2020年05月15日

ジャガーXKRのウインドウレギュレーター交換作業

ちょっと古いハナシになってしまうのですが、今年の2月に再び入庫したジャガーXKR、X100と呼ばれるシリーズです。
美しいクーペですね

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前回お預かりし納車した際に、今後の他の作業をの必要性を聞かれていくらかの問題を指摘しました。
問題と言うには少々浅いように思いますが...一応ね

そのひとつがウインドウレギュレーターです。昨日はマセラティのウインドウレギュレーターだったので、2日連続レギュレーターです。

この手のクーペに多い、ドアハンドルを引くと2-3cmガラスが下がる例の仕組みです。
それがあまり下がらなくなってしまい、時にはほとんど下がらず ドアを開けるスピードに到底ついていけない状態です。
これはウインドウレギュレータの問題で交換する事に相成りました

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きれいな内装もバラバラにしていきます。

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まずはドアスイッチを外します。その前にスイッチのビスを隠すカバーを外しまして

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ビスを外してスイッチを外します

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スイッチを外したらそのビスを外して、返す刀で

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ドアグリップ内後ろ側のビスを外します。

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画像が反対側で恐縮ですが、ドアエスカッションのビス隠しを外します。

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しかし、簡単に外れず尖ったもので作業しているとエスカッションを殺めてしまう恐れから
こういった部品はショートパーツと呼ばれ、作業と共に壊してしまったりする部品なので気持ちよくやってしまいます

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エスカッションを守るために犠牲にしました。

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実はこれが後々大きな問題になるのですが...

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ウオーアープルーフシールドは恐ろしいまでにしっかり接着されています。

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これもゆっくり丁寧にはがします。これも後述しますがキレイにはがさないと面倒な事になるからです

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きれいにはがせばサービスホールは大きく作業性は良好です

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古いレギュレーターはギア式で、先日マセラティで話した通りレギュレーターそのものは壊れません。

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ウインドウモーターを交換します。これが結構なお値段です
しかし、ここはキモで信頼性の高い部品でないといけません。
理由?それは簡単ですよ、それは...

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国産車に近い仕組みですね。

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更に作業を進めます。つぎはアウターハンドルガスケットの交換です。
アウターハンドルを外します。ガラスレギュレーターが無いのでらーくらく

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このガスケットがパリパリに割れてしまうのです。輸入車あるあるですね

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こんな感じになります

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外した後はしっかり雑巾などでしっかり泥汚れをぬぐっておきましょう

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純正品ではありませんが、ガスケットだけで出回っています。
いろいろなタイプがあります。純正品が良い場合はドアハンドルごとになります。
当然塗装が必要になりますね

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こんな感じでフィットします。
後はこの逆でどんどん戻します。

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しかしこの後、とんでもない事態になってしまうのです
posted by admin at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ジャガー
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