さてすっかり長編になっているタイミングベルト交換ですが、今回は取り付け編です。
タイベル交換時には必須のアイドラーベアリングやテンショナーを取り付けます。
タイベル短命説は、僕はベルト単体については短期間(3-5年)それほど傷む印象はありませんが、テンショナーやベアリング、ウオーターポンプが音を上げるイメージの方が強いです。
まずはベルトをかけて
完全なる1番シリンダーのトップを出します。
カムのスプロケットはボルトが締まっていないのでクランクを完全に合わさるまで何度も調整します。
カムのスプロケットはボルトが締まっていないのでクランクを完全に合わさるまで何度も調整します。
ぴったりトップが出たら、テンショナーを張ってベルトを完全に張ります
テンショナーにはここで締めろと指図があります。
テンショナーにはここで締めろと指図があります。
テンショナーが所定の位置に来てベルトの張力が正しい事が確認できればカムスプロケットのボルトを締めます。
後に見切れているマイクロゲージの針の位置に注目
後に見切れているマイクロゲージの針の位置に注目
全てのボルトを締めても全く狂いなくピストンが上死点にある事が分かります
そしてカムロックホルダーとシリンダーヘッドに全く隙間が無い事が分かります。
メーカーが推奨するベルト交換はこれにて終了
カムロックホルダーを外して、カムヤップを付けていきます。
カムロックホルダーを外して、カムヤップを付けていきます。
手前のバンクも同じく外して行きます
ホルダーを外したカムにはオイルをかけていきます。
デビルマンの血液風、モリゲン5W-40
そして数回転エンジンを回して
回して....
再度テンショナーの位置を確認します
ぴったり所定の位置だったので次に進みます。
タペットカバーです。かなり汚れているので、少しきれいにしてあげます。
だいぶきれいになりました。
新しいタペットカバーパッキンを取り付けていきます。
ちょっぴりベンガラ色をのっけて
フタをします。
反対側も....
フタをします。
しかしこのエンジン、16万キロオーバーとは思えない中身のきれいさですね。オイルメンテが行き届いていたのでしょう
続いてスパークプラグ
イグニッションコイル
大量のボルト
ずーーーっとカリカリとラチェットハンドルの音だけが工場にこだまします。
だいぶ疲れて口数も減ってきましたでしょうか
だいぶ疲れて口数も減ってきましたでしょうか
大量のボルトを回し続けたタイベル交換大会も大詰めですね
オルタネーターもスターターもクラッチもプラグもコイルもタイベルもウオポンもみんなみんな新品です。
とはいえまだまだ続きます。
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