2020年10月19日

フェラーリV12の発電

先日出かけた時に一時的にバッテリーの警告灯が出たようだとの訴えがありまして、点検の為にお預かり

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エンジンルーム内にバッテリーがあります

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エンジンをかけて電流量を測ります。
マイナス表示なのは出て行っている つまり消費している電流量。

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一方、もう一つの太い配線の電流を測ると、こちらはオルタネーターから来た充電電流。
少し放電量より低いのは写真を撮る際のピークの違いですから、おおむね同じか少し上くらいと思ってください。

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続いて専用のチェッカーでバッテリーの元気度やオルタネーターの発電を見ます。

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バッテリータイプVRLA〜ENと選び

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CCA(コールドクランキングアンペア)値をバッテリーの表示基づいて入力します。

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テストボタンを押すと

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いいですね。まあ、交換して日が浅いですから当然ですが

続いてオルタネーターテストです。

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電装品のスイッチが切れている事を確認しエンジンを始動します。

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大変に良い結果です。

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続いて負荷をかけた状態での発電量を検査します。

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ライトやエアコンなどノスイッチを入れます

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このリップルが出ないと、オルタネーターの故障を意味します。

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全く問題ありません。

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 しかし、モニターに一瞬でも充電不良のアイコンが出たという事は、きっとなにかしらのノイズがあったのではないかと
警戒してしいます。
症状が出ないと勝手に作業はできませんがね

posted by admin at 19:17| Comment(0) | TrackBack(0) | フェラーリ
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