2022年03月03日

フィルムはがしはチリビーンズのかほり その1

フィルムを貼る人は実に多いです。僕は目が悪いのであまりすきではありませんが...

貼ることを依頼されることは多々ありますが、剥がすことを依頼されることは稀です
でも貼ってあるものが傷んで剥がしてから貼らなければならない場合は剥がすことからスタートです

僕の工場ではグラスワークのなべさんが開業以来来てもらっています。
彼は本当にガラスのスペシャリストです。
そしてそのフィルムにも1つこだわりがあります。何年たっても変色したり変質しないのです。
さらに彼はプラモデル造りのスペシャリストでもあるのです。あ、それは今回と関係ないか

一見それほど傷んでいるように見えないフィルムですが
このドアのようにはがれて糊が残るだけであればどうにか取れるのですが

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リアガラスのフィルムはこの通り、一部が着色のフィルムがガラスに残ってしまいます。
これはれは深刻な影響を残す事があって、フィルムの一部なのでシンナーでも溶けず、ヘラ状のもので削るのですが、デフォッガの熱線やアンテナで完全に除去できない場合もあり、その際にはガラス交換が待っている場合があるのです

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今回はドットの部分に残ったので、根気とフィルムの残骸との勝負になります

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リアシートやパーシャルシェルフなども外して作業します

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リアシート、パーシャルシェルフ、サイドピラートリムと片っ端から外します

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残りのフィルムはヒーターで剥がします

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実に根気のいる作業

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この日は剥がすだけで終わりました。
作業は翌日に続くので、ブログも続きます
posted by admin at 20:53| こだわりの逸品