いろんな修理でお預かり中のテーマ832
今回はボディ編
どんなスーパーカーでも軽自動車でも、古代の車でも最新のクルマでもやることはみんな同じ。
付いている部品を分解してへこみを直して塗装するのです。
付いている部品を分解してへこみを直して塗装するのです。
鉄のクルマはへこんでいる所にワッシャーを溶接してそれをひっぱる「引き出し板金」と呼ばれる最もポピュラーな修理方法で直します
古いクルマになると、本来直す部分以外の部分の修理が多いです。
現在は金属素地に予め塗布するプライマーが存在せず、パテを直付けします。現代のパテは金属素地にプライマーを使うほどのような密着不良を起こすことはなく、必要なくなったとの見方になったようです。
長く、プライマーを使ってきた人間にとってはなんとも物足りないのではありますが...
長く、プライマーを使ってきた人間にとってはなんとも物足りないのではありますが...
下地の準備が整いました。
4:1のハイビルドタイプのサフェーサー、VOCシステムフィラーを塗装します。
ハイビルドと言っても1mm以上の幕圧をつけるほどではありません。
フェザーエッジをしっかりとって塗装します。またエッジマッピングを防ぐ意味でも用材テストを忘れずに
フェザーエッジをしっかりとって塗装します。またエッジマッピングを防ぐ意味でも用材テストを忘れずに
65℃で20分焼いたら出してきて水研ぎ。塗装の前段階で塗装部分のしっかりした清掃を心がけます
マスキングされていたアウターハンドル部分には、ストライプが近すぎてサフェーサーが塗装できないので、しっかり研ぎこんで段差を無くして塗装します。
フロントバンパーを外します。またフェンダーライナーも塗装のジャマになるので外します
テーマはライナーを外すとかなり大きなスペースができます。
僕がテーマに乗っていたときはすごくラクにタイミングベルトとカウンターシャフトベルト交換できましたが
こちらはV8です。とんでもないぎっしり加減
塗装ブースに入りました。
この続きは次回塗装編で