2020年10月29日

ポルシェ934

当時イエーガーマイスターなんて何か知らない子供時代タミヤの934は憧れでした
巨大な箱の1/12のプラモはおろか、ラジコンにいたっては到底 手の届かない代物でした。

タミヤは定期的にプラモデルを再販するので、今ならどうにか買えそうです
12055_1.jpg
しかし今見てもかっこいいですねえ

12055_ct1.jpg

ポルシェ934については↓を参照してください

走る934はこちら。かっこいいー
Kジェトロの燃料方式かな? 猛烈なアフターファイア


ところで、その934のラジコンが全盛の頃、土曜の夜中、4チャンネルで夜11時から超人ハルク、そして12時から白バイ野郎ジョン&パンチが放映されていました。懐かしい〜


その通称ジョンパンにメタリカのベーシスト、ロバートトゥルージロが18歳の時に出演していたそうです。

114284.jpg

ひえー、若い〜
今のロバート

EGuex3DUYAAAqGi.jpg

記事の詳しい内容は


ホントに18歳??






posted by admin at 23:17| Comment(3) | TrackBack(0) | ポルシェ

2020年03月08日

HIDの不点灯

テックアートのマグナムキットエアロのカイエンターボS。今回は右のドライビングライトが点灯しないのでその修理

RIMG6920.JPG

予め、1度先に外して反対側のバルブと入れ換えて点灯試験しても点灯しなかったので、点灯系の不良と踏んで部品を取り寄せて作業します
このポルシェと言うメーカーはこだわりなのか、アンダーカバーが大好きで、徹底してカバーがしてあります

RIMG6921.JPG

そして、大量のビスで止まっているのもポルシェらしいところ
RIMG6924.JPG

後ろ側のカバーを外してから前側のカバーを外します。
前側だけでもこれだけのビスが出てきます

RIMG6926.JPG

後ろ側のカバーとビス。
RIMG6927.JPG

カバーが無くなると大量のハーネスがあって何がどうなっているのかわかりません。

RIMG6928.JPG

ベロフのHIDはバラストとイグナイターに分かれています。昔のHIDキットはみんな分かれていましたが、今は殆どがオールンインワンです。バラストも大きいですしね。でもその分性能が良いのですよ。やはり有名メーカーのキットは安物とは雲泥の差があります

RIMG6930.JPG

ただね、唯一アレなのは中国製の安物でもこのような高い物でも箱は皆、立派です。箱だけなら安物の方が良いかもしれません

RIMG6931.JPG

全く同じものなので同じように置き換えていきます。

RIMG6933.JPG

新しいものに換えたら点灯するようになりましたが、なんと点滅するようになってしまいました。

RIMG6938.JPG

どうやらこのキャンセラーも良くないようです。うーん、余計なものが付いているのですね...


posted by admin at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ポルシェ

2019年11月14日

996ポルシェのキースイッチ交換

先日よりお預かりのポルシェ996

RIMG3978.JPG


どうもカギの具合が悪く、OFFにならなかったりカギを抜いてもACCになっていたり
調べてみるとキースイッチに問題があるようです。そんな事例が国内外でわんさかでてきます。

RIMG3912.JPG


ということでまずはステアリングホイールから外していきます。

真っ先にバッテリーのマイナス端子を外して、エアバッグを外します。車種によってはバッテリーを外していきなりエアバッグを外してしまうと、次にバッテリーをつなげたときにエアバッグランプが点灯してしまう場合もあるので注意が必要です。
ちなみにこの996はすぐに作業しても問題ありませんでした。

RIMG3915.JPG

ぐいっとひっぱってステアリングホイールを外します。
するとこれまたトラブルが多いスパイラルケーブルが丸出しになります

RIMG3917.JPG



テレスコピック調整用レバーの脇から8mmのソケットを突っ込んでボルトを緩めますと
RIMG3919.JPG

コラムスイッチASSYが外れます。ハーネスも抜きたいところですが、コネクター数も多くプラスチックが歯損しそうなのでこのままぶらーんとしておきます。

RIMG3920.JPG

続いてヘッドライトのロータリースイッチセレクタを外します。
これもよく考えられていて、スイッチ下側の切り欠き部分に金色のスプリングがあるので、それを押しながら外します。

RIMG3924.JPG

するとこの穴の中にも1つビスが隠れています。
あとは横側のビスを外して、吹き出し口Compを外します。この作業はその奥にあるキーシリンダーを止めているビス1本を外すためだけに取り外すのです
RIMG3925.JPG

だんだん分解できてきました。次は本丸、コンビネーションメーターパネルを外します。
左は内気温度センサーのカバーを、右はハザードスイッチの引っこ抜くとビスが見えます。
RIMG3926.JPG

あとはメーターパネルASSYを真上に持ち上げるのですが、嵌合が超しっかり噛んでいますので、結構コツと工具がいります。
ここら辺の嵌合はドイツ車のお家芸です。そして、ばかげて硬いのもお家芸です。

RIMG3927.JPG

ちなみにポルシェなどの外装修理などで、ヒンジやストライカーなどにトリプルスクエアと呼ばれる工具が出てくるのですが、以前はトルクスが主流でした。ところがロックタイト付きの親の仇締めで、緩ますたびにスナップオンのトルクスソケットは粉砕してしまいました。でも、ハゼットのソケットにしてからは折れなくなりましたね。

そしていつの間にかトリプルスクエアが出てきました。

脱線しました。キーのロックをコントロールするロッドを抜いて

RIMG3930.JPG

ステアリングシャフトに止める長い6mmのボルトナットを抜けば
RIMG3931.JPG

キーシンダーASSYが抜けます。よくできているなあと感心させられるのが、ドイツ車の多くが修理することも考えられて作られていることですね。

RIMG3934.JPG

まだ作業は続きますよ。この赤い塗料をツメかなんか削ると小さなマイナスのイモネジが出てきます。これを緩めると

RIMG3936.JPG

スイッチが外れます。今回の元凶はコイツですね。ポルシェはあまりこういったものが壊れ鵜rイメージはないのですが、VWグループの手に落ちてからは、メルセデスやBMWのような壊れ方しますね。

端子の数や切り欠き、合わせツノの位置などを確認したら取り付けて元に戻していきます。

RIMG3941.JPG

兵どもが夢の後状態です。元に戻して帰らないと自動車を動かすことができません。

RIMG3945.JPG

カギの周りを一通り組んだら、ロックのかかり方やキーがちゃんと回るか確認します。

RIMG3973.JPG

スタート位置にすると、ちゃんと基に戻るか、キーを抜いたらハンドルロックなどが機能する音がするか改めて確認します。

RIMG3974.JPG

よいしょよいしょと組みあげて、バッテリーを付けて正常に作動するか、警告灯は点灯しないか確認して

RIMG3976.JPG

問題なければ出来上がりです。

RIMG3977.JPG

なかなか大変じゃーん


続きを読む
posted by admin at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ポルシェ

2019年06月30日

ポルシェカイエンターボSのタイヤ交換

昨年末に車検をしたポルシェカイエンのタイヤ交換です。

Img_4454

今回はブリジストンリテールジャパンのタイヤ館かわごえ店で、他メーカーのタイヤ交換です。
先に言っておきますが、基本的に一般の方が持って行っても対応してくれませんからご注意ください。

Rimg0354

こう撮ると一見何の変哲もないアルミホイールですが

Rimg0326

実は295/30-22というとんでもなくデカいタイヤ ホイールなんです。

Rimg0327

いわゆるリバースホイールでありまして、反対向きにセットします。
やっぱり慣れているんだわ、彼らは。

Rimg0333

とはいえ、乗用車用のタイヤでブリジストンには存在しない22インチですから少々大変ではなかろうかと?

Rimg0334

なんだかデカい鍋みたいなのが出てまいりました

Rimg0335

脱皮し終わったやつ

Rimg0338

よく言えば3ピース構造、いわゆる合わせホイールです。

Rimg0342

ですからつなぎ目がありまして、古くなるとここから漏ってしまう場合があります。
シール材も何とも言えないベトベトした感じ。
ちなみにforgeartというアメリカのメーカーで、センターキャップだけでも結構な金額でした。

https://forgiato.com/

ちなみにもちろん、JWAなんて刻印ありません。ありませんからとおりません

Rimg0343

新しいタイヤはファルケン。
昔、僕はファルケン入れたかったけど、ルマンBBにしたんだよな。それでもブロックパターンが好きだった。
でもみんなはアドバンの非対称パターンが憧れだった。ブリジストン?そんなの入れてるやつはいなかったなあ

Rimg0345

デカいトラック用のタイヤのようです。
下手すりゃバランス取らないかも?

Rimg0349

なんかバランサーに比べてタイヤがやっぱりデカイ

Rimg0351

数字もごいすー。3回くらいバランス取りしていました。

Rimg0352

そして装着後は極悪

Rimg0368

恐ろしくイメージが悪いです。YAKARAな感じ。
オーナーの方は大変優しいお人なのですが...

Rimg0369

同じようなイメージで草野仁さんがいますね。

posted by admin at 00:46| Comment(0) | ポルシェ

2019年03月08日

さよなら996

先日、後期の996を納車したばかりですが、入れ替えるように996前期が売却されました。

Img_4287

悲しい事に乗り換えではなく、売却です。約7年近く乗っていただきました。
美しいオーシャンブルーのボディが残念ながら、他の人の手に渡ってしまうのです

Img_4289

とはいえ、7年弱に渡り野天の駐車場に置いたので、傷みは隠し切れません
白く曇ったヘッドライトは2000番のサンドペーパーなどで、どうにか戻せましたが

Img_4291

ミラーや

Img_4305

サンルーフはかなり日焼けが進んでしまいました。比較的温度が上昇しやすいプラスチック部品が先にやられていくようです

Img_4307_2

またレザーシートやステアリングホイールは日光や高温の餌食になります。

Img_4302

なかなかやつれ方も年季が入ってきまして。
アンチエイジングにも一定の限度がありますね

Img_4300

とはいえ、大事に乗っていただきました。また特に大きな故障に見舞われることがなく
一般のサラリーマンの方でも普通に維持ができる、普段使いができるスーパーカーなのです。

Img_4310

是非、機会があったら、いや、乗りたいと思ったらMPIにご相談ください
お買い上げいただけると、同時にメンテナンスを行う整備工場が漏れなく付いてきますよ

posted by admin at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ポルシェ

2019年02月22日

ポルシェ996の塗装

しかし、出来の悪い塗装というのはどこまでも罪深いもんで、出来上がりの良しあしを考えず、ただカタチになれば良いという、後先を考えない方法で作業されてしまうと、尻ぬぐいする側に倍返しになって帰ってきます。

右のリア回りは付いている部品がマスキングされて塗装された為に、塗料の密着不良が起きてはがれ始めているのです。
今回はその補修。

まずはグラスワークのナベさんにガラスを外してもらいま・・・
実はポルシェと言うクルマは実によくできていて、ガラスを外すことなくモールだけ外すことで塗装できるのです。

Img_3704

ぐるりと取り囲むゴムのモールはガラスとその下と言うか横に這うレールに挟まっているのです。
ちなみに993は同じ仕組み、997は途中まで同じですが、最後までは外れないそうです。

Img_3705

だから取り外しも可能ですし、再利用も可能です。
さしずめ中古車屋が利益のため、はたまたこんな仕上げしか知らない鈑金屋にだしたかというところでしょう。
クルマを知らないというのは、恐ろしい事です。仕組みを知らない販売店に至っては、どんな方法で塗ろうと、出来の悪さに気が付くことすらしないでしょう

Img_3708

画像では見えませんが、ピラーに沿ってクリアーがはがれています。

Img_3709

続いてサイドガラスです。
またここも素晴らしいのが、なんとこのサイドガラス、ボルト/ナット止めなのです。だからガラス屋さんの世話にならず、脱着が可能なのです。
996、997はボルト止め、993、964はゴムで嵌めてあるって言っていたかな?

Img_3994

トリムを外すと、2つの13mmのナットが見えます。

Img_3995

後ろ側はリアシートベルトガーニッシュの中にあります。

Img_3996

簡単に外れます。

Img_3999

次にデカいサイドガラスモールを外しますが、これはすべてリベットで止まっています

Img_4004

リベットは3.2mmで揉むと良いでしょう

Img_4003

キレイに外れました。もちろんマスキングで塗装されています。

Img_4005

しっかり削りこんで、塗装します。

Img_4034

では塗装、でもその前に

Img_4036

よく見ると、なんとモールの付いていた部分の塗装が流れています。
いわゆる「タレ」と呼ばれる塗装の失敗です。前から後ろまでダラダラ流れています。
この頃のモデルは基本的に機械塗りですから、ロボットが殆どを塗っています。
でも部品の裏側や内部は、手塗りだと思います。やらかしてしまったのでしょう

Img_4042

うっすら塗って、あとはクリアーにバトンタッチ

Img_4044

しっかり塗装できるボディショップを選びましょう

MPIは? 
よく聞かれるのですが、MPIは販売店ではありません。技術お販売する修理工場です
ではなぜ、販売を一生懸命するか?

MPIは一切、他社の下請け作業を引き受けていません。今も昔も変わりません。
どんなに優秀な塗装や修理ができても、直すクルマがなければ、その技術も奮えないのです。
だから、自動車販売に力を入れるのです。
そして、ボディからエンジンまで作業できる強みを生かして、販売しているのです。

自動車欲しい人、国産、輸入車関係なくご相談ください

posted by admin at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ポルシェ

2019年02月15日

ポルシェ996の純正オーディオを・・・

その996、オーディオがまるでダメで見直しです

何がダメって、スピーカーに向かって、オーディオのスピーカー配線が直に入っています。
この996には本来、DSPサウンドシステム付き、ハーマンサウンドシステムが付いていたのですが、とっぱらって、カロのナビが付いていました。

Img_3710

しかし、社外ナビは前後左右のスピーカー配線しかありませんから、ドアとリアのスピーカーにダイレクトに入れてあるのです。しかし、ダッシュボードの上にもツイーターがありまして、そこはナビからの配線が足りないから無視してあるのです。

ドアのスピーカーは別体でツイーターがあるために、上下で音場が考えられているので、ドアだけ鳴らすとかなり寂しい音になってしまいます。

Img_3713

で、純正アンプをドライブさせて、サウンドシステムを再構築できないかと

Img_3718

アンプはベッカーのものですね。

Img_3720

メインのコネクターと2極のコネクターが一つ

Img_3719

ピンアサインは下記のよう。

Post21120947501

注目は右端です。CDチェンジャーやらPCMUなど書いてあります。そしてその上、ファイバーオプティカルケーブルズと書いてあります。なんと、光ファイバーを使っています。

光ファイバーはふつうの銅線を使った信号送信に比べて格段にノイズに強く、大容量のデータ通信が可能です。抵抗が少なくノイズが無いの為に長距離のハーネスで微弱でも純度の高い信号が送れる利点があります。

簡単に言えば音が良いのですね(笑)

で、今回分解したのは、上の写真にある通り入力とデカイコネクターと別れているところが気になるのです。

Img_3723

案の定、上下2分割の基盤構成になっていて、どうやら信号を変換する部分と、アンプの部分と別れているようですよ

微弱な信号を音像に換える為にメイン部分はカバーがかけられています。
下側をよく見るとHarmann/Becker と書いてあります。あのハーマンカードンってベッカーなの??

Img_3726

で、上の部分に興味はなく、アンプ部分を生かせないか基盤を見ます。
アンプ基盤はやはり高級オーディオらしく、巨大な電解コンデンサーが目を引きます。
青い丸い部品はチョークコイル、フィルターです。
4つある黒い部分はMOS-FETだと思います。

Img_3728

かなりアナログな基盤ですから割り込みができそうで、期待が持てます。
面白いのが上の写真のコンデンサーが2つだけの方が8本のスピーカーケーブルをドライブさせて、コンデンサーが3つもある方がそれぞれ2本だけのスピーカー線を駆動しているのです。

Img_3729

光ファイバーから来たコンバーターのどれかの出力一つでもわかれば、オーディオからのロー信号を入れられるのですが、どうやらいろいろな音場の数だけ出力されているようで、どれか一つもつかみきれません。

Img_3730

だったら諦めて違う方法に切り替えるか

Img_3733

それは次回のお楽しみに

posted by admin at 00:21| ポルシェ

2019年02月13日

ポルシェ996。ボンネットが開かなかったら?

先日の土曜に、ポルシェセンター狭山に部品を買いに行ってきました
もうポルシェは一般の部品商に純正部品を販売しなくなってしまったので、お金を持ってディーラーに買いに行くのです。

Img_3657

でも、毎度関心するのが、ポルシェはどこのディーラーでもつなぎ服を着ている人間にも実にジェントルな態度で、しっかり対応していただけるのは大変にありがたいです。

ディーラーによっては横柄で非礼な態度を取られたこともあり、〇ヨタとか〇ズキとかクレーム入れたこともあるなあ。
かえって高価な自動車を扱う店の方がしっかりしているような?

Img_3637

やはり車体の値段も中古マンションみたいな値段なので、塗装も最初から磨いています

Img_3641

人工的なまでにつるつるなんです。

Img_3651

でも、フェンダーの上側や全体的に局面が多く、実に磨きづらく、磨きを担当する人の苦労がにじむように磨き傷が散見できます。

Img_3649

718も900万円です。そりゃあ磨くか?

Img_3644

そして911

Img_3652

king of sportscarです。

Img_3653

値段もゴイス〜

Img_3654

そして、欧州のメーカーは自分のブランドをうまく使いますよね〜

Img_3655

さて、今回部品はと言いますと、フロントフードのオープナーアクチュエーターです。
何を隠そうトランクが開きません。
電磁スイッチなので、スイッチを引いても開かなければ、もう開けようがないのです

しかし! 開かないと永久にこの場所から移動できなくなってしまうので、手動で開けるようにします。フューエルリッドなどもそうですが、リモートで開けるものは基本的にどこかに手動で開けるスキームがあるものです。

この996の場合は右のフロントフェンダー内なのです

Img_3677

トルクスのビス2本とクリップ4こを外すとライナーが口を開けるので、そこから手を突っ込みエマージェンシーオープナーを引っ張るのです
画像では隠れて見えませんが、一番奥、サイドメンバー側によく見ると銀色のワイヤーが見えるのです

Img_3679

開いてしまえばこちらのもの

Img_3682

新しい部品に換えてやるぅ!

Img_3686

このような感じで収まります

Img_3687

さて、話題に事欠かない996。しばらく996劇場続きます

Img_3676

posted by admin at 23:59| ポルシェ

2019年02月07日

ポルシェにオーディオ

先日契約頂いたポルシェ911、964後期の3.6L

Img_2854

古いナビオーディオを捨てて新しいオーディオを取り付けします

今回取り付けるオーディオはカロッツエリアのMVH-7500SC

なんとも出るべくして出た感のあるスマホとのコラボに徹した意欲作。しかもとても安価

Img_3572

で、早速古いオーディオをばらして、さくさく取り付けしましょう

Img_3543

996は通常、この部分にエアコンの操作パネル、さらにその下に純正オーディオがあるのですが、このクルマは既にナビが付いていたので配線は簡単!

と、思っていーたーらー♪

1df6dadfl

接続してみると、なぜか音が前のスピーカーしか出ない。チックショー

しょうがないので、フロントフード内のオーディオアンプを見てみますと

Img_3577

あーっ! アンプにつながれていない! どうなっちょるんだ!
見れば何か細工してあります

リアスピーカーを外してみてみますと

Img_3578

線色が見れます。これと同じ色があれば導通を見ることができます

ラッキーなことにすぐ手前にあるじゃないですか

Img_3580_2

うーん、スピーカーからアンプのカプラーまで、カプラーからオーディオの手元までそれぞれ導通が取れます。音が出て当然の状況です。

Img_3586

どーして音が出ないの? どーして音がでないの?

Img_3587

どわっはっはっは〜 よーおーかーいーのせいなので・・ そんな訳ないです。

コネクターのピンアサインを見ると。茶色/白の配線が

Img_3588

なぜかずれちゃってますよ。これじゃ鳴らないでしょうよ。なんとも初歩的なミス

Img_3589

しかし、よく考えたらここは僕、触っていませんから以前からこの状態だったと思われます。フロントドアのスピーカーだけで??在り得るかなあ?

そもそもなんでアンプを生かした配線にしなかったのがナゾです。
前の初代 救世主ブログで書いたように思いますが、ラインコンバーターを使えば、車体のアンプを使うことが出来たはずです。プロの人が組んだオーディオじゃないのかな?

まあ、中古車あるあるですな

気を取り直して今度こそオーディオをくみ上げます。
配線も音も順調です。で、そのスマホのクレイドルを出します。

Img_3591

クレイドル発進!! グイーン。
まずはフェイスパネルを外します。

Img_3592

Img_3593

Img_3595

クレイドル出現!! 
もちろんこれら全てボタン1発・・・ 全て手で引き出します。性能に特化している為に余分な部分はカットされているのです

スマホ イーン! シャキーン!!

Img_3596

やっとカタチになりました。Bluetoothに接続して音楽を聴くもよし

Img_3600

アプリをダウンロードして

Img_3604

ナビとしても使えます。これは面白い。
でも、スマホが無いとラジオしか聴けません。思い切った仕組みですね。

もう、アレルギーなんて言ってられませんな

posted by admin at 19:48| Comment(0) | ポルシェ