続いてフロントドアを分解します。
手順などさっぱりわかりませんが、輸入車には独特の傾向があります。
手順などさっぱりわかりませんが、輸入車には独特の傾向があります。
それは古いメルセデスやBMWで経験したり、旧車で経験したノウハウの応用でもあります。
イタリア車とて変わりません。
ドアのグリップを外して作業が始まります。
イタリア車とて変わりません。
ドアのグリップを外して作業が始まります。
らしいのがこのボルトのカバーグロメット。こんなものまで高貴に感じます。さすがフラウの仕事ですね。
インサイドハンドルを外しますが、既にためらいキズがあるのが判ります。
これはソケットを押し込んでやれば返しが引っ込むのですよ。
やはりビニールのビラビラがって...下かっ! あれっ?僕一人? そら失礼しました〜
一方外したドアトリムの裏側には
ポルトローナフラウのシールがあります。
正真正銘のフラウの仕事なのです。
正真正銘のフラウの仕事なのです。
うっすら作業員のサインまで残っています。ロマンですねえ。このサインした人、ご存命かなあ?
ジャポーネに来たことあるかなあ? まさか今ここで自分の筆跡がネットに、しかも遠く離れた日本の地で日の目を見るとは思わないだろうなあ
ジャポーネに来たことあるかなあ? まさか今ここで自分の筆跡がネットに、しかも遠く離れた日本の地で日の目を見るとは思わないだろうなあ
このクルマには珍しく、ドアバイザーが付いていたためにそれも外します。
両面テープがボンドのようにかっちかちに変化して取るのには数時間がかかりました。
バイザーを取るのはそれほどでもなくて、両面テープの除去が大変なのです。
両面テープがボンドのようにかっちかちに変化して取るのには数時間がかかりました。
バイザーを取るのはそれほどでもなくて、両面テープの除去が大変なのです。
ミラーも取り外しますよ。でないとこのメッキモールが取れません。
そして恐ろしいまでに張り付いたベルトモールもこの通り。
浸透潤滑剤をかけまくって取り外しました。
浸透潤滑剤をかけまくって取り外しました。
ランチャンネルも外します。
そしてモールが外れます。
ドアロックのコントロールロッド。この方式はフェラーリをはじめ、マセラティ、フィアットでも見ることのできるタイプです。根本が折れやすいので、慎重に作業します。尤も、成り立ちや生産時期によっては不可抗力で折れてしまうのですが
さあ、分解したぜ!どんどん作業を進めましょう。
ここまでは中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」を聴きながら作業.... してません(笑)