10月にポンプ交換作業をした147が早くも帰ってきたのは昨年12月
今度は明らかに変速と言うか、ぎくしゃく感がハンパ無い状態だと連絡がありました
乗ってみると、半クラッチをせずいきなりクラッチを繋いでいるような感じ
前回のときにもセレの調整をしたのですが、今回はまず、アキムレーターを交換するところからはじめました
この時点でクリスマス直前、直らなければ大変です
手りゅう弾だー!
交換して、レリーズシャフトを調整して
戻していきます。
セレオイルを入れて
キャリブレーションします。
結果はあまり芳しいものではありませんで、
この時点で、年を越えてからクラッチ交換になる事をお客さんに伝えました。
この時点で、年を越えてからクラッチ交換になる事をお客さんに伝えました。
もちろん、費用が結構かかることも...
思えばアキムレーターがだめになったときは満足に走れなくなる感じです。
エンジンストールするし、すごい高回転でクラッチをつないだり
でも、この147はすさまじいぎくしゃくぶりでしたが、ストールはしなかったので、やはりクラッチと踏んで間違いないと判断しました
エンジンストールするし、すごい高回転でクラッチをつないだり
でも、この147はすさまじいぎくしゃくぶりでしたが、ストールはしなかったので、やはりクラッチと踏んで間違いないと判断しました
恵まれたユーザーの元にあるクルマは幸せです。お金をかけてかわいがってもらえますから
それはクルマの価値ではなく、そのクルマへの愛情なのです
さて、年が明けて4日からMPIは仕事始めでした
工場近くの林神社に前年の感謝と今年1年の商売繁盛をお願いして
今年初めての仕事が大きな作業を感じさせるクラッチ交換となりました
僕もEくんも30年を超える自動車整備キャリアがあります。経験も豊富ですが、なにしろあっちが痛い、こっちがつらいと、来る年波には勝てず、昔のような強烈な作業の耐性が薄まりつつあります。
機械工具も等しく齢を重ね、なかなか思い通りになりません。
機械工具も等しく齢を重ね、なかなか思い通りになりません。
今回147はクラッチの交換に際して、どのように作業するかで意見が割れました
Eくんはトランスミッションだけを外さずエンジンごとおろして作業したほうが、かえって安全で日数的にも変わらないのではないかと
147TSのエンジンおろしも複数回経験もありますし、手順もトランスミッションを外す作業と途中まで同じです
それならと作業開始となりました
新年早々、最初の仕事はエンジン脱着です
まずはセレの圧力を減圧させます
ぶれぶれの画像が未だ正月休みの影を引きずっているのを思わせます
なかなかつらいスタートとなりました
To be continued
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