先日お客さんが購入したクルマを見せてくれました
BMWI3です
電気自動車ですが、発電用エンジンも積んでいます。
あくまで発電用の
あくまで発電用の
独特のフォルムです
BMWらしく1度押して開くフューエルリッドは
燃料は電気なので、急速充電用のプラグです
ルーフはカーボンパネル
少しヘンな感じのするアウターハンドル。さかさまに付けちゃった感じ
リアドアはスーサイドドアの逆ヒンジ
早速乗らせていただきましょう
自然との協調を訴えるかのようなウッドパネルがお出迎え
スイッチをオンにすると2つのモニターが光ります
走るようにする為にはステアリング横のセレクターを動かします
上がD
上がD
下がR
もちろんリバース時はバックモニターが映ります
走りだすと、当然ですが実に静か。そしてウルトラスムーズ。基本的にモーターの回転だけなので、変速ショックもなければ
ギアチェンジのラグもありません。
動力性能は全く持って申し分なく、踏み込めば電動車らしい強力な走りもできます。
動力性能は全く持って申し分なく、踏み込めば電動車らしい強力な走りもできます。
ラジコンの世界ではリチウム系バッテリーや、ブラシレスモーターの登場で性能を飛躍的に伸ばしましたが、実車の世界も同じようです。
そして何と言っても面白いのが、この自動車の操作、1ペダルだけなんです。
意味が解らないでしょ?
言い直せばアクセルにブレーキまで付いているのです。
それでも解らない?
じゃあ、電車の運転席あるでしょ? 僕、あまり詳しくないですが、1つのT字型のハンドルをがちゃがちゃ動かして、加速やブレーキまですると思うんですが、それと一緒です。
アクセルペダルの踏み代の1/5くらいがブレーキなのです。4/5はアクセルで、踏めば加速します。
しかし、アクセルペダルを完全に戻すとブレーキがかかります。回生ブレーキです。
ブレーキと言うと物理的にパッドやシューをこすりつけて抵抗によって止めるのですが、回生ブレーキは発電させて得る負荷を使って減速したり停止までするようです。
しかし、アクセルペダルを完全に戻すとブレーキがかかります。回生ブレーキです。
ブレーキと言うと物理的にパッドやシューをこすりつけて抵抗によって止めるのですが、回生ブレーキは発電させて得る負荷を使って減速したり停止までするようです。
ですからアクセルペダルの離すのを少しペダルに足を載せて、加減しながらアクセルを離すわけです。
すると、うまく減速して最終的に何も踏まずに停止することができるのです。
すると、うまく減速して最終的に何も踏まずに停止することができるのです。
これ、初めて乗った僕が難なくできましたからおそらく、万人最初からこの操作ができるのだと思います。
5-6kmくらい試乗したと思うのですが、工場近くの細い道に左折する際に、後ろのクルマに曲がる事を知らせる為にブレーキをわざと踏みましたが、それ以外はなんと、1度もブレーキは踏みませんでした
これが近未来の1ペダルドライブなのでしょうか
もちろん、急ブレーキなどエマージェンシーな時にはブレーキペダルは必要なのでしょうが
リアのラゲッジの下に発電用のエンジンがあって、それで数キロは走れるそうです
あまり充電の事はしりませんが、基本的にガソリン代はかかりません。
またBMWの購入特典で1年間、充電がタダでできるそうです。
つまり、1年間タダでどこへでも行けてしまうのです。
またBMWの購入特典で1年間、充電がタダでできるそうです。
つまり、1年間タダでどこへでも行けてしまうのです。
アルファロメオなど古い大排気量の自動車持ちには考えられない話です
通常充電用コネクターです
僕は大好きけんかワイパー
もう主要な自動車メーカー各社は内燃機だけで動くクルマの製造をやめると言っています
脱カーボン社会を目指し、確かに今まで経験したことが無い、自然災害や気候変動による病気や様々な弊害
もはや、待ったなしの自然環境への配慮
もはや、待ったなしの自然環境への配慮
そういった事への一つの答えなのかもしれません。
しかし、こういったクルマだけになってしまったら、ガソリンスタンドや僕ら整備事業者、トランスミッションなどを製造するメーカーなど、自動車に携わる多くの人もつらい目に遭いそうな予感がします。
すごい時代に突入したんだなと思う今日この頃です....
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