2020年02月22日

ヌヴォラの塗装 まだ下地

塗装の一歩手前、マスキングまできました

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このマスキング作業は実に置くが深い。塗装作業の中で最も経験がないとできない作業かもしれません。
極端な話、スプレー作業はガンのトリガーを引けば塗料が噴射されますから、ラッキーでうまく行く場合だってあります
しかしマスキングだけはできないです。
簡単だよあんなの、とか思われがちですが経験の無い人なら、たぶん一枚も満足に貼れないと思います。

ボディのほとんどを塗装するのですが手間が大変にかかります

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アルファロメオあるあるですがよく見てください。

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右側はルーフサイドのドリップモールの取り付けクリップは外してあるのですが

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左側は付きっぱなし。なんで?

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実はガラスがギリギリまで寄っているのです。おそらく作っている時に左によってくっつけちゃったのでしょう。
dからクリップを外すにはガラスを外さないとできないのです。
これ結構アルファロメオで経験があるのですが、ここまで寄っているのは初めて見たなあ

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僕は午後から納車に出るので塗装室を後にしようとしたその時、ふっと気になってよく見たのです

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塗装に何かシミがあったので研いで溶剤テストをするよう指示して、結果良好と報告を受けていたのですが大間違い

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指先の中心5mmくらいの場所

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おおきなルーペで見ると

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リフティングしています。シリコンリムーバーを5分浸して溶解は無いと言われていたのですが、実は溶けていたのですね
予後をちゃんと確認しなかったのが原因です。

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下地をシールさせるために2:1のプライマーサフェーサーを打って塗装は延期となりました

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塗装って塗るだけが仕事ではないのですねえ

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マスキングの見切りにはだんだん見えなくなっていろいろなアイテムを投入します

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あせらず丁寧にいきましょう

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posted by admin at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオ166
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