2020年09月02日

いにしえのV8

なかなかすごいクルマの登場です。
ランチアテーマ8.32。テーマのシリーズの中でも異色のV8、3リッターのエンジンはフェラーリ308のクアトロバルボ−レのエンジン。
しかも初期のフェーズ1。
すごい程度良いのです

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ああ、懐かしいテールデザイン。

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どーんと鎮座しているのはカバーではなくサージタンクになっています

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エンツォが存命でフェラーリのエンジンをしょったのって、これとフィアットディーノだけなのでは?

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サージタンクの下にはKEジェトロのフュエルディストリビュータが見切れています。
キャブレター→Kジェトロ→KEジェトロと進んでいきました。
日本では日産とVWの混血児、サンタナだけで、Lジェトロが主流、と言うよりLジェトロしかなかったのです。

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エンジンのリアバンクはバルクヘッドに埋もれています。

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うっへー、整備する人間に挑戦してくるクルマですねー

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そして、恐ろしいのがこの走行距離。何がすごいって14万キロのクルマを買ったのではなく、20年の所有のうちにこうなったという、努力の上に成り立つ所有感。本物のエンスーでないと成しえない自動車趣味の最高峰

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しかしアンチエイジングにも限界があります。
今回も強烈に難しいオーダーをいただいております。
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ううっ、頑張らねば!

posted by admin at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ランチア
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