2021年11月02日

動力に主開閉器を付けました

サンマが高いです。
サンマの塩焼き、超おいしいのに高級魚の仲間入り

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しかもなんか小ぶり。デカくて脂の乗ったヤツ食べてえなあ

さて本題はそれではなく表題にもある通り主開閉器を付けました。
なんじゃそりゃ?と多くの方が思うかもしれません。
動力と呼ばれる200Vにつける装置です。

ハナシが戻る事25年前、平成8年の11月に今の工場を賃貸契約してMPIは始まりました。
整備工場には欠かせないコンプレッサーを動かすには動力の200Vが必要で、さっそく東京電力と契約しまして
200Vを引き入れてもらうのです。

その際に東京電力と負荷設備契約と呼ばれる圧倒的に消費者に非常に不利な契約を結ばされます。
それしか選択肢はありません

負荷設備契約とはおおまかに言うと200Vを使うすべての機器の消費(定格)電力の合算になります。
つまり、溶接機や塗装乾燥機、ミキサーなどもろもろの消費電力をすべて足した電流値です。
すなわち、一人で作業していたら塗装をしながら溶接はできませんが、いっぺんにすべての機器が動かせる内容の契約を強いられるのです。
全ての合計が、MPIの場合、23kWの契約で基本料金が23000円、電気使用量が3000円なんて珍しい事ではありませんでした。

ところが、世論を無視できなくなってきたのか、電力自由化の際に東京電力はこの負荷設備契約に加え主開閉器契約も可能になったのです。
その主開閉器契約は、実際の消費電力を元に算出し電子ブレーカを増設して瞬間的な起動電流をやり過ごし、常時新たな契約容量以内で使える現実に即した契約内容と言えるでしょう

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今までも外部の電子ブレーカーの営業が来ていたのですが、すべて機械のリース契約で、すべて追い返していたのですが
今回はまず、電気保安協会がやっている、レンタルである
この二つの理由から契約したのです。

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一度リース契約をしてしまうと、いかなる理由においても支払いは必ず発生し、一括での清算以外に無くすことができないのです。
ところが今回の場合はレンタルなので、もし、もっと素晴らしい契約の種類が出てきた際に乗り換えが可能であるというメリットがあります。

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また今までは決められた200Vの機械しか使えなかった200Vもこの契約からは、ふつうのコンセントと同じく、マルチタップなどで他に電気を分ける事ができるのです。
つまり、それは今まで違法だった変圧トランスを使って200Vを100Vに減圧して電灯や冷蔵庫を200Vから合法的に使うこともできるのです。合法的にです!

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ウチの200Vは正回転しているのをテスターでできる事を教えてもらいました。

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電気代の請求が楽しみになってきました。


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