オークションでマーチを買いました
ホンダのフィットにもMT車がありますが、こちらもまずそれなりの金額になります。
少なくともしゃこたんにしたいと
それはまた後日....
先日、硬いと書いたNboxですが、作業はこのようになっています。
もはや何のクルマかわかりませんが、とにかくNboxなのですよ。
さらに画像右上の三角っぽいカタチのフードヒンジベースパネルを切り取ります。
この人、なにやっているのでしょう?カメラを傾けて撮影しているわけではなく。遊んでいるわけでもなく。
全体重をかけてドリルの先端に力を込めているのです。
こうして硬い鉄板のスポット溶接をはがしていくのです。
この作業を正確に切り取るのが、後の作業のスピードや体力の温存につながります。
新しいパネルを仮付けしてパネルを載せて仮のチリ調整を繰り返します。
トラムトラッキングゲージと各社の車両寸法図が載った資料を同時に見ながら位置合わせをします。
昔はいろいろ数字にこだわりましたが、最近は単なる対角線の等長やパネル部品の流れや無理のなさなどに重きをおいて作業しています。
また溶接個所の下準備も十分にこだわり、2枚を溶接するときにはそれぞれの穴に、3枚なら真ん中の板を中心に裏表のパネルそれぞれをしっかり溶接して、絶対的な強度を確保します。
位置が正しければどんどん溶接していきます。溶接の火花は健全な部品や、隣接するほかの車両の塗装を汚損、破壊する可能性がありますので、スパッタシートによる養生はしっかり気を付けましょう
特に軽自動車とはいえ、部分的にかなり厚い鋼材を使いますから、溶接機の出力もかなり高くなります。
スパッタはそれだけ高温のまま飛びますから、溶接部分の塗装の剥離はしっかりさせるべきです。
見えにくい場所もしっかり溶接します。MIG(半自動溶接機)に使うガスも普通の炭酸ガスよりアルゴン混合ガスの方が仕上がりがきれいです。
ヒンジベースもがっちり溶接
安全性の担保には、重用な部分のがっちりした溶接が欠かせません。
母材共にしっかり溶け込んだ溶接が、しっかり新車のスポットと同じく溶接されていれば「事故車は出来が悪い、安全でない」などのそしりを受けることはありません。しっかり直されたクルマに罪はありません。出来の悪い修理がいけないのです。
また溶接後はしっかりサビ対策もしてやります。
亜鉛を塗って防錆を担保します。昔はノックスドールから刷毛塗りの良い亜鉛が出ていましたが、国内では取り扱わなくなってしまったので、今は国内のメーカーのものを使っています。
亜鉛は大変に強力ですが、すいません。関東以外で暮らしたことがないので、豪雪地帯や海沿いでの防錆にどれほどの効果を示すのか?まではわかりません。聞くところによると、北の方は、関東の人間では到底理解できないくらいの費用を下回りの防錆にお金を費やすと、ウルトの北村くんから聞いたことがあります。
溶接した場所だけではなく、焼損した部分すべてにしっかり塗ります。箱になっている場所にはキャビティワックスを吹き付けます。
フードを開けて目に入るところには塗装をします。内板色と呼ばれるボディとは違うグリーンっぽいグレーで塗装をしたり、車体色を飛ばしてそれっぽくして、見栄えを調整します。
溶接や塗装が終われば分解した部品を組み付けて
エアコンガスやLLCを入れてエンジンがかけられるようにして、塗装に回ります。
次は塗装から始めます。
一見、何でもないNboxに見えますが、実は前回りの事故修理で入庫しています
こう見ればかなり判り易いですね。ボンネットがへの字になって曲がっています。
これ、クルマそのものは結構な勢いでぶつかっているのですが、そう見えないのは、最近の自動車が持つ
強力なスプリングバックという元に戻ろうとする金属の復元能力によるものなのです。
ところで事故の程度の重い軽いは、速度もさることながらアクセルのON/OFFによってもかなり違ってきます。
最近のエンジンは低い回転域で最大のトルクを発生させるエンジンが多く、トルクが乗っている時に衝突した事故は、その金属が戻ろうとする力を部分的に粉砕して入力されます。
ですからこの手の事故はユーザーの思惑と、修理する側の描く修理のファクターがかなり違うことが予想されます。
ラジエターやコンデンサーもかなりの移動量が見れます。
外装を外すと穏便でない状態がわかってきます。
修理内容としては、コアサポートの交換、フロントクロスメンバーの交換。左のフードレッジパネルの交換です。
さて不要なものを外したら、さっそく調理に入ります。
必要に応じて予め軽く引き作業をしておきます。
コアサポートパネルなど、溶接された部品の交換は部分的に切って外していきます。そうでないとスポット溶接部分をうまく削り取ることができません
変形のエネルギーが強くかかっている部分は切っているそばから圧縮されたスプリングバックが解放されてエアソーに負担がかかります。
そんなときでも決して期待を裏切らないのはシナノのメカニカルソーです。
昔、エアソーと言えば高い上に歯が挟まると切れなくなり、しかも壊れやすいという、ろくでもないものが多かったのですが、このメカニカルソーは発売から10年以上が過ぎると思いますが、エアソーの最高傑作だと思います。
出たときは飛びついたのをよく覚えていますよ。今のものは2代目だか3代目だかです。
しかし時の流れはなかなか早く、その間、自動車用の超高張力鋼の性能は上がるばかり。
切断強度の競争のように、自動車メーカー各社がこぞって硬い鋼板を使用しました。
このクルマも例に漏れず超硬です。
可能な限りスポット溶接の切除を減らすためによく考えて粗切りします。
さてここからはとにかく硬いスポット溶接のナゲット(溶接跡=丸い)を専用のドリルで削って切り取るのです。
切粉も尋常でないほど出てきます。
切除油はこれがベストです。
あまりに硬いので、専用のドリル歯を使います。それでも4このスポット跡くらいしか切れません。
この歯もいろいろ発売されています
ドリル歯を研ぐ機械も専用のものです。普段使っているローケンは第2世代ですが、これは確か第9世代
結構な値段ですが、これなしでは仕事になりせん。
なにしろ、この従来品だと良くて1か所削れるか、母材にキズを付ける程度しかできません。
タガネは変わりません。PBの定番品
これは本当にタガネのスタンダードで、焼き入れ、硬度、使いやすさどれをとっても最高峰で、タガネの名作です。
記憶が正しければ、先に横刃が無いスロットタガネが発売されて、あとからこの両刃や少し曲がっているタイプが発売されたと思います。
苦労の末にすべてのスポット溶接を切り取りました
以前、工場のとなりのキクチさんのお父さんが、野菜の苗を植えたり水をやるとくたびれて、腰が痛くて病院やマッサージに行っちゃうんだよ、と本末転倒な話をしてくれた時がありましたが、まさにその通りで、可能なら請求の項目にマッサージ代と形状したいくらい。
足も腕も腰も背中も、手のひらまで筋肉痛です。
こんな仕事を毎日行ったら体が壊れるか、ダイナマイトキッドみたいな体になるかのどちらかです。
MPIは一切、よその工場の下請け仕事はやりませんので、こんあ仕事は滅多にありませんが、ディーラーの下請けなどを多く行う工場は、何かマッサージチェアでも買わないと、やってられませんな。
次はフレームを溶接していきます。
赤ボーさんのエアコン修理です。
今は無きスバルオリジナルのサンバー。リアエンジン、4WDで4独、スーパーチャージャー付5速とここだけ聞けばトミマキネンが乗っていそう。
実はこのオーナーさんは本当はすごいエンスー。
ここにその片鱗が
エンジンはこの荷室の下にあるので、コンパネを外します。
すると出てくる4気筒の660ccユニット。
さっそくゲージを取り付けるとガスは問題なく入っています。しかし全くエアコンが効きません
エンジンをかけるとクラッチが入りコンプレッサーが圧縮を始めますが・・・
高圧がどんどん上がります。ある程度上がるのは結構ですが、度を越えると破裂します。
しかし、破裂すると大変危険なので圧力スイッチが働き強制的にクラッチを切り離すのです。
つまり、冷媒が回っていかないのです。
ここでエアコンの仕組みをおさらい。コンプレッサー圧縮し高圧となったエアコンガスは、コンデンサーで冷やされ液化します。その先のエキステンションバルブでシュッと霧吹かれ、液化からガス化します。そのガスになるときの気化熱をエバポレーターでファンがさらって、車室内に冷たい空気を届けます。ガス化したエアコンガスは冷え冷えの状態のまま、すっかり低圧になり再びコンプレッサーに吸い込まれていきます。そしてコンプレッサーそのものを冷やすのです。
このサイクルがどこかで遮断されて、サイクルが回らなくなってしまっているのです。
この場合の原因はかなり高い確率でエキステンションバルブです。その間にあるレシーバータンクと呼ばれるフィルターもセットで交換します。
ガスを抜きます。
エキスパンションバルブは助手席からアクセス可能です
ええ、アルファのエキパンと殆ど同じです。用途が同じなので、形も似てくるのですが、全く同じかと聞かれれば、それはわかりません。(笑)
ああ、必ずパッキンの類はすべて交換しますよ。
一通り交換したらまず真空引きして置きっぱなしにします。
45分くらい引いてそのまま翌朝まで置いておきます。
翌朝、当たり前ですが圧力変化が無かったのでガス注入します。
冷媒量が0.35から0.45kg ですから
この200g缶2本でちょうどいい計算になります。
前から後ろまでユニットがあるのに意外に量が少ないのですね。多ければいいというわけではありませんが、メルセデスは1kg以上軽く入れます。
異音もなく軽く回り続けるコンプレッサー
フィルターはセットで換えたいものですね。
寒いほど冷えるようになりました
今、スバルのXVを修理中なのですが
左側面を強くぶつけていて、いろいろ交換します。
さすがスバルというか、日本屈指のマニア向けメーカーだけあって部品へのこだわりもスゴイ
一般的にはショートパーツの一つのクリップ。しかもウエザーストリップに使うかなり小さいもの
一袋に1個ずつクリップが入っています。いっぱい使うのでビニール袋もいっぱい
22個頼んでいるので一袋に入れてくれればいいのですが・・・
これ一ついくらだったかな?80円位したかな?100円くらいだったかな?
意外に高いのです。これ一個とガチャガチャが一回分同じ値段。がちゃがちゃっとお金入れて回してこれ1個出てきたら頭にくるでしょう?
数と種類を確認します。
一つ一つ出すのも大変です。もっと簡易にしろって言うねん。
塗装も終わってモールの組み付け。ホイールアーチのモール(オーバーフェンダー)の箱が見当たりません。
もうほかに大きい部品がないので、この箱かと。しかし、その形からイヤな予感が
だって、ホイールハウスのオープニングモールですからこのカタチの箱では無いような・・・
中から出てきたのはかなり違うカタチの入れ物
嫌な予感が的中かと思って、部品商にクレームの電話を考えつつ、その瞬間。
さらに中からブーメラン状のものが!
おお、これこれ。しかしこんなにデカイ箱で、出てくるのこれだけ??
さらに外側のビニール包装をはがします。まだ包装があります。
もうマトリョーシカみたい。
もう少し簡易な包装でも良いように思いますけどねえ。
うーん、最近のマツダのクルマには実にキレっキレの印象がありますが、先日の夕暮れ時、見とれてしまった車がありました。
信号で待っていた時に、ものすごいデザインのと言うか通り過ぎる時に映った風景で、ドアの平面からプレスラインの映り込みが強烈で、
車体も赤いメタリックだったこともあって、一瞬でイタリア車だと思い込みました。
数台前の赤いクルマは明らかに異才を放っています。イタリア車を見る時に感じるアレですね。
周りにあまり溶け込まない独特の雰囲気。
運よく、交差点のたびに前の数台が曲がって行き、ついに一台も間にいなくなった時に見た、リアのエンブレムを見てびっくりしました。
マツダのクルマでした。マツダ3です。
https://www.mazda.co.jp/cars/mazda3/
見えますでしょうか?このリアドア周りの絞り方。プレスラインではなく
パネルそのものがしゃくれて強烈な個性を際立たせています。
ソウルレッドの塗装色と夕映えの中での強烈な映り込みがとんでもない造形美を際立たせます。
このクルマが遅かろうが、古いテクノロジーだろうがどうでも良いようになる瞬間です
そしてリアのまとまりが良いですね。
ついにこんなデザインのクルマができたかと、感慨深いものがあります。
国内のデザインでついにこんなデザインが。
いやあ、これはかっこいいと思わせるクルマですね。
もう一度ゆっくり実物を見に行きたいものです。
ただ、このカラー、絶対塗りたくないですねえ。
あまり鈑金やパネル交換もしたくないなあ。遠巻きに見るのは良いですが、こいつは直すのは大変そう。
youtubeを軽くさらったら出てきました
前回りはそれほど趣味ではありませんがサイドビューとリア回りは実に素晴らしいです
ちなみにグレーも興味がありません。黒なんて論外、ブルーもシルバーもパールホワイトもダメ。
この3コートでカラークリアーの赤が良いのです。
ま、絶対塗りたくないですが(笑)
先日、横浜にクルマを取りに行くも乗って帰れなかったクルマとは、このクルマです。
以前に買っていただいたアルファードから6年、買い替えの時期になりました。大変にありがたいの一言に尽きます
トヨタヴェルファイア。巨大の一言。
運転していても3t車くらいの感じです。バスみたい。
トヨタの最高級ミニバンの名に恥じぬデカさ、高級感、そしてオラオラ感抜群
トヨタお得意のウッドコンビハンドル+木目っぽい内装。そして何と言っても静か。
これが人気のライトですね。その高級車は強いなんてキャッチでした。なんだ強いって(笑)
だから黒はスゴイ高い。
バックゲートだってボタン一つで締まります。
僕が扱う車種とは対極の位置のクルマですが、なんでも良いものを探してまいります。
お買い上げ、ありがとうございました。
先日、代車などで利用することが多い、おなじみトヨタレンタリースに行った帰り
このクラウンではないのですが、
プリウスで工場まで送ってもらいました。
道すがら、「レンタカーのナビって専用のモデルなのって知っていました?」と聞かれて
「あー、テレビが映らなかったりするんですよね」と答えたのですが
「あれなんで映らないか知っています?」と聞かれたので
「そりゃ、危ないからでしょ? 運転中見たら危ないし。昔レンタカー上がりの事故車を部品取り目的で買ったことがありますが、ナビに本来付くであろうTVチューナーや接続部分がつるっとしていて、こんなモデル存在するんだ〜って思ったもんですよ。」
すると店長曰く、「もちろん危ないのもあるのですが、実はNHKの料金対策なんですよ。」
と意外な事を話し始めてくれました。
「スマホのワンセグなど、テレビが見れる環境のある物には、受信料を徴取する方向なので、所有台数の多いレンタカーは映らないようになっているのですよ」。
最近は多くの会社がコンプライアンスやらコーポレートガバナンスなどを準拠していて、法的に払うようになればその通りに向くようになっているので、その対策となるようです。
へえ〜!
ちなみにそのクルマのナビ。実はCD/DVDの再生機能もないのです。
その分、ナビの検索などを早く動かせるよう作られているそうです。
するとオーディオはBluetoothとラジオだけ??
知らない事っていっぱいありますねえ。
もちろん全車種ではないようですが、テレビが映る車種はなかなか無いようです。
こちらも長いお付き合いになり始めた日産ラシーン。
ごく普通のご夫婦ですが、このクルマに愛着があって、以前の付き合いのあったディーラーを袖にして僕の所に来てくれているのですが
いかんせん、経年劣化の壁には勝てず、今回はボディ外観の相談で入庫と相成りました。
皆さん、最近もそのような内容で相談された入庫があったのですが、あくまで僕の主観として聞いてください。
保険会社の車両保険があたかも最上級の仕上がりを約束されたがごとく、何でもかんでも車両保険で行おうとする方をお見掛けいたしますが
確かに、事故の時など相当な額になるので、ありがたいのですが、最上級の仕上がりを提供されると思ってはいけません。
もちろん、その契約で定められた金額の中ではベストを尽くすのですが、その出来上がりの先にあるものは保険会社の描く出来上がりの物だと思います。
車両保険は基本的にそのような原状回復を謳っているわけで、仕上がりの質や本当に希望通りの仕上がりを求めるには無理があります。
ではどうすれば良いのでしょう?
それは追い金を払う覚悟だと僕は思います。
自分が好きでその車に心底陶酔しているなら、自分の希望通りできないならオプショナルな修理スキームがあっても何らおかしくないと思います。
この話をすると急にトーンダウンする方が多いのですが、趣味のクルマにお乗りの方には珍しい事ではありません。決して奇特な方ではなく自費でグレードアップされる方は結構多くいらっしゃいます。
今回のラシーンも自費を理解できるそんなお客さんでもあります。
今回は全塗装の、しかも色替えのご相談でしたが、スゴイ金額になるので現実的でない旨の話をしました。
このクルマあたりで基本的にかかる費用は70万円、そこにはガラスの脱着と部品代は含まれない、純粋な修理工賃だけお伝えいたしました。
特に色替えとなると作業も多岐にわたり時間も費用も掛かりますが、新車以上にしてお返しします。
とはいえ、予算が青空天井な方など殆どいらっしゃらいませんので今回は塗装の傷みの激しい前回りだけを作業することにしました。
しかしこのクルマ、何がすごいって塗装の為に取り外す艤装部品すべてが、(いや2つだけ廃止になったのがあったな、再使用ができるそれほど目立たない部品で)普通に日産に在庫があることです。モールからカバーから・・・
やはり国産車はいいなあ
どれだけべろべろにムケてしまっていたか画像が無いのが残念ですが下の画像を見ていただければ分かりやすいです。クルマが天然痘になってしまったのではありません。ダブルアクションサンダーで追い続けるとこうなってしまったのです。
金属素地も見えていますが、塗装の下から黒色が覗いているのがわかります。これはこの部品が新品に取り換えられたことを裏付けるもので、このパネルは新品の時に来る、黒い電着プライマーの上から直接塗装をしたようです。それゆえ、塗装膜強度がなく剥離を促進させた原因だと思います。
これには輸入車国産車関係なく起こります。
こういうときに、このような複雑なプレスラインが作業しづらいのです。前に塗った人はそんなこと考えもせずにぱーっとやったのでしょうが、再補修する側は1本1本手で研磨しますから、相当な忍耐が要求されます。
劣化した塗装膜は新しい塗装面と完全に遮断しなければならず、シール性に優れたプライマーサフェーサーを使わないといけません。
それにはうってつけの商品がこのEPプライマーサフェーサーです。エポキシ系プライマーサフェーサーで、縮れやすい劣化塗装膜を遮断できますので、塗装後しばらくしたらなんかヘンな跡が出てきたとか、剥がれたなんてことを未然に防げます。
こういった材料を自由にチョイスできることは塗装者にとっても、ユーザーにとっても大きなアドバンテージです。
普段から80%を心の中に作業せよとあるのは、どんなシチュエーションにも真正面から作業できるスキルや研究、工夫が必要だと思います。
スプレーガンはサタのJet100B RPです。フードなど大きなパネルの下地塗装にはベストなガンです。
ただ、このサフェーサーは硬化すると極端に硬いので、サンディングする方がまいってしまうので、上からクリアーを塗装します。
そうすることにより、作業者は研ぎやすくなり作業性が向上し、また劣化した下地と完全に隔離できるので、長く塗装の正常な状態が保つことができます。
なんか仕上げたみたい。でもそんなことはないのですねえ
これを出して研ぐのです。でも、その前に同じく焼けて劣化した両フェンダーを別にサフェーサーを入れます。
ここから先はまた今度
本当に長いお付き合いのお客さんではありますが、売買には関係したことのないお客さんにご成約頂きました。
ありがたいですねえ。
予算的にアクアは難しく、ヴィッツかフィットの検討をお願いしていたところに
ラビット小川橋店の高橋くん...いや高橋社長にこのような在庫があるとのことで紹介されたのがこれでした
事故車です。
事故の経歴を持つクルマを事故車と言いますが、これは事故したままのクルマです。
しかし、これが良いのですよ。
このクルマは彼の店の管理ユーザーでしかも新車からのワンオーナーです。
何にぶつかったか、だれがどのようなプロセスでこうなったかわかるからです。
これは大きなアドバンテージで、人とぶつかった心理的瑕疵が無いから事故を修理すればもとに戻ります
特に修理が高価なエアバッグも大丈夫です
一見ひどそうに見えますが、ハイブリッドシステムにも問題がありません
サイドメンバーにも移動の跡は見えません
幸い、サイドメンバーなど主要部分の直撃は守られています
また運が良いのかしりませんが、ラジエターなどの移行部品もまた無事です
これらを修理して乗るのも良いかもしれません。
MPIは鈑金屋ですからね〜
すいません、書いている途中で寝落ちしちゃったのを、間違えてアップしていたようでした。
改めて完成した記事をお送りいたします。
昨年12月に販売したNV200
なぜか戻ってくる確率が高くユーザーの方も泣いています
励ますつもりで再び本来このクルマには無い部品を付けます
以前、フォグランプを取り付けしたした際の記事をごらんください
上がその1、下が後編のその2です
http://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/nv200-5084.html
http://messiah208.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/nv200.html
この時、NV200のフォグキットには中間のハーネスが無く一部を作って対応したのも記憶に新しいです
で、今回は同じくトップグレードにのみ設定のある電動ドアミラーの装着をいたします。
ドアミラーは裏側のベゼルを外せば簡単に取り外しが可能です。
しかし資料を調べると標準グレードには設定どころかハーネスも存在しないようだったのですが、念のためドアトリムを外してみます。
ドアトリムの脱着はドアグリップにビスが1本あるだけなのですが、矢印のパワーウインドウスイッチの下にもありそうなので、外してみましたがやっぱりありませんでした(笑)
とてつもなく硬いクリップで付いているドアトリムを外してみますと、なんともそれっぽいコネクターが隠してあります。
さっそく確認してみます。
ソケットを挿すとバッチリです。昔のクルマはよくこういった隠し配線があったのですが、最近はコスト管理の影響を受け
フォグランプの時のように配線が存在しなかったりするのですが、今回は
なんか、イケそうなきがする〜!
となると、ミアースイッチの付きそうな場所をめくってみます。
どれどれ
ハーネスの奥の方にテープで一つコネクターが巻いてあります。
なんか、イケそうな気がする〜!
運よく51系エルグランドのスイッチがあったのでつけてみたら
めでたく電動ミラーのクルマになりました。でも元々。設定車種でも電動格納ミラーではありませんから、単なる可倒ミラーというだけですからが注意ください。
みなさんもいかがですか?
どの車種にもみんなハーネスがあるとは限りませんが...
以前、CX-5をデモしたお客さんに成約いただきました
買ったのはさらに遡る事4月の2週目くらい前なのですが、なにしろ運ばれてきません
なぜなら大阪のオークションで買ったのです。結局10日ほどかかってしまいました。
31年1月登録のいわゆる新古車です。関係ありませんが 思えば工場から程近いところに、家具などショールームで使った未使用家具を売る「お新古市場」なるお店があって、いつもおち〇こ市場って考えちゃうんです。シモかっ!
https://shop.plaza.rakuten.co.jp/oshinko/
全てビニールに包まれています
素晴らしいです。
そして昨日、名義変更に行ってきました。
MPIにとって平成最後の登録です。その言葉は聞き飽きた?
まあそう言わず。
この前日には消費税の振替え納付があり、さらにその前には所得税。この日は取得税 もう税金だらけ
どんなに新車よりも新車らしくても1度登録されちゃうと、名義変更するときには取得税がかかるようになってしまうのです
長い休みが始まりますね。そして平成が終わります 今年は消費税UPも見込まれています。
クルマ欲しい方、お気軽にご相談ください。
お買い上げ、ありがとうございました
販売したトヨタスペイドにちょっと良いラッパを取り付けます
今回交換するのはボッシュのおなじみ、ラリーストラーダ。古くからの人気の定番ですね
でもとりあえず、バンパー外しからスタート。これは避けて通れません
デフォルトは1個だけでぺーって音がします。ちょっと貧相
一気にグレードアップします。
ノーマルの取り付け位置を生かして一つ止めます
しかしどうしても2個は無理。
しょうがないので、1か所取付穴を作ります。3mmのドリルで下穴をあけますが、後ろにはラジエターがありますから注意して作業しないと
ラジエターに穴を空けますよ
その後9.5mmの穴に拡大してナッターで立て込みナットを作ります
ブラインドリベットと同じ原理です。ナットのネジをインサーターで引き上げてパネルとナットのネジ部で挟みつぶして固定するのです
はい! 出来上がり
配線は元に戻すときの為に元のコネクターを生かします。よく、リレーを入れてなんて人がいますが、ラッパは大した消費電力ではないので、直接配線して問題ないと思います。
+の線は1本から2本に分岐させます。
GNDも分岐させて、配線のイメージはこんな感じ。
裸配線だとかっこ悪いので少しコルゲートチューブ被せたりして
出来上がり
あとはタイヤですね。205/40-18イケました。
いつものブレンボキャリパーのなんちゃってが光ります
その後電光ナンバーを取り付けたりで、出来上がり
今日は新車販売のデモ。CX-5ディーゼルターボの4WD。
とてもじゃないがディーゼルとは思えない静かさ&走りの良さ。
クルマに疎い人ならガソリン車と区別がつかないのでは?
パートナーは超長い付き合いの所沢東店の藤田くん。
毎回、商談ばかりで成約になった試しがありません。う〜ん
しかし、マツダ大人気の昨今、なるほど、人気があるのもよくわかります。
実に出来が良いです
これは最上級グレードの特装車みたい。シートヒーター、シートベンチレーター(クーラー)付き
ハンドルヒーターも付いています。
レザートリムは上級グレードのみの設定
ブルートゥースオーディオをはじめApple carplayにも対応しています。
パーキングブレーキも電動。
もう昔のマツダの面影はありません。MPVやプレマシーに見れるような安っぽいプラスチックで陳腐なデザインの内装は遠い過去のようです。
ワンボックスもスポーツカーも捨てて手に入れた実は美味しかったようですね
午後は車検上がりのハイエースの納車。ディーゼルターボでフルタイム4WDのスーパーカスタム
それこそ、CX-5など、今日の重装備の礎のようなクルマです。
23年前には超高級車で超人気車でした
今も色あせない高級ワンボックスの代名詞。
エアバッグも付いていますね。
81マークUでも見られたカセット付きCDデッキが泣かせます。
フルオートエアコンも健在です。
20万キロを超えて尚、現役なのです。
しかし、他にも今日は納車と引き取りに追われる一日でした。
ここのところ、ぜんぜん現場作業ができません。
だからブログの内容も淡泊ですいません
先日お願いしていたパブリカのマフラーが出来上がりました。
予算の都合なので、前から後ろまで新調することはならず、部分的に作った感じ
またフランジを廃し、基本的に差し込みの仕様としました。
旧車はキャタはおろか、タイコすらなく、コスパは大変に優れています。
今回はかなり無理を言って作っていただきました。
作ってくれたのは、ホンダの2輪で世界を転戦した人なのです。なのに、畏れ多い・・・
1発ですばらしいパフォーマンス。
旧車でマフラーでお困りの方、ワンオフでタコ足を作りたい方(なかなか最近は居ないと思いますが)いらっしゃいましたらご相談ください。
かなりハイクオリティのものが出てきますよ
お買い上げいただいたプリウスαの社外ナビ取り付け
この手のクルマがお好きな方はコストに強いこだわりをお持ちなので、商品はすべてアマゾンのリンク付きです。この商品だけで完結します。
ディーラーオプションのナビが付いていますが、フルセグ、BTオーディオ、バックモニター付きがいいそうで、取り換えとなりました。
今回装着するのはパイオニアのディーラー向けモデルAVIC-RW802-D
まずはバックカメラの取り付けから。リアゲートにいきなり穴開けちゃいます。13mmです
グロメットは同梱のものを使います。
今回使うのは同じパイオニアのバックカメラ
ND-BC8U
で、これを付けるのには↓の配線を使えばかなり楽になります。
JP-CA47BCT トヨタ車用のバックカメラの配線
ナビユニット周りはアッパーアクセサリケース→シフトゲートの周りのガーニッシュ→エアコン吹き出し口→センターガーニッシュ→ナビユニットの順番で外していきます
地デジのアンテなは両側のピラーカバーを外して。左右とも比較的通しやすいです。
ナビ後ろのスペースも比較的余裕があります。
バックカメラは先の配線キットを使い、メインハーネスの返還は下記のものがベストです。RD-Y101DK。車速もこれで、バック信号もこれで、ステアリングスイッチにも対応していてここですべて解決します。
以上で取り付けできます。
最後にバックカメラの位置を確認して出来上がりです。
僕はナンバーやバンパーの一部を画像に入れるのがポイントです
新たなオーナーの元、頑張ってくれるでしょう
先日、成約頂いたトヨタプリウス。エコカーの権化です。
買って頂いたのに書いてはいけませんが、そこそこのデザイン、そこそこの走行性能、そこそこの乗り心地、トヨタの得意とする「超凡庸路線」を具現化する自動車。
でも、何よりこのクルマには素晴らしい燃費と絶対的な維持費の安さがあります。
今回は後ろの自動車、つまりサーブ9-3からの乗り換え
お仕事の内容が変わり、自家用車をかなり長く乗るようになった為に乗り換えです。
信号待ちしていると、たくさんの同型車を見たりしますね。
そう、つまりこのクルマには、愛着云々より、白物家電に近いものが求められ、所有者も自動車に対する要望というより、どれだけ仕事ができるかどうかを求めるのです。
僕、知らなかったのですが、プリウスαって7人乗りと5人乗りがあったのですね。
つまり3列目があるのです。
無いものないなあ〜
しかし、あのトヨタの大衆エコ路線の御璽のもと、開発販売されているクルマです。
悪く無かろうはずがなく、基本的に完璧な仕事の能力です
でも、やがて、また欧州車にも乗っていただきたいなあと思います
お買い上げありがとうございました。
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