先日よりお預かりのテーマ832、まずは車体の修理からです。
世の中には普段起こらないことが起こるようで、なんと僕の所に来る朝に、全くそんなことはしたことないのに擦ってしまったそうです。
まずはそれを修理するのです。
世の中には普段起こらないことが起こるようで、なんと僕の所に来る朝に、全くそんなことはしたことないのに擦ってしまったそうです。
まずはそれを修理するのです。
とはいえ古いクルマの修理は部品の脱着そのものがリスクで、壊れてしまえば後が無いのです。
猛烈なストレスとの戦いです。
猛烈なストレスとの戦いです。
自動車を塗装する場合、何度も書きましたが、よほどの事が無い限り塗装該当する部分を分解、脱着して作業するのが大前提です。
今回も誰が何と言おうと分解からスタートします。
いきなりドアトリムが無くなっていますが、緊張のあまり撮り忘れました。
今回も誰が何と言おうと分解からスタートします。
いきなりドアトリムが無くなっていますが、緊張のあまり撮り忘れました。
とはいえ、どんな自動車もだいたい同じです。
そしてこのクルマも例に漏れず、イタリア車あるあるのビニールだらけの巻。
分解に関係のあるビリールは気持ちよく取ってしまい、続いてウインドウ関係。
手のひらのようなパワーウインドウレギュレーターのスライダーが印象的です
手のひらのようなパワーウインドウレギュレーターのスライダーが印象的です
ベルトモールに手をかけますが、信じられないくらいに硬いのです。しかしよく見ると順番が逆
先に三角窓のサッシュを外します。
この順番は微妙ですが、三角窓から外しました。これも外すのに1時間以上かかりました。
とにかく30年分の硬さなのでしょう
とにかく30年分の硬さなのでしょう
そして今度こそベルトモールを引き抜きます。
高級車は装飾品が多く、サッシュのメッキモールも外します。これを外さないで塗装すると確実にサッシュ際からクリアーが剥がれます。剥がれるのは簡単ですが、リカバーは超大変です。それは後述します
外した部品の数々。
ところで、ここに至るまでプラスチックのトリム部品はいくつか壊れてしまいました。
もはやビスケット程度の強度しかないので、取り外しの際にはやむを得ないのです。
それは違うカタチでリカバーしていきます。
もはやビスケット程度の強度しかないので、取り外しの際にはやむを得ないのです。
それは違うカタチでリカバーしていきます。
念願のアウトサイドハンドルまでいきました。
リアドアはこれにて終了。
続きは次回。