実は8月の前半には車検整備の為にお預かりしていた139QP
なかなか時間がうまく取れず先延ばしになってしまいました。
今回は間違いなくヘッドライトをなんとかしないと車検に受からない事が明白だったためです。
では何故車検に合格できないかと言いますと、このクルマはヘッドライトがプロジェクターヘッドライトと呼ばれる竜の目玉のようなライトなのです。その竜の目が白内障を起こしてライトの一番明るい部分が分散してしまうために見た目は明るくても、光量が出ないです。
普通のクルマの多くはロービームがこのプロジェクターヘッドライトですが、ハイビームは普通のハロゲンのタマを装備しているクルマが多いです。
それであれば、ロービームで光量が出なくても、従来通りのハイビーム検査にすればだいたい合格するのです。
それであれば、ロービームで光量が出なくても、従来通りのハイビーム検査にすればだいたい合格するのです。
ところが、この型のQPはロービームもハイビームも同じプロジェクターを使っている為にろーがダメならハイもダメなのです。
そこでライトを取り外して、白内障を治療してやろうという試み。
イタリア車としてはなかなか珍しく、バンパーを取り外さずヘッドライトが取り外し可能です
まずタイヤを外して
リフトで持ち上げて次にフェンダーライナーを外します。
するといきなりライトの後ろ側にアクセスできます。
この後、黒く覆っているカバーパネルを取り外して
この後、黒く覆っているカバーパネルを取り外して
フェンダーブレースをずらしてヘッドライトを外します。
ヘッドライトにはヘッドライトウオッシャノズルが付きますが、それは前からでないと外せません。そこは二人いないとできないのです。
ヘッドライトにはヘッドライトウオッシャノズルが付きますが、それは前からでないと外せません。そこは二人いないとできないのです。
ヘッドライトが取れました。
しかし実はこれ、後々書きますが地獄の一丁目の扉を開けてしまったのです。
そーんな事知る由もないので、ヘッドライトは切れに磨いてから、分解する工程へと進むのでした
しかし実はこれ、後々書きますが地獄の一丁目の扉を開けてしまったのです。
そーんな事知る由もないので、ヘッドライトは切れに磨いてから、分解する工程へと進むのでした
4日後、ヘッドライトを磨いています。せっかく白内障も直すことですから、見た目もキレイにしなくちゃ
どこか焼けてくすんだヘッドライトを軽く磨きますと
くっきりはっきり、レンズが透明さを取り戻しました
では次回は、ばらばらにしていきましょう