2020年10月09日

追悼エディヴァンヘイレン

エディが亡くなりました。
1年くらい前にD.L.ロスがツアーに出るような事を示唆していたような記憶がありますが
病状が悪くなっていたとは知りませんでした。

さてヴァンヘイレンと言えば、ヒット連発した1984年頃から一般的な知名度が一気に普及しましたが
1枚目のアルバム「炎の導火線」はEギター史上に変革を起こすものでした
僕は、全く聴かず30歳を超えてやっと聞けるようになりました。とはいえ、1-4枚目は今も殆ど聴いた記憶はありませんが

唯一5枚目は持っていました。ダイバーダウンです。


何と言っても強烈なギターサウンドです。
どうやったらこんなにきれいに歪むのか、ぎゃりんぎゃりんに歪んでいるのに1弦から6弦までまでキレイに分離して、しかもハウリングしないナゾのセッティング。
でも、僕は現役時代、ライトハンド奏法は全く使わず、やれと言われても大したことはできなかったのですが、左利きでも右でギター弾くからか、僕は全く使いませんでした。
確かゲイリームーアもライトハンドはしない左利きの右弾きギターリストでしたね。
だからか、ヴァンヘイレンはいまいち、聴かなかったのですよ
で、僕が当時好きだったのはこの(Oh)Pretty woman 
ライブでもすごい音ですね


でもやはり何と言っても、嫌でも街中でかかりまくっていた、このBeat it
あんなに売れた曲なのに、短いギターソロにいろいろ詰まっていて素晴らしい演奏も聴けるのです。
スティーブルカサーのきれっきれのカッティングも冴えまくりですし、ギターの演奏史上としては最高の曲かもしれません。


ライブに登場することもあったようですね。
にこにこ笑いながらあのソロですから強力であります。


ちなみに世界を変えたギタリストは僕が思うに

ジミヘンドリックス
ランディローズ
エディヴァンヘイレン

この3人だと思います。
それまでのEギターの概念を全く変えたのはジミ、全く他の人がやっていなかったフレーズが、その後のいろいろな人が使い始めて、かのリッチーブラックモアもどこかジミヘンドリックスの強い影響を感じさせます。
ヴァンヘイレンが出てくるまでは、おそらくずっとジミヘンドリックスの影響の傘下だと思います。

エディは猛烈なスピードでマイナーペンタトニックを弾くのと、やはりトリッキーなプレイでしょう。

ランディは様々なマイナースケールを持ち込んだ、独特の旋律だと思います。
81年になると猛烈な速弾きをするギターリストがたくさん輩出されたところを見ると、世界各地で多発的に速弾きスタイルが生まれたのだと思います。
そういう意味ではイングヴェイが一時代を築いた感はありますが、やはりランディローズの影響の傘下だと僕は思っています。

そして、3人とも天国に行ってしまったのですねえ。合掌


posted by admin at 23:47| Comment(1) | TrackBack(0) | ヘビーメタル
この記事へのコメント
ソロも良くてバッキングまで良いギタリストは本当に数える程しかいないです。
エディはその数少ないギタリストの一人だと思います。
ジミやランディ、エディの創った音楽のコピーは出来ても、オリジナルとしてあのクオリティの音楽は、創れていません。
凄いとしか言えませんね。

エディはジミやランディと並ぶ永遠のギターヒーローです。
亡くなってしまったのは仕方が無いのですが、悲しいです。

R・I・P
Posted by Nobu at 2020年10月10日 02:38
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