2021年08月22日

Clutch dismantle from a fugitive engine

エンジンを外しての整備いろいろの156GTA
不滅のブッソV6ですが、お疲れをいやしてあげましょう

エンジンの取り外しの疲れも癒えぬ翌日からクラッチ交換です

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車両奥側のエキマニを外すのはその向こうのスターターモーターを外す為です

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外す理由はこのスターターモーターボルトがトランスミッションも止めているからです。
逆を言えばこのスターターモーターの車上での取り外しは絶望的に難しいのです
オルタネーターも何度も書いていますが、こんな時でないと交換することが大変だからです。

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この後ボルト各種とレリーズシリンダーを外してトランスミッションを取り外します。
レリーズシリンダーも消耗品で、フルード漏れの温床なのでこの際に交換してしまいます

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ここまでは、さも簡単に物事が進んでいるように見えますが、目もくらむような気温の中で作業をしています。
エンジンの汚れ方やクラッチのレリーズベアリングの汚れが時間の経過を物語っています。

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早速プレッシャープレートを外していきましょう

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外れたクラッチ

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クラッチ板はかなり摩耗しています。

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フライホイール。166はダンパー付きですが、156は漢のベタ付けです

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フライホイールを外すとクランクのリアシールです。

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下の方にオイルがにじんでいるのが見えます

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ね?暑そうでしょ

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続いてクラッチのレリーズ周り。トランスミッションのオイルシールを交換します。
長きにわたり愛されるクルマはできるだけオイル類の漏れが無いようにしたい一心です

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通称、天狗の鼻などと言われるミッションのシール
滅多に換えることはありません

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しかし新品が出ました。一時期入手できなかったと聞いた純正品でしたが...

しっかり取り付けて


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グリース類はワコーズを使っています。

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レリーズフォークとスラストベアリングそれぞれに違うグリスを塗ります

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この間までは汚れがあまりにスゴイのでキレイにしました
せっかくきれいにしたのになんでかクラッチ板を刺した状態の画像しかないのが悔やまれます。
一番見せたいところが隠れとるやん

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ミッションと合体する前にデフサイドシールの片方を交換します。

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なんか汚く見えますがこれ新品

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Day2の前編、後編に続く

posted by admin at 19:35| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオ156
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