2021年03月03日

アルファロメオミトの修理

そのミトを直します。
まずはバンパーを交換準備。

ところでね、よく事故車か?という言い方を聞きます
事故車って強力に聞こえが悪いですが、定義ってあるのでしょうか?
あるのですよ

自動車の事故を修理をしたものを事故車と言いますが、ぐっちゃぐちゃも、ちょっとぶつけただけと事故にもいろいろあります。

基本的に事故車の概念は、新車から乗っている人にはなく、中古車市場に流通したときから呼ばれます。
中古車オークションもしくは中古車査定士が決められたポイントに基づいて、評価がR点となった場合に事故車と認定されます。

主に事故を経験した証となるのはクロスメンバーやサイドメンバーと呼ばれるフレームに何らかの変形や修理跡が在った場合に認定されます。たとえばフレーム修正機にマウントして、メンバーを油圧機機械で引き伸ばしたりすると、ほぼ間違いなく事故車となります。
逆に最近のクルマに多い、一番前のクロスメンバーやコアサポートなどのフレーム部品がボルト止めされている着脱可能なフレームを交換しても事故車にはならないのです。
事故車の定義はあくまで溶接が伴う部品の損傷が前提なのです。

今回のミトのようにそこまでの修理を経験しない修理なので、事故車と認定される事は無いのです。
確かにいろいろ修理しますが、大手を振って事故車ではありませんぜと胸を張って言えるのです

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まだ名義変更をしていないのでなんですが、意外に近くに住む方が前ユーザーだったりします。
もし、もしこのブログをご覧で、ナンバーの露出をご希望しない場合は差し替えますのでこちらまでメールしてください。

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バンパーの取り外しは国産車のように簡単です。
バンパー上面のT30のトルクスを数本
横側の+ビスを左右6本

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下回りにも4-5本だったかな

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ライナーをめくると、サイドサポートとボルトで止まっています。

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はい、外れました。でもコネクターやウッシャーの配管も外します

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なかなか外れないので暖めて、やわらかくしてから外します。
不精してむりくり外すと、壊れてしまう可能性があります。

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外したら栓をしておきましょう。ウオッシャー液がダダ漏れになって作業する人を攻撃してきます

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次のバンパーに使いまわす部品を外します。

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まーグリルですわなあ。良く見えませんがあのボルトを使っているみたい

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これもあるあるですね。ボルトじゃなくてベースの立て込みインサートから抜けてきちゃう。
前も誰かのクルマで書きました。

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ヘッドライトウオッシャーのノズルを外します。日本ではまず、使わなければいけないシチュエーションは無いのですが
付いているので生かさないといけません。

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6.5mmのドリルで攻撃します。

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アタマがすっ飛びました。これでOKです。

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フォグランプも外して、スピードナットも外します。

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グリルはキズが無ければ使いまわしですが

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例のオーナメントが結構くたびれているので交換。オーナメントだけね

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ネロエトナとありますが、もう黒と呼ぶには黒くなさすぎ。チョコレート色です

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代わりの部品は中古部品なのでそちらも次回準備しましょう
posted by admin at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオミト
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