最も時間と手間がかかり、最もノウハウと経験が必要なマスキング作業
特にどこまで見えて、どこまでマスキングするかは体得するまでに本当に時間がかかります。
自動車塗装を目指す若い方がもし読んでいたら、良い技術者に師事することを切に願います。
一度完全にマスキングしたら
ベースコートをストライプより下に塗装するためのマスキングをします。
ストライプのマスキングはマスキングされるストライプを隠す事も重要ですが、自然なマスキングになるようテープをうまく動かしてラインを確保します
ま、口で言うのは簡単、実際の作業は大変です。
ベースコートを塗装したところ
一部のマスキングをはがして、テープが入らないところをサンドペーパーを軽くかけてマスキング跡を残さないようにします
クリアーを塗装しました。
しっかりした肉もち感はエクスプレスプレミアムクリアーをミディアムソリッドシステムで塗装します。
だんだん気温が下がる時期なので、クリアー塗装には細心の注意を払います。
かといって、スプレーフォームやガンさばきを崩してしまっては本末転倒です
初年度登録が1988年なので、既に2K塗装は始まっています。今のような小さな肌ではなく
もっと大きな肌で、美しい鏡のような塗料の時代でした
もっと大きな肌で、美しい鏡のような塗料の時代でした
しかし、現代のクリアーは肌が細かく、塗装するといかにも現代風になってしまうのが残念
少しだけ肌を調整してポリシングします。
ボディは出来上がり。きっとこれまで以上に可愛がってもらえるでしょう
5年位眠らせていた8.32を同様にレストアしようとして、ドアと前後ガラスのモールが錆が出ていたので、イタリア本国も含めて聞きまわりましたが、パーツが出てきませんw
部品は難しいと思います。テーマは台数の出た車種ではありますが、8.32の部品は別格に難しいです。
ガレイタか、案外マツダが持っていたりして
そのあとは全部FCJが持ってったのですかねえ?