2020年05月19日

ジャガーXKRにやっちまった事 その2

観光地としても人気で、オーストラリアに行くより近く、時差もあまりないセパタクローで有名なマレーシア、そんなイメージの国で、自動車の部品を輸入することになるなんて思ってもみませんでした。

メールを入れても当初返事はなく、困ったなあと思っていた頃、突然返事が返ってきました。

Dear Yukio, 
Sorry for delay  and thank you for your query. Following are the price of the said part:- 

SCREW COVER

5.81

USD 11.63 

COURIER

0.053kg

USD 28.37 

TOTAL

USD 40.00 

The price are quite high due to courier service expenses. Enclosed please find the picture of the said parts. 

だれでも考える事ですが、送料が入るので高くなる旨を気にしています。部品は写真もあるので心配ないでしょう
送料はやむなしかと。まさに背に腹は変えられません。
しかし、少し気になるのはこの後。

Please confirm if you are agreed with the price. In the next e-mail, i will provide you with our swift account detail for the payment. 

支払いに関するメールを次のメールで告知すると? 

でも僕に迷いはありません。
If I can get these small parts, I don't care even if it higher than this shipping cost.
I would like to pay out via paypal or credit card if you are acceptable. 

そして翌日先方から返ってきたメールには恐るべき内容が書いてありました。

we only accepted payment using telegraphic transfer.=電信扱いの銀行振込のみ扱っています

なんとこの時代に銀行振込だけとは!

通販やっているところでもごく稀に銀行振込のところがあるのは聞いた事がありますが、クレジットカードに限らずPaypalもある世の中で振込だけと言うのはキツイ。
なぜキツイ? それは送金手数料がバカ高いからです。

MPIでは1990年代末から海外送金をしていたので手順は知っているので心配はしていませんが
現金を送る難しさはよく知っています。それゆえ、郵便局が行っているサービスの郵便小為替、すなわちポストオフィスチェックを郵送するのが結構一般的でした。

あくまでオーストラリアのバリーさんから聞いた情報なので、ホントかどうか保証しませんが、まあ聞いてください

取引のあるりそな銀行から送金した場合
りそななどのから旧 三菱銀行だか旧 東京銀行(今のUFJ?)に集約されて
なぜだかバンクオブアメリカ(BOA)に入金されます
その後その仕向地の大手銀行に行き、最終的にその地方の銀行の個人口座に入金される仕組み

ちょうどこんな感じ。少なくともオーストラリアへの送金や受取はこうでした


海外送金_01のコピー-2.jpg

これ受け取ったこともありますが、僕の口座のある信用金庫は、送り主の名前を読むことすらできなかった時代の話です。

今だからこそ話せますが、むかーしは良く送金のあった海外のお友達には太刀川にあった某有名外国銀行の口座を作ってカードを送るんですよ、通帳は手元に置いておいて、商品を送ってもらうときにその口座にお金を入金するんですよ
そして、彼の地でエージェントがカードを使って出金するとあら不思議、向こうの通貨になって出金できるのです。

あーマネーローンダリングだわ(笑)

さて話は戻って、知らなかったのですがその郵便小為替は昨年、廃止になったそうで、今や本当に銀行振込しかないそうです。
ただ、その振込手数料、いくらだか知っていますか?

次回、送金編にこうご期待


posted by admin at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 輸入部品
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