世の中にはたくさんの塗料メーカーがあります。
日本では日本ペイントがリーディングカンパニーで、他に関西ペイント、イサム塗料、ロックペイントなどがあります。
読者の皆さんも1度くらいは聞いた事がある名前もあるかもしれません。
日本では日本ペイントがリーディングカンパニーで、他に関西ペイント、イサム塗料、ロックペイントなどがあります。
読者の皆さんも1度くらいは聞いた事がある名前もあるかもしれません。
やはり日本の風土気候にあっていて、何と言っても国内の業界の使い方にあったラインナップで出ています。
それは日本の環境や商慣習、法規にうまく溶け込んでいます。
日本の塗料メーカーは、予てより建築用材料も併売しており、いや寧ろそっちの方がメインでオートモーティブの方が片手間的なポジションでした。それゆえあまり環境性能や品質より、使いやすさや経済性が優先され主剤に対して10%しか硬化剤の入らない、環境を考えない塗料が多く売られていました。2000年に入る頃から徐々に10:1塗料の販売を控えて、今は4:1などが主流なようですね。
一方、僕の使うスタンドックスは記憶が正しければ、1993年頃に日本に上陸したように思います。
日本の塗料に対して、海外の塗料は各国の法規をクリアしなければならないので、性能面や環境面でも日本の塗料とは比較にならない高品質でした。クリアーは大変硬く、過剰なまでのつやがあり、当時のW124や140のようなメルセデスのような高級車の塗装にぴったりくる品質でした。
日本の塗料に対して、海外の塗料は各国の法規をクリアしなければならないので、性能面や環境面でも日本の塗料とは比較にならない高品質でした。クリアーは大変硬く、過剰なまでのつやがあり、当時のW124や140のようなメルセデスのような高級車の塗装にぴったりくる品質でした。
僕は95年ごろから以前勤めていた会社で使い始めました。
デモンストレーションを見て、ひとめぼれして社長に稟議書を書いて導入してもらったのをよく覚えています。
それまで使っていたロックペイントの塗料を文字通りかなぐり捨てて、ごっそり乗り換えたのです。
極端なハナシ、この塗料に出会わなければ今のMPIを作ることはなかったでしょう。
余談ですが、僕はそれまで使っていたものをごっそり丸ごと変えることは滅多にしないコンサバ寄りなのですが、少ないながらにごっそり変えたことがあります。それが塗料とオイルのリキモリです。
スタンドックスの仕上がりは大変美しいのですが、しかしいつもうまく行くわけではなく 時にはうまく行かず、時にはM&Aに巻き込まれ希望する商品が無くなったり、紆余曲折はありましたが、ついに使い続けて25年経ったわけです
当時最先端だったBasislackと呼ばれるラインも25年も経つとさすがにオールドファッションにはなってきましたが...
既に環境型塗料のStandblueと言う水性塗料が発売されて久しいですが、僕はこのミディアムソリッドやハイソリッドのシステムが一番使いやすいです。
決して安い塗料ではありませんが、フェラーリだろうが軽自動車だろうが、これで塗ります。
25年も使い続ければもはや体の一部です。
25年も使い続ければもはや体の一部です。
商品レンジも今は比較的広いので楽になりました。
海外では、塗装ブースの無い所での塗装作業は犯罪で塗装ブースの導入が義務付けられています。
日本のようにビニール製の簡易塗装室の中で合法的に塗装できる国は限られています。少なくとも中国でも韓国でも塗装室の無い場所での塗装は犯罪です。ましてや先進国で塗装室以外で塗装している国はありません。
日本のようにビニール製の簡易塗装室の中で合法的に塗装できる国は限られています。少なくとも中国でも韓国でも塗装室の無い場所での塗装は犯罪です。ましてや先進国で塗装室以外で塗装している国はありません。
それゆえ、海外では塗装室で塗装することが前提の塗料なので使うエア圧力が高く、マスキングする場所も大きくなり材料を多く使うことになります。
そうでなくても単価の高い塗料なのに、副資材まで多く使うところから、不景気な今日の業界にあっては外資系塗料を使うお店も減ってしまいました。
でも、自分が好きでこだわり続けている塗料なので、きっと自動車を大切にする人にはこの塗料の良さがわかってもらえると思います。
スタンドックスのHP