2020年07月23日

155の再塗装

美しい物も経年変化からは逃れられないのです。
6年でお肌のトラブルで作業します。
リアウイングとボンネットフードと言う極端に温度が上がる部位に異変がありました

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ぱっと見はそれほどでもないのですが、よく見ると

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層間剥離のベースがあります。

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軽傷なうちに直しておきたいのです。

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フェザーエッジでトラブルのある旧塗装膜をめくります

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プライマー、サフェーサー層、ベースコート層、クリアー層になっています。

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全体図としてはこの程度。ベースコートは殆どに入れます。
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一度すべて塗装を終えて、再びクリアーを塗装する鏡面仕上げを標ぼうして作業しています。
再度塗装室に戻します。
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出来上がりの図です。非常に美しい仕上げとなりました。

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ボンネットフードショックも交換します。
もう、155のフードショックって国内にほとんど無いのですね

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ぬけぬけの古いショックからスプリングロックを外します。

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下ももちろん同じく。簡単に取ることができます。

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新品のマレリのフードショック。
マレリと聞いて?となる人はなかなか事情通。マレリはこういったアフターパーツの展開がヨーロッパではあるのですねえ。
ところがこのショック、そのままでは付かないのですね。

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フード側のボールジョイントを外して加工します。
少し削ってやるのです。
これ155用って言って良いの?って感じなくらい加工します。
そのままでは絶対付かないアブソーバーでした

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あんまり削ってはいけません。抜けるようになると大変危ないですからね。

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posted by admin at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオ155
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