
集中ドアロックは回復したのですが、今度はABSのウオーニングが点灯し、さらにエアコンのクラッチが入りません。
なんというトラブルでしょう
エアコンはA/Cのランプが点灯し、電動ファンはブイーンと動くのですが、肝心のコンプレッサーのクラッチが入りません。
うーん、他は全て正常なのになぜかABSとエアコンだけ。しかも代車として仕事に出すわけにもいかず。

そこにEくんがやってきて、BCMのコネクターを触り始めると、突然クラッチが入り始めました
同時にABSのランプも消灯。さすがのEくん、頼りになります。

しかしそこからが長かった。
断線しかかっているような感じで、線をさわるとクラッチが入ったり、そのうちなかなか入らなくなったり
でも、コネクターのマイナスと思しき線を除いて全ての配線に12Vを確認できます
コネクターに12Vが来ているのにクラッチが入ったり、切れたりどういう事??

涼しければわかりそうなものですが、40℃の中だと結構思いつかないのですよ〜
BCM側が悪いのに気が付くのに、15分くらいかかってしまいました。

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白いのがETACSユニットで肌色のがBCMです。2つセットで使うものなので、2つで一つのBCMと考えてもいいですね。
やっとekが戦列に復帰いたしました。

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2020年07月19日

成約御礼マツダロードスター

昨日、書きながら寝落ちしてしまって本当は土曜日に書きました。
連続して国産車のご成約をいただきました。
マツダロードスターです。現行車種です。

今のマツダ、本当にイケイケですね。そしてクルマがいい!
今回のクルマもそうですが、悪しき時代から完全に脱却した感じですね。

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デザインも大変に優れています。

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ネコが怒ったようなカオが良いですねえ。

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かつて大昔、初代ユーノスロードスターが発売されてそれほど経っていない頃に、前ぶつかりのロードスターを修理しました。
完成して納車に向かう道すがら、僕が運転していたのですが実に素晴らしい運転フィーリングに驚いたものです。
運転がうまくなったような錯覚を覚えるのです。
ちなみに初代ビートでも同じような事を経験しました。

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あの30年ちかく前も、今も変わらぬFun to drive。

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そしてショートストロークでコキコキ入るシフトと、まだ日が浅いダンパー付きであろうクラッチのしなやかな事。
信頼性ばっちりのソフトトップはガラスのリアウインドウ付き。
トランクに物を入れてもちゃんとオープンにできます。

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水温計にちょっとびっくりしますがレイアウトも質実剛健

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シートヒーター付きオートエアコン。本革インテリアはすべて赤いステッチ。
ちなみにレザーパッケージです。

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ちょっとしたグローブボックスの下にはDVDの再生が可能なスロット。

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オーディオの操作はこのリモートコマンダーで行います。
ソニーのカーオーディオがこの「リモートコマンダー」なる名前使ってましたよね〜

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ジューダスプリーストを再生してみます。先日ヤフオクで買った2000年のブリクストンでのライブ。

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画面の大きさはこのくらい。走行中でも見ることができます。

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ちなみに初めてリッパーオーエンスのジューダス時代のライブ見ましたが、歌は上手ですが、ステージパフォーマンスにはあまりタレントを感じませんね。やっぱりレザーとスタッドでないと。
この人、DVD見てるとどうしてもおかずクラブのゆいPに見えてくるんですよね〜

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唯一残念だったのがこのブレーキキャリパー。対抗ピストンでもないのになぜか赤で、しかもかなり雑に塗られています。

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厄介なことにいろいろな物に溶けてしまう塗装で、剥離しないと塗れません

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シンナーとパーツクリーナーで剥離します。なかなか手間のかかる作業

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こんな感じに塗りました。

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シルバーやゴールドの方がよかったかな? 
いや余計なことはしない方がよさそう(笑)

エンジンもスゴイ後ろにオフセットしていますね。

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エンジン後端はバルクヘッドにめりこんでいるみたいに見えます。

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スカイアクティブエンジン、多少優等生すぎるような気がしますが、素晴らしいパフォーマンスです。
楽しくてコキコキ、シフトをかえて、ブンブン回してしまいます。

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こちらも納車いたしました。お買い上げ本当にありがとうございました!

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2020年07月16日

成約御礼レクサスIS250

レクサスのIS250のご成約をいただきました。
ISってアルテッツアなの? 当時は部品買うのすらメンドーだったレクサスですが、今も変わらないのかな?
Lの字のオーナメントは一般の部品屋で買うことができないの。
特にどこの店だかしらないけど、意地悪されたことがあったっけなー。

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しかし僕の所でもレクサスのクルマを売るようになるとはなあ。このところMPIは中古車販売店のようですわ
でもね、儲かる儲からないに関係なく、自動車本体を販売することは実に大事なことでして、車検、修理、鈑金などなどにつながっていくのです。
でも、メルセデスやBMWに乗っていた人たちは、年間にしょっちゅう会っていたのにレクサスに乗り換えた途端に、2年に1回しか会わなくなったくらい故障しないのです。
僕らにとっては悪かな

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しかしこのレクス恐ろしいまでにキレイ。ライトレンズも全く焼けなし

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大事に乗られていたのでしょう? いや、理由があるのですよ

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平成18年だかの最初期のモデルなのになんと走行7000km。14年で7000kmってガソリン腐っちゃうんじゃね?
1年に500km。年に500kmってことは1年に1回しかガソリン入れない。1か月に40km強しか乗らない。
しかもそれなのに、フルディーラー整備!
しかもおそらく屋根付きシャッター付きの車庫保管で全く焼けなし。

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当然車内なんて使用感は全くないです。もろにトヨタの新車の香りがします。

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ただねー、そこかしこにご年配の方が好きそうなイメージがあるのですよ。
ボディカラーにシートの柄、まるでオプションの無い感じ、デフォルトの物ばかり。プラスチッキーでいかにもトヨタ車
あったのか無かったのかしりませんが、フロアマットすらない。

しかし読者諸兄の皆さまならどっちを取ります?若者が大好きな黒やパールの7万キロで、乗りっぱなしで、たいしたメンテナンスどころかガソリンスタンド車検のそれほどキレイじゃないのに倍の値段の物と。

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あ、倍出してもいいからこの色は嫌だ? なるほどなるほど。

そして何と言っても老人ドライバーあるあるが
固形ワックス塗り残しです。見えますかね?
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ウエザーストリップの下側にびっちりワックスが詰まっています。もう殆ど他の部分のワックスは除去した跡なのですが、ワックスを除去するのに2日かかりました。その費用が欲しいくらい(笑)

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こういうやつですよ。お年寄りの方々って何にでもワックス塗っちゃうので、テールランプからグリルからモールまで
フェンダーマーカーの周りなどは取れようはずもなく汚くワックスの拭き残しがこびりつき、実に見栄えが悪くなります。

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その中でも最も除去に時間がかかったのが、バンパーのロアグリルです。この穴1個1個を清掃しました。
ワックス塗るのは簡単です。びやーっとワックスこってりつけて拭けばそれぞれの穴に残りますから。
ところが除去には半日以上かかります。

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でも時間をかけてきれいにしていけば見違えるようによくなります。
シンデレラだって、汚いかっこでなかなか王子さまに見初めてもらえませんでしたが
キレイなかっこになったら、すてきな王子さまに気に入られちゃった。
あれ?シンデレラってそういうストーリーだっけ?

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当分は楽しく乗れると思います。お買い上げありがとうございました。
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2020年05月12日

老兵死なず。

今、MPIには3台の代車があります。しかし、車検用の代車と違って、長く代車に出てしまう場合もあり結構代車に困る時があります。
今回は久しぶりに代車が長期で3台でてしまい、ラインナップには入れない予定だったクルマを急遽マウンドに立たせることになりました。
車検の予約当時なのに整備から始めます。車検は午後の3ラウンドから

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タイロッドエンドブーツが破れています。
軽自動車には多いトラブルで、交換しないと絶対車検に通りません。
よく、「おれは何とかでも車検に通ったぜ」と言う剛の者もいますが、検査員とて人間ですから見落とすこともあるでしょう
基本的にダメ元で行くのではなく、しっかり整備してから検査に行きましょう。

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と、言ってるそばから当日整備。
午前中の仕事は車検整備。ところが、お昼近くなのにタイトッロエンドが固着してビクともしません。

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根性の末に回りました。本当に壊れてしまうかと思いましたがどうにかなりました。

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今回の功労者はこのモンキー。モンキーレンチと言う言い方は日本独特のものでアジャスタブルレンチが正しい言い方です。
モンキー持ってこいと外人の見習いに言うとバイクを持ってきますからご注意ください。

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これはスペインのイレガと言うメーカーのもので、モンキー以外は見たことが無いのですが、恐ろしいまでに精工に作られていて、アゴに全く遊びがありません。むかーし、モンキーと言えばバーコの時代に、バーコじゃなくてこれ使ってみてと言われてから24年以上使い続けている銘品なのです。

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整備もそこそこに検査場に行きました。意外に混んでいますよ

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ま、撮影禁止なんですけどね。こんな感じで検査を受けます。

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無事に検査に受かった後は、再び工場で作業します。オーディオが壊れていたので、手持ちのナビを取り付けました。

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軽自動車は簡単でいいなあ。それでもナビがフルセグなので少々時間がかかりましたが、オール工場の残物だけでまとまったので良しとしましょう。
しかもこのクルマ、解体する予定だったのにうっかり年度末に抹消しそびれて4月を越えてしまい軽自動車税が1年分かかってしまい、処遇をどうするか決めかねていたので、結果として思わぬ形で復帰したのです

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と言うことで解体を免れたぼろっちーラパンが新たに代車の仲間入りとなりました。
とはいえ、ターボで超快速、いや新快速だな

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車検を整備から始めたその日に車検を取って、この後修理の引き取りで一路、世田谷に向かうのでした。
なんつースケジュール(笑)


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2020年04月28日

納車御礼 トヨタハイエース

1月の末頃にオーダーをされた新車がやっと納車です。
もはや圧倒的な人気を誇るハイエース。中古車業界でもぶっちぎりの人気度です。
へたすればこれを自家用車にする人がいるくらい。
今回のモデルは衝突防止アシスト付き。

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ハイエースはその人気ゆえ、モデルライフが異様に長く今回のお客さんも全く同じか型式のハイエースに乗り換えです。
しかし、マイナーチェンジのたびに小変更を繰り返すパターンで生きながらえるトヨタらしい戦法

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しかし見事なまでのパッケージングはさすがの一言に尽きます。
建築関係の方々はほとんどこれです。これで無くてはならないそうです。
それゆえ中古車市場でも無敵の強さを誇り国内消費と輸出と相俟って大人気です。
しかし...今回は違いました。下取り車は注文を受けた際の値段で下取りしていますが、コロナウイルスの影響で
輸出系バイヤーがいなくなり、と言うかロックダウンしている為に輸出できないようで値段がダダすべりです。
うーん、僕の人生を写すかのような事態だ

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こんな時に限ってだもんなあ。
しかし、新車とはいえ意外に仕上げが荒い。そこがトヨタ商法かな?
この日は人の出入りが激しくほとんどこのクルマを見ることなく納車してしまったので、どんなものか見れませんでしたが
お客さんは心底満足してお帰りになるのでした。
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MPI開業前からのお客さんです。
今度こそお買い上げありがとうございました(笑)
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2020年03月22日

成約御礼トヨタマークX

3月らしく国産車の乗り換えが進んでいます
今回はビジネスユースの方に買っていただきました

このマークXというクルマは実によくできたパッケージングで、ビジネスユースも良し、ファミリーユースも良し
改造して若い人が乗るもよしです
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特にこの120系は僕も何台も販売しました。そしてその満足度の高い事。
まあ、ほとんどの人はあまりクルマに興味のない人ばかりではありますが

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また内装のしつらえ方もうまいの一言に尽きます。本当に当たり障りがないとはこのことでしょう

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距離も32000kmと極低走行です。

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一方、このクルマを納車して引き取って来たこれまで乗っていたウインダム

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193600kmと使い尽くした感満載。ショックは抜け抜けで、バランスボールの上にでも乗っているかのようなふわふわ感
地方で乗るY31の50万キロ走ったタクシーみたいな感じです

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壮絶な使用感のリモコンキー。どちらもリモコンが使えます

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特に問題なく動き続けるAT

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画面は真っ暗になってもFMラジオは鳴り続けます。

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つまりこのクルマについている機能はほとんどまがいなりにも生きているのです。
とんだ生命力です。
どんなに乗り心地が悪かろうとも徒歩や自転車では行けないような距離を走ることができます。
エンジンが健全に動く限り容姿に関係なく、人力では持ちきれない荷物を目的地に運ぶことができます。
雨風をしのいでラジオを聴きながら移動ができる
そんなタフさはトヨタだけ

タフ過ぎてユーザーの方に「いくらかで売れませんかね?」と言われてしまいました(笑)
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2020年03月12日

トヨタポルテの修理

トヨタポルテを修理しています。
駐車中にとなりのクルマに当てられてしまったそうです。
基本的に傷のあるパネルと脱着に際して壊して外す部品は全て交換。
嫌がらせなんかじゃなくて、根本的にあまり修理をする前提に作られていないのです。
以前、日産の開発に居た人が、直すことは全く考えられて作られていないとおっしゃっていた事を思い出します。

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でもそういいながらも、少し作業者側の事も考えてくれているのかな?と思う瞬間がこれ

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アウターハンドルのインテリジェントキーのコネクターが固定されているクリップは、なぜかハンドル側が固定されていて
外す際に難儀するのですが、このクルマは違うのです

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クリップのあるコネクターはボディに残りアウターハンドルはすんなり取れます。これは今までなぜこうしなかったのか不思議な部分

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ドアミラーのコネクターも同じく、外される側のコネクターがすんなり外れます。これは良い。

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新品のフェンダーは一気にサフェーサーからベースコート、クリアーまで塗って色も見れるし染まりも担保できます。
塗料代はかかりますが作業は早く進みます

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本体にフェンダーを取り付けて本塗装します。塗装するのはフェンダーとドアですが車体全体をマスキングします。
こういった塗装施設を有すると、かえって副資材を消費します。それは仕上がりを優先する結果です。

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1度ドアをマスキングして、フェンダー全体を塗装します。

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はがしてぼかし塗装します。

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ミストのなじみを促進するクリアーを入れます

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もう長らくその役目を担うサタのJet5000HVLPとJet3000RP

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ぼかし塗装をすると全く分からなくなります。
ぼかす塗料は実車でしっかり色合わせした別の塗料を塗装しています。

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こうしてぼかし塗装を繰り返していきます

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ちなみにこのクルマ、新車から5-6年になりますが、フードなど水平面のパネルは結構焼けて退色が進んでいて
ドアに吹いた塗料とは少し違います。

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クリアーを塗装して、塗装は完成です
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2020年03月05日

成約御礼トヨタアクア

少し前の話ですが、アクアの成約をいただきまして本日納車です。昨年末に前のクルマが調子悪くなってから実に足掛け3カ月ちょっと。うう、お待たせしました....

僕らが多く手掛けるクルマの対極の位置にあるクルマですね。MPIではどんなクルマも扱っています。

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平成25年ですが2万キロちょっと。

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もちろんハイブリッドです。下馬評通りと言ったら言葉が悪いかもしれませんが、本当にリッター20km以上軽く走ります。

まさにガソリンスタンドキラーです。こういったクルマの普及によりMPIからほど近い高速の圏央道では、神奈川県の海老名から埼玉県の久喜白岡まで東京都を挟んで約90km間にガソリンスタンドは1つしかありません。
隣に対極の4.8Lツインターボが見切れています。いろいろなクルマがあるので、これ以上ガソリンスタンドには減ってもらいたくないですね。

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ところでそのアクアの予備検査での一コマの話
今の車検、持ち込むと灯火類検査の際に、車内のメーター内のウインカーインジケーター、ハイビームインジケーターの正常な点灯点滅を見ます。ちゃんと点いていなければ検査に不合格となります。もちろん、チェックランプなどもシートに乗り込んで確認します

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いつ何時どんなキャンペーンが始まるかわかりません。今の時期は1年間で最も車検の多い時期、すなわちクルマの売れる時期なので、陸運局はどこも大混雑。再検なんて事になると何時に陸運局を出れるかわかりません。
以前は発煙筒の期限だったりしましたが、今回存在すら確認しませんでした。
しかし、ランダムに見られるとまずいので、当然期限内のものを持参します。
前の車検では平気だったとか、今までは言われたことはなかった、なんて戯言は通用しません
受験者はイチかバチかではなく、必ず合格するようにして持って行かないといけないのです。

今回? ええ、ノー勉ならぬノー整で行ってしまいましたが何か?

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2020年01月31日

隣のクルマはスーパーカー

かつて、友達が乗っていた7thスカイライン

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速いしかっこいいしでうらやましいクルマでした
ところが、それから間もなくして登場したのがR32GT-Rでした
7thから買い替えられたGT-Rはすべてが圧倒的でした
何から何まで強烈で、チューニングカーもR32、追いかけるパトカーもR32。公道だけでなくレースでも圧倒的な速さで、まさに満を持したデビューで連戦連勝でした。

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そんなGT-Rですが、その前のGT-Rと言えばケンメリなのです
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おそろしく古い感じがしますがケンメリから16年、ハコのGT-Rでも20年しか経っていないのですね
当時は100年ぶりに出た感じでしたが、実質的にGT-Rが無かったのは15-6年くらいだったのです。ちなみに32以降は
33、34と13年に亘って販売されるわけですが

当時、GT-Rは輸出されていなかったのですが、最近はプライベートインポートで海外に輸出されるようになりGT-Rは大人気になって価格が極端に高騰したのも有名な話です

そんな一時はずいぶん値を下げたR32GT-Rでしたが、生産から25年経ってアメリカへの輸出も可能になり再び32Rにスポットライトが当たりました。
海外ではスーパーカー扱いです。
そんなGT-Rですが、K玉社長が買ったというので見せてもらいました

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あ、K玉社長がみえちゃったので加工します

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これでOK

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かなり程度が良いです。クリアーも補修したかのようなツヤです
サイドステップなど温度が上がるプラスチックに多少の塗装の痛みはありますが、全体的には驚くほど程度が良いですね

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そして今日でも無敵の改造ベースRB26DETT
フラップ方式のエアフローメーターが泣かせます

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やっぱりこういったどっかんターボって良いですね
スピードは絶対的なものなので強力なNAでも同じような最高速で走れるでしょうが、タービンが回ってあのシートに押し付けられような加速感を体感させて売れるクルマは、今後もうないかもしれませんね。
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2020年01月15日

日産NV200バネットの前周り修理

今年の1番仕事になったNV200 一見何もなかったように見えますが前の軽自動車をおっぺして

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対物差額特約(経済全損でも修理をすれば+50万円まで加算される特約)を使っても追いつかないくらい相手は壊れてるそうです

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さすがに何でもないということはないですよ

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でもハイエ−スのようなキャブオーバーだったらこれでは済まないでしょう
この太くて大きいリーフォースからかなり後ろにクーラーコンデンサーやラジエターがあります

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ボンネットタイプだからこれで大丈夫だったという典型例です。
リーンフォースがVの字に曲がっています

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超高張力鋼板を使って10mmのボルトをたくさん使ってコアサポートについています。
この前周りの金属の硬さは本当に硬いと思います。鋼と一言で言っても新素材なんです
以前は35GTRが最も硬かったと思いますが、似たレベルの破断強度だと思います
部分的にクラッシャブルゾーンを使って実際に強力な入力があった際にいなせるようになっています

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日産の自動車は造りが良いです。相手をくちゃくちゃにしても、こちらはクーラーコンデンサーにキズ一つついていません

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ボンネットフードに事故と関係があるかどうか分からないへこみ

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パテからサフェーサーで仕上げます

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さーて、フィルターを交換して初めての塗装はこのクルマでした

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塗料もスプレーガンも全てフェラーリやアルファロメオを塗るのと同じセットです。
当然、貨物車や軽自動車にフェラーリなどと同じファクターで塗装すれば赤字とまでは言いませんが、儲かりはしません
ちなみにMPIは他店のいわゆる「下請け仕事」は一切引き受けません
引き受けませんと言うより引き受けられないと言った方が正しいかもしれません
やっぱり、お客さんと相対して、仕事の内容を理解してもらわないとできません。

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まだキレイなフィルターです

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仕事はどんなクルマでも引き受けた以上は手抜かりはなしです

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メタリックの目や染まりに注意して問題なければクリアーの工程に進みます。

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もちろん、サフェからトップコートまでスタンドックス製品ですから、作業の内容なステップはヤナセで修理するスキームと同じです

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うーん、商用車には惜しいレベルです。

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今年も頑張って塗っていきます。

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2020年01月07日

日産デュアリスのHIDバルブ交換

SUVのようでSUVでない、デンデン 4駆のようで4駆でない、デンデン それは何かと尋ねたら?
日産デュアリス
イギリスで作られていたかと思ったら、途中から日本で作ったりとなかなかトリッキーなクルマ
このクルマはメイドイン・イングランド。例のサンダーランドの工場かな?

今日はデュアリスのヘッドライトバルブの交換をしましたが、これがなかなかクセ者でした。
これはアルファロメオと違って簡単だろうと思ったら...

結局バンパーを外した方が早いかとなりまして

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なぜ外したかと言いますと

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このピンが嵌められないことがありますが、他にもいっぱいありまして

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まずはバルブ。D2Rと呼ばれるバルブで、黒いシェードがあるのです。
よく似たバルブでD2Cがあって、台座が同じなので取り付けに問題は無いのですが、マルチリフレクターの場合はこの黒いシェードでグレアと呼ばれる出してはいけない光を防止できるのです。言ってみれば先日のプジョー106と同じです。ライトには出しては困る光線もあるのです。
一方のD2Cはプロジェクターライト向けで、これは例の龍の目のようなレンズの中にリフレクターなど必要なものがオールインワンなので、シェードが無くても大丈夫なのです

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バルブをしたらピンをひっかけます

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この指でさしているところが車上では入れるのに苦労したところです。これは外した方が早いなあと。
入れられたかもしれませんが、ひーひー言った挙句、1時間とか格闘してやっと入ったころには疲労困憊なんて事より、さっさとバンパーを外して単体で楽に作業した方が肉体的にかえって楽だったりします。

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これが出来上がり。でも実はここからがこのライトの特徴なのです

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イグナイターの取り付けですが、これ、適当に付けようとするとなかなか入りません
おかしいなあ? おかしいなあ?

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よく見るイグナイターの中に白いカラーが見えて、
ドライバーで動かすことができます。実はこの白いカラーにバルブの突起が入って、イグナイターががちゃっと回転すると、カラーは自動的にバルブをロックする仕組みなのです。ところが、実は他にも仕組みがありまして
イグナイターが回ってバルブがロックされる時、コネクターの中から白いカラーの端っこのツメがいなくなり、コネクターもさせるようになるのです。
いや、こりゃ文字じゃ説明できないや。

とにかく切り欠きを揃えてライトに嵌めようとすると、これでもうまくライトに入りません
あんでだろ?? しばらく考えて

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じーっと見ていると........

違いに気が付きました
ツメです。よく見ると1つ違うじゃないですか

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ね? よく似ていますが違うのです

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ってことは挿される側も? 1か所だけ違うところがありますね
どこが違うかわかりますか?

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ばっちり付きました。
これじゃあ、ライト外さないと分からないなあ。

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でもバンパーも少々大変ですが
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2019年12月22日

ハイエースのヘッドライト不良

先日アルファロメオ156SWのHIDヘッドライトのバルブ交換を書きましたが、また違うヤツが来ました
今度は200系ハイエース。

時々右のヘッドライトが点かなくなったり、左が付かなくなったり
試乗すると左右ともパチパチと短い周期で付いたり消えたりしています。
これも典型的なバルブの不良で交換します

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と、その前に、ユーザーからバッテリーの警告灯が点いているけどバッテリーがダメなのかなあ?とのんきな電話が
急いで車庫に戻ってとお願いして、同時にレッカーの手配をもお願いしました

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この警告灯は、よく間違えられがちなのですが、決してバッテリーがダメなのではなく、充電するオルタネーターがダメな事を警告するチャージランプです。つまりこれが警告するところは既にオルタネーターが発電することができず、バッテリーの電源だけで走っている状態です。それほど多くは走ることができません。
以前僕がこの警告灯が点いた時の記事がありますから、これを見てください。緊迫の一部始終です


という事で、リビルドのオルタネーターに交換です。
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そうでなくてもワンボックスの整備作業は大変のですが、そこは経験豊富なEくんは上手にこなします

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狭い車上での作業は困難を極めます

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あれこれどかすものが多いですが元に戻りました

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チャージランプも点灯しません。19万キロ近くですから、むしろここまでよく持った方だと思います

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しかしこのクルマ平成25年の6月登録で19万キロですから、年間走行距離29230kmです。
それは1カ月2435km。25日計算なら1日97.43km、30日計算でも81.6kmですから、寝ている時間も考慮すれば1日/24時間での平均時速を10kmと考えると、1日9.7時間から8.1時間も自動車と共にいる計算です。
朝、9時に出発して午後6時までずっと運転とかいうスケジュール?
というのは極端ですが、決して運送業の人ではないのですが、すごい自動車への依存度なのが解ります
さて一方のヘッドライト

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HIDやLEDは切れない印象ですが、使用時間によって可使限界が異なります。やはり長く使えば、切れるのも早くなります。
今回はD4Rです。比較的国産車の純正使用の多いものです

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ラジエターグリルを外しまして
ライトを取り外します。
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バルブを交換して点灯テスト

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まぶしいばかりに光ります。

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よーし出来上がり。納車です

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家に帰ったら、なんと家の風呂場の電球が切れていました。
こちらはLEDなので切れない印象で、2年くらい前の交換で作業した人間が悪いのではと家族からもブーイングが出ましたが、思えばお風呂場には衣類乾燥機能があって、使うと10時間くらい高温に晒されます。
LEDは白熱電灯のように単純な構造ではなく、基盤を持つ電子部品の構造体なので熱に弱いのを思い出しました。

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なかなか完璧なものなどありませんね
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2019年12月05日

マツダ、シルバーのぼかし塗装

現在鈑金作業中のマツダプレマシー
このサイズのミニバンの中ではかなり優れたパッケージングです。シエンタなどとは一線を画す出来です

今回はリアフェンダーの交換作業です
マツダはかなりの大きさでパネルを支給してくれます。これならロッカーパネルまで来ますから作業しやすい代わりに
今回などは多くのゴミを出してしまいます。

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僕の所は店主の趣味を反映してかあまりワンボックスは入庫しないのですが、やはり日本で一番多いのは軽自動車とRVですからそういった車種の入庫が目立ちます。

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悪いところは直して、パネルを接合します。
この自動車の優れているところは、リアフェンダーか大変に交換しやすい造りになっています。
ぜひメーカー各社は見習ってほしいですね。特にトヨタ。

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さて、もう定番のサタのガン。Jet5000HVLPと3000RPです

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リアフェンダーは接合して、見えなくなる部分を先に塗装する際に、サフェーサー上から1度色まで塗装して本塗装を助ける作業内容にしています。

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ですから一見、リアフェンダーは何でもなく見えますが、よく見るとメタリック目や色味が僅かに違うのです。
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1度パラパラと塗装していきます。スタンドックスと言う塗料はトマリ(色が染まる、下地を隠蔽するチカラ)が悪いので何度も塗り重ねます。気を付けないと仁丹肌になったり、お肌のトラブルを招きますので、技術的にかなりの高さのハードルになります。

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モグモグタイムで集中力を回復させます。今日は生越の銘菓、一里飴です。
♪一里歩いて一里飴〜 もひとつ歩いて一里飴〜 一里あ〜め〜た〜べ〜よ〜♪
なんてコマーシャルも懐かしいあの一里飴。おいしいですよ。

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さてどんどん染めていきますよ

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おおよそ染まって来るとのよよに、いかにも塗ったぞ的な色差ができます。
特に下側のプレスライン付近とかですね。

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でもよく見ると染まっていなかったり。恥ずかしい思いをしないようよく見て作業します。

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ぼかし始める時は再度、ミスト処理をコントロールするカラーレスクリアを一度入れてから

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ぼかします。

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だれにもわからなくなったらボカシも完成です。

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以前に誰かが塗った後があって、それが吹きムラが出ていて、そっちが気になってしまいます。
僕らはそれをしまじろうと呼びます

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クリアも入って出来上がり。

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クリアーはエクスプレスプレミアムクリアーで仕上げました。
マスキングペーパーに飛んでいる色を見ればどこまで塗ったかわかりますね。

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2019年11月28日

成約御礼 日産NV200GX バネットバン

ちょっと前の話になりますが、オーバーヒートからヘッドガスケットを飛ばしてしまったエブリィのレッカー入庫のお客さんからご成約をいただきました。
実にありがたいです。

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実際にご成約いただいたのは今月初めで、名義変更を後にしてしばらくお乗りいただいていたのですが、うまくカスタマイズしてらっしゃる。
同車格のタウンエースバンに比べるとはるかにスタイリッシュでちょっぴりいじりがいがあります。
個人的にはこのカテゴリーではNVが勝っていると思います、ハイエースとキャラバンの対比を思うと・・・

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で、これが名義変更前の番号なのですが、よーく見てください。
ナンバーボルトがヘンですね。

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ナンバーのボルトがロックボルトで付いています。これって本当にお客さんの意思で付けたのかなあ?
本当に必要に応じて付けたのかな?
以前それなりにお年を召されたご夫婦のクルマの前回りを修理した際にもロックボルトが付いていて、本人にロックのカギはありませんか?と尋ねたら、そんなもの付けた覚えはないと断言されてしまいました。
おそらくは値引きの具にされたか

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中古車ではロックはずしが付いていないクルマはよくありますので、とかく違う方法で外すしかありません。
全く持って人迷惑な話です。陸運局に行ってからこのボルトに気が付いたら、とてつもなく困ったことになるところでした。

作業には以下のような工具で外します。

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良い子はマネしちゃだめよう。
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2019年10月05日

続・私、硬いんです

先日、硬いと書いたNboxですが、作業はこのようになっています。

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もはや何のクルマかわかりませんが、とにかくNboxなのですよ。
さらに画像右上の三角っぽいカタチのフードヒンジベースパネルを切り取ります。

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この人、なにやっているのでしょう?カメラを傾けて撮影しているわけではなく。遊んでいるわけでもなく。

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全体重をかけてドリルの先端に力を込めているのです。
こうして硬い鉄板のスポット溶接をはがしていくのです。

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この作業を正確に切り取るのが、後の作業のスピードや体力の温存につながります。

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新しいパネルを仮付けしてパネルを載せて仮のチリ調整を繰り返します。

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トラムトラッキングゲージと各社の車両寸法図が載った資料を同時に見ながら位置合わせをします。
昔はいろいろ数字にこだわりましたが、最近は単なる対角線の等長やパネル部品の流れや無理のなさなどに重きをおいて作業しています。

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また溶接個所の下準備も十分にこだわり、2枚を溶接するときにはそれぞれの穴に、3枚なら真ん中の板を中心に裏表のパネルそれぞれをしっかり溶接して、絶対的な強度を確保します。

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位置が正しければどんどん溶接していきます。溶接の火花は健全な部品や、隣接するほかの車両の塗装を汚損、破壊する可能性がありますので、スパッタシートによる養生はしっかり気を付けましょう

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特に軽自動車とはいえ、部分的にかなり厚い鋼材を使いますから、溶接機の出力もかなり高くなります。
スパッタはそれだけ高温のまま飛びますから、溶接部分の塗装の剥離はしっかりさせるべきです。

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見えにくい場所もしっかり溶接します。MIG(半自動溶接機)に使うガスも普通の炭酸ガスよりアルゴン混合ガスの方が仕上がりがきれいです。

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ヒンジベースもがっちり溶接 

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安全性の担保には、重用な部分のがっちりした溶接が欠かせません。
母材共にしっかり溶け込んだ溶接が、しっかり新車のスポットと同じく溶接されていれば「事故車は出来が悪い、安全でない」などのそしりを受けることはありません。しっかり直されたクルマに罪はありません。出来の悪い修理がいけないのです。

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また溶接後はしっかりサビ対策もしてやります。
亜鉛を塗って防錆を担保します。昔はノックスドールから刷毛塗りの良い亜鉛が出ていましたが、国内では取り扱わなくなってしまったので、今は国内のメーカーのものを使っています。

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亜鉛は大変に強力ですが、すいません。関東以外で暮らしたことがないので、豪雪地帯や海沿いでの防錆にどれほどの効果を示すのか?まではわかりません。聞くところによると、北の方は、関東の人間では到底理解できないくらいの費用を下回りの防錆にお金を費やすと、ウルトの北村くんから聞いたことがあります。

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溶接した場所だけではなく、焼損した部分すべてにしっかり塗ります。箱になっている場所にはキャビティワックスを吹き付けます。

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フードを開けて目に入るところには塗装をします。内板色と呼ばれるボディとは違うグリーンっぽいグレーで塗装をしたり、車体色を飛ばしてそれっぽくして、見栄えを調整します。

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溶接や塗装が終われば分解した部品を組み付けて

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エアコンガスやLLCを入れてエンジンがかけられるようにして、塗装に回ります。

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次は塗装から始めます。 

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2019年09月26日

私、こう見えて、実は硬いんです。

一見、何でもないNboxに見えますが、実は前回りの事故修理で入庫しています

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こう見ればかなり判り易いですね。ボンネットがへの字になって曲がっています。
これ、クルマそのものは結構な勢いでぶつかっているのですが、そう見えないのは、最近の自動車が持つ
強力なスプリングバックという元に戻ろうとする金属の復元能力によるものなのです。

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ところで事故の程度の重い軽いは、速度もさることながらアクセルのON/OFFによってもかなり違ってきます。
最近のエンジンは低い回転域で最大のトルクを発生させるエンジンが多く、トルクが乗っている時に衝突した事故は、その金属が戻ろうとする力を部分的に粉砕して入力されます。

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ですからこの手の事故はユーザーの思惑と、修理する側の描く修理のファクターがかなり違うことが予想されます。

ラジエターやコンデンサーもかなりの移動量が見れます。

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外装を外すと穏便でない状態がわかってきます。

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修理内容としては、コアサポートの交換、フロントクロスメンバーの交換。左のフードレッジパネルの交換です。

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さて不要なものを外したら、さっそく調理に入ります。
必要に応じて予め軽く引き作業をしておきます。

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コアサポートパネルなど、溶接された部品の交換は部分的に切って外していきます。そうでないとスポット溶接部分をうまく削り取ることができません

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変形のエネルギーが強くかかっている部分は切っているそばから圧縮されたスプリングバックが解放されてエアソーに負担がかかります。
そんなときでも決して期待を裏切らないのはシナノのメカニカルソーです。

昔、エアソーと言えば高い上に歯が挟まると切れなくなり、しかも壊れやすいという、ろくでもないものが多かったのですが、このメカニカルソーは発売から10年以上が過ぎると思いますが、エアソーの最高傑作だと思います。

 
出たときは飛びついたのをよく覚えていますよ。今のものは2代目だか3代目だかです。

しかし時の流れはなかなか早く、その間、自動車用の超高張力鋼の性能は上がるばかり。
切断強度の競争のように、自動車メーカー各社がこぞって硬い鋼板を使用しました。

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このクルマも例に漏れず超硬です。

可能な限りスポット溶接の切除を減らすためによく考えて粗切りします。

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さてここからはとにかく硬いスポット溶接のナゲット(溶接跡=丸い)を専用のドリルで削って切り取るのです。
切粉も尋常でないほど出てきます。

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切除油はこれがベストです。

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あまりに硬いので、専用のドリル歯を使います。それでも4このスポット跡くらいしか切れません。
この歯もいろいろ発売されています

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ドリル歯を研ぐ機械も専用のものです。普段使っているローケンは第2世代ですが、これは確か第9世代
結構な値段ですが、これなしでは仕事になりせん。

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なにしろ、この従来品だと良くて1か所削れるか、母材にキズを付ける程度しかできません。

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タガネは変わりません。PBの定番品

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これは本当にタガネのスタンダードで、焼き入れ、硬度、使いやすさどれをとっても最高峰で、タガネの名作です。
記憶が正しければ、先に横刃が無いスロットタガネが発売されて、あとからこの両刃や少し曲がっているタイプが発売されたと思います。

苦労の末にすべてのスポット溶接を切り取りました

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以前、工場のとなりのキクチさんのお父さんが、野菜の苗を植えたり水をやるとくたびれて、腰が痛くて病院やマッサージに行っちゃうんだよ、と本末転倒な話をしてくれた時がありましたが、まさにその通りで、可能なら請求の項目にマッサージ代と形状したいくらい。

足も腕も腰も背中も、手のひらまで筋肉痛です。
こんな仕事を毎日行ったら体が壊れるか、ダイナマイトキッドみたいな体になるかのどちらかです。

MPIは一切、よその工場の下請け仕事はやりませんので、こんあ仕事は滅多にありませんが、ディーラーの下請けなどを多く行う工場は、何かマッサージチェアでも買わないと、やってられませんな。

次はフレームを溶接していきます。

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2019年08月30日

サンバーのエアコン修理

赤ボーさんのエアコン修理です。

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今は無きスバルオリジナルのサンバー。リアエンジン、4WDで4独、スーパーチャージャー付5速とここだけ聞けばトミマキネンが乗っていそう。
実はこのオーナーさんは本当はすごいエンスー。

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ここにその片鱗が

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エンジンはこの荷室の下にあるので、コンパネを外します。

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すると出てくる4気筒の660ccユニット。

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さっそくゲージを取り付けるとガスは問題なく入っています。しかし全くエアコンが効きません

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エンジンをかけるとクラッチが入りコンプレッサーが圧縮を始めますが・・・
高圧がどんどん上がります。ある程度上がるのは結構ですが、度を越えると破裂します。
しかし、破裂すると大変危険なので圧力スイッチが働き強制的にクラッチを切り離すのです。

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つまり、冷媒が回っていかないのです。
ここでエアコンの仕組みをおさらい。コンプレッサー圧縮し高圧となったエアコンガスは、コンデンサーで冷やされ液化します。その先のエキステンションバルブでシュッと霧吹かれ、液化からガス化します。そのガスになるときの気化熱をエバポレーターでファンがさらって、車室内に冷たい空気を届けます。ガス化したエアコンガスは冷え冷えの状態のまま、すっかり低圧になり再びコンプレッサーに吸い込まれていきます。そしてコンプレッサーそのものを冷やすのです。

このサイクルがどこかで遮断されて、サイクルが回らなくなってしまっているのです。
この場合の原因はかなり高い確率でエキステンションバルブです。その間にあるレシーバータンクと呼ばれるフィルターもセットで交換します。

ガスを抜きます。

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エキスパンションバルブは助手席からアクセス可能です

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ええ、アルファのエキパンと殆ど同じです。用途が同じなので、形も似てくるのですが、全く同じかと聞かれれば、それはわかりません。(笑)
ああ、必ずパッキンの類はすべて交換しますよ。

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一通り交換したらまず真空引きして置きっぱなしにします。

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45分くらい引いてそのまま翌朝まで置いておきます。

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翌朝、当たり前ですが圧力変化が無かったのでガス注入します。

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冷媒量が0.35から0.45kg ですから

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この200g缶2本でちょうどいい計算になります。
前から後ろまでユニットがあるのに意外に量が少ないのですね。多ければいいというわけではありませんが、メルセデスは1kg以上軽く入れます。

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異音もなく軽く回り続けるコンプレッサー

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フィルターはセットで換えたいものですね。

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寒いほど冷えるようになりました 

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2019年08月27日

スバルの純正部品 過剰包装問題

今、スバルのXVを修理中なのですが

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左側面を強くぶつけていて、いろいろ交換します。

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さすがスバルというか、日本屈指のマニア向けメーカーだけあって部品へのこだわりもスゴイ

一般的にはショートパーツの一つのクリップ。しかもウエザーストリップに使うかなり小さいもの

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一袋に1個ずつクリップが入っています。いっぱい使うのでビニール袋もいっぱい

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22個頼んでいるので一袋に入れてくれればいいのですが・・・

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これ一ついくらだったかな?80円位したかな?100円くらいだったかな? 
意外に高いのです。これ一個とガチャガチャが一回分同じ値段。がちゃがちゃっとお金入れて回してこれ1個出てきたら頭にくるでしょう?

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数と種類を確認します。

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一つ一つ出すのも大変です。もっと簡易にしろって言うねん。

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塗装も終わってモールの組み付け。ホイールアーチのモール(オーバーフェンダー)の箱が見当たりません。

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もうほかに大きい部品がないので、この箱かと。しかし、その形からイヤな予感が
だって、ホイールハウスのオープニングモールですからこのカタチの箱では無いような・・・

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中から出てきたのはかなり違うカタチの入れ物
嫌な予感が的中かと思って、部品商にクレームの電話を考えつつ、その瞬間。

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さらに中からブーメラン状のものが!
おお、これこれ。しかしこんなにデカイ箱で、出てくるのこれだけ??

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さらに外側のビニール包装をはがします。まだ包装があります。
もうマトリョーシカみたい。

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もう少し簡易な包装でも良いように思いますけどねえ。

 

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2019年08月15日

気になるアイツ

うーん、最近のマツダのクルマには実にキレっキレの印象がありますが、先日の夕暮れ時、見とれてしまった車がありました。

信号で待っていた時に、ものすごいデザインのと言うか通り過ぎる時に映った風景で、ドアの平面からプレスラインの映り込みが強烈で、
車体も赤いメタリックだったこともあって、一瞬でイタリア車だと思い込みました。

数台前の赤いクルマは明らかに異才を放っています。イタリア車を見る時に感じるアレですね。
周りにあまり溶け込まない独特の雰囲気。

運よく、交差点のたびに前の数台が曲がって行き、ついに一台も間にいなくなった時に見た、リアのエンブレムを見てびっくりしました。

マツダのクルマでした。マツダ3です。
https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/

見えますでしょうか?このリアドア周りの絞り方。プレスラインではなく
パネルそのものがしゃくれて強烈な個性を際立たせています。

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ソウルレッドの塗装色と夕映えの中での強烈な映り込みがとんでもない造形美を際立たせます。
このクルマが遅かろうが、古いテクノロジーだろうがどうでも良いようになる瞬間です

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そしてリアのまとまりが良いですね。
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ついにこんなデザインのクルマができたかと、感慨深いものがあります。
国内のデザインでついにこんなデザインが。

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いやあ、これはかっこいいと思わせるクルマですね。
もう一度ゆっくり実物を見に行きたいものです。

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ただ、このカラー、絶対塗りたくないですねえ。
あまり鈑金やパネル交換もしたくないなあ。遠巻きに見るのは良いですが、こいつは直すのは大変そう。

youtubeを軽くさらったら出てきました

 

前回りはそれほど趣味ではありませんがサイドビューとリア回りは実に素晴らしいです

ちなみにグレーも興味がありません。黒なんて論外、ブルーもシルバーもパールホワイトもダメ。
この3コートでカラークリアーの赤が良いのです。
ま、絶対塗りたくないですが(笑)

 

posted by admin at 00:24| Comment(2) | 国産車

2019年07月20日

成約御礼 トヨタヴェルファイア

先日、横浜にクルマを取りに行くも乗って帰れなかったクルマとは、このクルマです。
以前に買っていただいたアルファードから6年、買い替えの時期になりました。大変にありがたいの一言に尽きます

トヨタヴェルファイア。巨大の一言。

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運転していても3t車くらいの感じです。バスみたい。

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トヨタの最高級ミニバンの名に恥じぬデカさ、高級感、そしてオラオラ感抜群

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車内だって間接照明

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トヨタお得意のウッドコンビハンドル+木目っぽい内装。そして何と言っても静か。

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これが人気のライトですね。その高級車は強いなんてキャッチでした。なんだ強いって(笑)
だから黒はスゴイ高い。

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バックゲートだってボタン一つで締まります。

 

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僕が扱う車種とは対極の位置のクルマですが、なんでも良いものを探してまいります。
お買い上げ、ありがとうございました。

 

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2019年07月06日

レンタカーの知らない事

先日、代車などで利用することが多い、おなじみトヨタレンタリースに行った帰り

このクラウンではないのですが、

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プリウスで工場まで送ってもらいました。
道すがら、「レンタカーのナビって専用のモデルなのって知っていました?」と聞かれて
「あー、テレビが映らなかったりするんですよね」と答えたのですが

「あれなんで映らないか知っています?」と聞かれたので
「そりゃ、危ないからでしょ? 運転中見たら危ないし。昔レンタカー上がりの事故車を部品取り目的で買ったことがありますが、ナビに本来付くであろうTVチューナーや接続部分がつるっとしていて、こんなモデル存在するんだ〜って思ったもんですよ。」

すると店長曰く、「もちろん危ないのもあるのですが、実はNHKの料金対策なんですよ。」
と意外な事を話し始めてくれました。

「スマホのワンセグなど、テレビが見れる環境のある物には、受信料を徴取する方向なので、所有台数の多いレンタカーは映らないようになっているのですよ」。
最近は多くの会社がコンプライアンスやらコーポレートガバナンスなどを準拠していて、法的に払うようになればその通りに向くようになっているので、その対策となるようです。

へえ〜!

ちなみにそのクルマのナビ。実はCD/DVDの再生機能もないのです。
その分、ナビの検索などを早く動かせるよう作られているそうです。
するとオーディオはBluetoothとラジオだけ??

知らない事っていっぱいありますねえ。

もちろん全車種ではないようですが、テレビが映る車種はなかなか無いようです。

 

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2019年06月29日

傷んだ塗装の補修

こちらも長いお付き合いになり始めた日産ラシーン。
ごく普通のご夫婦ですが、このクルマに愛着があって、以前の付き合いのあったディーラーを袖にして僕の所に来てくれているのですが
いかんせん、経年劣化の壁には勝てず、今回はボディ外観の相談で入庫と相成りました。

皆さん、最近もそのような内容で相談された入庫があったのですが、あくまで僕の主観として聞いてください。
保険会社の車両保険があたかも最上級の仕上がりを約束されたがごとく、何でもかんでも車両保険で行おうとする方をお見掛けいたしますが
確かに、事故の時など相当な額になるので、ありがたいのですが、最上級の仕上がりを提供されると思ってはいけません。
もちろん、その契約で定められた金額の中ではベストを尽くすのですが、その出来上がりの先にあるものは保険会社の描く出来上がりの物だと思います。
車両保険は基本的にそのような原状回復を謳っているわけで、仕上がりの質や本当に希望通りの仕上がりを求めるには無理があります。
ではどうすれば良いのでしょう? 

それは追い金を払う覚悟だと僕は思います。
自分が好きでその車に心底陶酔しているなら、自分の希望通りできないならオプショナルな修理スキームがあっても何らおかしくないと思います。
この話をすると急にトーンダウンする方が多いのですが、趣味のクルマにお乗りの方には珍しい事ではありません。決して奇特な方ではなく自費でグレードアップされる方は結構多くいらっしゃいます。

今回のラシーンも自費を理解できるそんなお客さんでもあります。

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今回は全塗装の、しかも色替えのご相談でしたが、スゴイ金額になるので現実的でない旨の話をしました。
このクルマあたりで基本的にかかる費用は70万円、そこにはガラスの脱着と部品代は含まれない、純粋な修理工賃だけお伝えいたしました。

特に色替えとなると作業も多岐にわたり時間も費用も掛かりますが、新車以上にしてお返しします。

とはいえ、予算が青空天井な方など殆どいらっしゃらいませんので今回は塗装の傷みの激しい前回りだけを作業することにしました。

しかしこのクルマ、何がすごいって塗装の為に取り外す艤装部品すべてが、(いや2つだけ廃止になったのがあったな、再使用ができるそれほど目立たない部品で)普通に日産に在庫があることです。モールからカバーから・・・

やはり国産車はいいなあ

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どれだけべろべろにムケてしまっていたか画像が無いのが残念ですが下の画像を見ていただければ分かりやすいです。クルマが天然痘になってしまったのではありません。ダブルアクションサンダーで追い続けるとこうなってしまったのです。

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金属素地も見えていますが、塗装の下から黒色が覗いているのがわかります。これはこの部品が新品に取り換えられたことを裏付けるもので、このパネルは新品の時に来る、黒い電着プライマーの上から直接塗装をしたようです。それゆえ、塗装膜強度がなく剥離を促進させた原因だと思います。
これには輸入車国産車関係なく起こります。

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こういうときに、このような複雑なプレスラインが作業しづらいのです。前に塗った人はそんなこと考えもせずにぱーっとやったのでしょうが、再補修する側は1本1本手で研磨しますから、相当な忍耐が要求されます。

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劣化した塗装膜は新しい塗装面と完全に遮断しなければならず、シール性に優れたプライマーサフェーサーを使わないといけません。
それにはうってつけの商品がこのEPプライマーサフェーサーです。エポキシ系プライマーサフェーサーで、縮れやすい劣化塗装膜を遮断できますので、塗装後しばらくしたらなんかヘンな跡が出てきたとか、剥がれたなんてことを未然に防げます。

こういった材料を自由にチョイスできることは塗装者にとっても、ユーザーにとっても大きなアドバンテージです。
普段から80%を心の中に作業せよとあるのは、どんなシチュエーションにも真正面から作業できるスキルや研究、工夫が必要だと思います。

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スプレーガンはサタのJet100B RPです。フードなど大きなパネルの下地塗装にはベストなガンです。

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ただ、このサフェーサーは硬化すると極端に硬いので、サンディングする方がまいってしまうので、上からクリアーを塗装します。

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そうすることにより、作業者は研ぎやすくなり作業性が向上し、また劣化した下地と完全に隔離できるので、長く塗装の正常な状態が保つことができます。

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なんか仕上げたみたい。でもそんなことはないのですねえ

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これを出して研ぐのです。でも、その前に同じく焼けて劣化した両フェンダーを別にサフェーサーを入れます。

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ここから先はまた今度

posted by admin at 00:14| Comment(0) | 国産車

2019年05月23日

成約御礼 トヨタアクア

本当に長いお付き合いのお客さんではありますが、売買には関係したことのないお客さんにご成約頂きました。

ありがたいですねえ。
予算的にアクアは難しく、ヴィッツかフィットの検討をお願いしていたところに
ラビット小川橋店の高橋くん...いや高橋社長にこのような在庫があるとのことで紹介されたのがこれでした

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事故車です。
事故の経歴を持つクルマを事故車と言いますが、これは事故したままのクルマです。
しかし、これが良いのですよ。

このクルマは彼の店の管理ユーザーでしかも新車からのワンオーナーです。
何にぶつかったか、だれがどのようなプロセスでこうなったかわかるからです。

これは大きなアドバンテージで、人とぶつかった心理的瑕疵が無いから事故を修理すればもとに戻ります

特に修理が高価なエアバッグも大丈夫です

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一見ひどそうに見えますが、ハイブリッドシステムにも問題がありません

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サイドメンバーにも移動の跡は見えません

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幸い、サイドメンバーなど主要部分の直撃は守られています

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また運が良いのかしりませんが、ラジエターなどの移行部品もまた無事です

これらを修理して乗るのも良いかもしれません。

MPIは鈑金屋ですからね〜

 

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2019年05月19日

NV200も再び

すいません、書いている途中で寝落ちしちゃったのを、間違えてアップしていたようでした。
改めて完成した記事をお送りいたします。


昨年12月に販売したNV200

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なぜか戻ってくる確率が高くユーザーの方も泣いています
励ますつもりで再び本来このクルマには無い部品を付けます

以前、フォグランプを取り付けしたした際の記事をごらんください
上がその1、下が後編のその2です

http://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/nv200-5084.html

http://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/nv200.html

この時、NV200のフォグキットには中間のハーネスが無く一部を作って対応したのも記憶に新しいです

で、今回は同じくトップグレードにのみ設定のある電動ドアミラーの装着をいたします。

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ドアミラーは裏側のベゼルを外せば簡単に取り外しが可能です。
しかし資料を調べると標準グレードには設定どころかハーネスも存在しないようだったのですが、念のためドアトリムを外してみます。

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ドアトリムの脱着はドアグリップにビスが1本あるだけなのですが、矢印のパワーウインドウスイッチの下にもありそうなので、外してみましたがやっぱりありませんでした(笑)

 とてつもなく硬いクリップで付いているドアトリムを外してみますと、なんともそれっぽいコネクターが隠してあります。

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さっそく確認してみます。  

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ソケットを挿すとバッチリです。昔のクルマはよくこういった隠し配線があったのですが、最近はコスト管理の影響を受け
フォグランプの時のように配線が存在しなかったりするのですが、今回は
なんか、イケそうなきがする〜!

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となると、ミアースイッチの付きそうな場所をめくってみます。

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どれどれ

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ハーネスの奥の方にテープで一つコネクターが巻いてあります。
なんか、イケそうな気がする〜!

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運よく51系エルグランドのスイッチがあったのでつけてみたら

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めでたく電動ミラーのクルマになりました。でも元々。設定車種でも電動格納ミラーではありませんから、単なる可倒ミラーというだけですからが注意ください。
みなさんもいかがですか?

どの車種にもみんなハーネスがあるとは限りませんが...

 

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2019年04月27日

成約御礼マツダCX-5

以前、CX-5をデモしたお客さんに成約いただきました

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買ったのはさらに遡る事4月の2週目くらい前なのですが、なにしろ運ばれてきません
なぜなら大阪のオークションで買ったのです。結局10日ほどかかってしまいました。

31年1月登録のいわゆる新古車です。関係ありませんが 思えば工場から程近いところに、家具などショールームで使った未使用家具を売る「お新古市場」なるお店があって、いつもおち〇こ市場って考えちゃうんです。シモかっ!

https://shop.plaza.rakuten.co.jp/oshinko/

走行距離も1km。

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全てビニールに包まれています

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素晴らしいです。

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そして昨日、名義変更に行ってきました。
MPIにとって平成最後の登録です。その言葉は聞き飽きた?
まあそう言わず。
この前日には消費税の振替え納付があり、さらにその前には所得税。この日は取得税 もう税金だらけ

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どんなに新車よりも新車らしくても1度登録されちゃうと、名義変更するときには取得税がかかるようになってしまうのです

長い休みが始まりますね。そして平成が終わります 今年は消費税UPも見込まれています。
クルマ欲しい方、お気軽にご相談ください。

お買い上げ、ありがとうございました

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2019年04月10日

トヨタスペイド クラクション取り付け

販売したトヨタスペイドにちょっと良いラッパを取り付けます

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今回交換するのはボッシュのおなじみ、ラリーストラーダ。古くからの人気の定番ですね

 

でもとりあえず、バンパー外しからスタート。これは避けて通れません

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デフォルトは1個だけでぺーって音がします。ちょっと貧相
一気にグレードアップします。
ノーマルの取り付け位置を生かして一つ止めます

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しかしどうしても2個は無理。

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しょうがないので、1か所取付穴を作ります。3mmのドリルで下穴をあけますが、後ろにはラジエターがありますから注意して作業しないと
ラジエターに穴を空けますよ

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その後9.5mmの穴に拡大してナッターで立て込みナットを作ります

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ブラインドリベットと同じ原理です。ナットのネジをインサーターで引き上げてパネルとナットのネジ部で挟みつぶして固定するのです

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はい! 出来上がり

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配線は元に戻すときの為に元のコネクターを生かします。よく、リレーを入れてなんて人がいますが、ラッパは大した消費電力ではないので、直接配線して問題ないと思います。

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+の線は1本から2本に分岐させます。

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GNDも分岐させて、配線のイメージはこんな感じ。

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裸配線だとかっこ悪いので少しコルゲートチューブ被せたりして
出来上がり

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あとはタイヤですね。205/40-18イケました。
いつものブレンボキャリパーのなんちゃってが光ります

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その後電光ナンバーを取り付けたりで、出来上がり

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2019年03月28日

新旧ディーゼル対決

今日は新車販売のデモ。CX-5ディーゼルターボの4WD。
とてもじゃないがディーゼルとは思えない静かさ&走りの良さ。
クルマに疎い人ならガソリン車と区別がつかないのでは?

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パートナーは超長い付き合いの所沢東店の藤田くん。

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毎回、商談ばかりで成約になった試しがありません。う〜ん

しかし、マツダ大人気の昨今、なるほど、人気があるのもよくわかります。
実に出来が良いです

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これは最上級グレードの特装車みたい。シートヒーター、シートベンチレーター(クーラー)付き
ハンドルヒーターも付いています。

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レザートリムは上級グレードのみの設定

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ブルートゥースオーディオをはじめApple carplayにも対応しています。

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パーキングブレーキも電動。

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もう昔のマツダの面影はありません。MPVやプレマシーに見れるような安っぽいプラスチックで陳腐なデザインの内装は遠い過去のようです。
ワンボックスもスポーツカーも捨てて手に入れた実は美味しかったようですね

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午後は車検上がりのハイエースの納車。ディーゼルターボでフルタイム4WDのスーパーカスタム
それこそ、CX-5など、今日の重装備の礎のようなクルマです。

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23年前には超高級車で超人気車でした

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今も色あせない高級ワンボックスの代名詞。

エアバッグも付いていますね。

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81マークUでも見られたカセット付きCDデッキが泣かせます。

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フルオートエアコンも健在です。

20万キロを超えて尚、現役なのです。

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しかし、他にも今日は納車と引き取りに追われる一日でした。
ここのところ、ぜんぜん現場作業ができません。
だからブログの内容も淡泊ですいません

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2019年03月24日

成約御礼 トヨタスペイド

先日、トヨタスペイドの成約をいただきました。

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平成30年のクルマです。最新デバイスいっぱい。
トヨタセイフティセンスと呼ばれる 3種盛りに、

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前のクルマが発射したことを知らせる、先行車発進告知機能

もちろん、HIDライトで、ブルートゥース付きナビにバックカメラ
ETCは2.0 パワースライドドアだし、インテリジェントキー。
アイドリングストップに充電制御付き超高燃費の22km/L
なんとヒルアシスト付きにEBD付ABSは当然装備
超高張力鋼板や差厚鋼板を組み合わせた、全方向衝突安全ボディ。
なんでもあり。

そして極めつけはコレ。

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ウエルキャブなんです。ボタン1つで、乗り降りカンタン。

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よくできたクルマです。
でも、このクルマ、これだけじゃ終わらないのですぜ
MPIではこういったクルマでも手配可能です。新車から中古までOKです。
お買い上げありがとうございました!
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2019年03月13日

パブリカのマフラー新調

先日お願いしていたパブリカのマフラーが出来上がりました。

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予算の都合なので、前から後ろまで新調することはならず、部分的に作った感じ

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またフランジを廃し、基本的に差し込みの仕様としました。
旧車はキャタはおろか、タイコすらなく、コスパは大変に優れています。

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今回はかなり無理を言って作っていただきました。
作ってくれたのは、ホンダの2輪で世界を転戦した人なのです。なのに、畏れ多い・・・

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1発ですばらしいパフォーマンス。
旧車でマフラーでお困りの方、ワンオフでタコ足を作りたい方(なかなか最近は居ないと思いますが)いらっしゃいましたらご相談ください。
かなりハイクオリティのものが出てきますよ

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2019年02月19日

ZVW40 プリウスαのナビ取り付け

お買い上げいただいたプリウスαの社外ナビ取り付け
この手のクルマがお好きな方はコストに強いこだわりをお持ちなので、商品はすべてアマゾンのリンク付きです。この商品だけで完結します。

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ディーラーオプションのナビが付いていますが、フルセグ、BTオーディオ、バックモニター付きがいいそうで、取り換えとなりました。

今回装着するのはパイオニアのディーラー向けモデルAVIC-RW802-D

まずはバックカメラの取り付けから。リアゲートにいきなり穴開けちゃいます。13mmです

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グロメットは同梱のものを使います。

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今回使うのは同じパイオニアのバックカメラ
ND-BC8U


で、これを付けるのには↓の配線を使えばかなり楽になります。
JP-CA47BCT トヨタ車用のバックカメラの配線

ナビユニット周りはアッパーアクセサリケース→シフトゲートの周りのガーニッシュ→エアコン吹き出し口→センターガーニッシュ→ナビユニットの順番で外していきます

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地デジのアンテなは両側のピラーカバーを外して。左右とも比較的通しやすいです。
ナビ後ろのスペースも比較的余裕があります。

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バックカメラは先の配線キットを使い、メインハーネスの返還は下記のものがベストです。RD-Y101DK。車速もこれで、バック信号もこれで、ステアリングスイッチにも対応していてここですべて解決します。

以上で取り付けできます。

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最後にバックカメラの位置を確認して出来上がりです。
僕はナンバーやバンパーの一部を画像に入れるのがポイントです

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新たなオーナーの元、頑張ってくれるでしょう

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2019年02月10日

成約御礼 トヨタプリウスα

先日、成約頂いたトヨタプリウス。エコカーの権化です。

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買って頂いたのに書いてはいけませんが、そこそこのデザイン、そこそこの走行性能、そこそこの乗り心地、トヨタの得意とする「超凡庸路線」を具現化する自動車。
でも、何よりこのクルマには素晴らしい燃費と絶対的な維持費の安さがあります。

今回は後ろの自動車、つまりサーブ9-3からの乗り換え
お仕事の内容が変わり、自家用車をかなり長く乗るようになった為に乗り換えです。

信号待ちしていると、たくさんの同型車を見たりしますね。
そう、つまりこのクルマには、愛着云々より、白物家電に近いものが求められ、所有者も自動車に対する要望というより、どれだけ仕事ができるかどうかを求めるのです。

僕、知らなかったのですが、プリウスαって7人乗りと5人乗りがあったのですね。
つまり3列目があるのです。
無いものないなあ〜

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しかし、あのトヨタの大衆エコ路線の御璽のもと、開発販売されているクルマです。
悪く無かろうはずがなく、基本的に完璧な仕事の能力です

でも、やがて、また欧州車にも乗っていただきたいなあと思います
お買い上げありがとうございました。

posted by admin at 23:39| 国産車