2020年06月29日

テージスのベトベト退治の場合 その2

取り外した部品はどうするかと言いますと
まず、スイッチ類を分解します。

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表面。

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裏面は信じられないほど小さなビスで止まっています。通常1.5mmの6角レンチが出てきそうですが、なんと1.3mmです。
ラジコンのピニオンギアに使うサイズです。滅多に見ません。

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バラバラにしたら先にこのパネルでもって塗装する色を調合します。

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調合したらあとはベトベトを剥離していきます。今回のスイッチパネルはベトベトではなかったのですが、表面が溶剤に溶けるのもあってサンドペーパーで無き物にしていきます

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画像には写っていませんが最初にプラスチックサフェーサーを入れます。
部品によっては2:1のサフェーサーを入れます

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この手の小物の塗装はどちらかと言うと設置方法に悩みます。
その固定方法を考えるのに時間がかかるのです

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これはセンター側のカバー。全く陽が当たらなくてもベトベトになるという事は温度に対して弱いのかもしれません

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これはプラスチックサフェーサーを塗装したところ

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この上からウエットオンウエットで塗装します。

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この部品、ベトベトになる上に非常にもろく、細い部分があるので、扱いは要注意です。

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塗装にはイワタのW100を使います。
主に小さな部品のサフェーサーやプラモやラジコンを塗装するのに使うガンです。

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ベースコートだけでは塗装膜強度の担保ができませんので、クリアーを入れます。
クリアーにつや消し剤を入れて軽く塗装するのです

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焼き入れは55℃ベースで参ります。

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良い感じになりました。純正部品そっくりです。

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そしてもうべっとべとになることはあり得ません。

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次は自動車に戻していくのです。
posted by admin at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ランチア
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