2021年06月28日

日産ジュークニスモの事故修理その2

修理は多岐に及びます。まずはエアコンガスを抜いて、分解作業から
エアコンガスがR134、既に最新の冷媒R1234が登場して久しいですが、まだまだ134が多くいます
しかし大気開放は厳禁で、地球温暖化を早めた遠因のひとつでもあります

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この帽子はですねえ

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このようにボルトの頭にかぶせて

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専用のソケットでボルトを回すとキズが付かないと言う優れものです。
いや、見る人が見れば簡単に修復の跡と言うのはわかるのですが、あくまで気持ちです...

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解りづらいですが、エアコンのパイプがバンパーとインターク−ラーの間に挟まれてインタークーラーが変形してしまいました
また、エアコンコンデンサーもかなり変形

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さらにコアサポートと呼ばれる骨格部品にも変形が見られます

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バンパーサポートも変形しています。ここは超高張力鋼板と言う新素材で作られていて、直す事ができません
強烈に強烈に硬いのです。

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最近のクルマらしく基本的に修理ベースにならず、交換主体の修理方法になりますので、分解前の保険会社の見積りは、なんと修理費用の85%が部品代と言う恐ろしい内容になっております

インタークーラーは衝撃に巻き込まれ取り付け部分が折れています。もちろん交換

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一通り、部品を外した状態。

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さらに特殊な工具を使って寸法を確認していきます。

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右側には上下の骨格部品に狂いが生じ、基本的に交換となりました。

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次回に続きます。



posted by admin at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類
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