すんごいカタチのランチアテージス。
斬新なんて次元を軽く凌駕してプロダクションモデルとは思えません。
しかし、そのエレガントさを台無しにするベトベト。実にいかんですなあ。
今回はシートの下側のベゼルからそのベトベト除去をします。
画像ではそれほどに見えないかもしれませんが、結構なベトベトさ加減です。過去に一度どちらか業者さんに除去してもらった過去があるらしいのですが、いまも結構ベトベトします。今回は根治を目指すためにシートから角ベゼルを外して作業します
シートレールの後ろ側のボルトから外していきます。
前はカバーのを取り外せば出てきます。
もはやプラスチックはビスケットのように脆く儚く.... 作業者の行く手を阻みます。
作業中にさくっと取れてしまったスイッチ。
外している間にも次々崩れていきます。助手席側は新品が手に入りましたが、
運転席側は手に入らず、全部直すようです。
外しましたシートベゼル。なんだか恐竜のホネの化石でも掘り出したみたい
ベトベト過ぎて素手では触れません。サイドベゼルとセンターベゼルの嵌合部分は既に砕けて破片も足らないほどです。
なるほど破断した断面もビスケットのリッツみたくポロポロ崩れます。
沢口靖子もそういっておりました。
とにかくポロポロで、材料に帰ろうとしています
なんだかスケルトンな感じのシートですが、これから作業していきますぜ
いろいろな薬剤で溶けるのですが、今イチ、きれいに取れません。このベトベトは厄介なことに素材もさることながら除去できるベトベトとできないものがあるのが厄介で、できますとは書いていないんですよ。
それを無理に落とそうと溶剤を使うと脆くなる、そんな変遷だったのでしょうね
でもしばらくベトベト退治に奔走しそうな予感....