2021年08月27日

嗚呼タイミングベルト前編

今回は降ろしたV6エンジンのタイミングベルトの交換を追います

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毎度同じような画ですね
でも今回は様子が少しだけ違います。

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今の時点で1番のトップは殆ど出ています。

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しかし... ジグが合わないのです

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微妙ではなく

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前後のバンクそれぞれに結構ずれています

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特に奥のバンクのインテーク側はボルトが入りません。
今時珍しい盛大なずれ方ですが...
何か事情があったのかなあ?

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仕方ないのでなるべくボルトを入れて固定するだけ固定して、カムスプロケットのボルトを緩めてジグの示す正しい位置に調整します。

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テンショナーを緩めてベルトを外します

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それぞれが正しい位置に収まりました
僅かな狂いでも走りにはそれなりの影響があるでしょう

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V6はタイミングベルト神話があって、5年とかさまざまなうわさが飛び交いますが、まずは基本的なカムの位置や調整をしてもらえるよう考えないといけません

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ではベルトを外して、こちらも長年使った部品に別れを告げて新しい明日を迎えられよう整備してまいります

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4つのカムシャフトスプロケットを外しました

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そしてここまでストリップダウン

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黒いバックプレートを外しました。
これを外さないとウオーターポンプ上側のボルトが外れないのです。

つまり、ウオーターポンプを交換する際はここまで分解しないと交換できないのです
話は堂々巡りになりますが、この状態まで分解するにはカムをロックさせる工具が必要になります。
カムのロックには1番の上死点をしっかり見極める必要があります。
どれをないがしろにしてもいけないのです。

と言う事で続きはまた次回

posted by admin at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオ156
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