2021年02月21日

メルセデスベンツW210のブレーキパッド交換

W210のブレーキパッド交換をしました

たかがブレーキパッド交換、されどブレーキパッド交換です。
自動車で最も重要な役割を果たすブレーキパッド
しっかり効くように整備しないといけません

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大型セダンらしい大きなアップライト
スプリングとショックアブソーバーが別体のダブルウイッシュボーン。
FR高級車の代名詞みたいな足回りです

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後ろ側ぼスライドピンを外して、ブレーキホースが通るカバーを外してキャリパーを外します

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ピストンを戻すと油面が上がり、そもすればリザーバータンクからあふれてしまいます。なのであらかじめ少し減らしておきます

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ブレーキフルードが汚れています。過去はガスリンスタンドでの車検整備だったせいか、ちゃんとブレーキフルードが全量交換されているか怪しいもんです

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ペラペラになったパッドはさようなら


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ピストンは戻しておきます

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新しいパッドとセンサー。ローダストパッドを使うとやっぱり効きが悪くなるのかなー?

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さてここで問題。
ブレーキローターは全面的にきれいに削れることはなく、どうしてもローターの端に鍔(つば)が残ります。



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ここにそのままパッドを付けると、真っ先に削れ残った鍔の部分だけがパッドに接触してブレーキパッド全面をディスクに当てることができません。

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そこできれいに当たるようにパッドの上側もサンダーで削ります

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こんな感じですと


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うまく削れ残りの鍔をよけてパッドの面全体がローターに押し付けられようになります

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そしてブレーキのパッドグリスを塗って。スライドピンには耐熱グリスを塗って

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組付けます。


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パッドグリス(左)とスライドピンなどに使う耐熱シリコングリス。
ちょっとした気遣いで快適に乗れるヒントになるのでした

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