2020年05月14日

マセラティの窓オチ

修理中のMQP
今回はパワーウインドウの修理
このクアトロポルテはこの角度から見るのが好きかな
曲線の妙と言いますか

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どんな高級車だって、窓がオチる時はオチます。
まー、ワイアータイプの泣き所。

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じゃあ、さっそくドアの内張の分解から。どうやって外すのかわからないので誰かのをブログ参照にするんだな。

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ブ、ブログによると、ウ、ウ、ウッドパネルから外すんだな

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怒られちゃうのでやめます
美しい内装なので、慎重に作業します。

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ドアグリップカバーを外します。イタ車ってなぜかドアの前の方だけにしかグリップ作らないですよね〜
2ドアのクルマでもそうだから、ミトとかイプシロンとか困っちゃうんですよ〜

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こんなに長いボルトが平然と出てくるのはイタ車だけだなあ

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車内にはこんな本が!
イタ車の中にも日本の文化が息づいているのですね。まー、車種と似合わないこと

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ウオータープルーフシールドはカッターナイフで切り離していきます。
丁寧に、慎重にですよ〜

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シールドをめくるとまたさらに1枚付いているのでそれも取っちゃいます。

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モーターが出てきました。モーター事ごっそり取り外します。

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新しい部品。昔のマセラティからすればずいぶん安くなりました。コーンズイタリアからジャパンができてからです。

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典型的なXワイヤータイプのレギュレーター。部品名はウインドウライザーなんて言いますね

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こちら完全に役目を終えた部品。このクルマのガラスは手で動かしても結構重いですからね。負担の程は計り知れないです。
ギアで動かすタイプ以外は必ずこのように壊れます。古くても遅かれ早かれ壊れます。
ギアで動かすメルセデスのW126などは大根が切れるぐらい強力でした。166もフロントはギアタイプなのでなかなか壊れません

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ウインドウレギュレーターを組み込んで動きを見て問題なければ、ランチャンネルにはドライグリスを
スライダーには普通のグリスをしっかり入れてウオータープルーフシールドを元に戻します。
切っただけで時間が経ってなければ、再び接着できますので、なるべく元あった場所に貼り付けてやります。
また、剥がす時に敗れたり切れたりしたら強力ガムテープで繕ってあげましょう

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ちなみに僕はこういったドライグリスを使っています。

パッケージが違いますがアマゾンでも売っているようですね。これ結構便利ですよ



トリムを組んだら再度異音や当たっている場所はないか確認して問題が無ければ出来上がり。
窓の汚れを拭いて終了です

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ついでに取り付けが割れて浮き上がっていたスイッチボードを直しました。

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ドア側から2本とハンドルコラム側から1本ビスが入っています。

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