2020年02月23日

Never trust the unknown info.

先日トランスミッション交換の為に2度目のエンジン降ろしを慣行した156GTA
翌日、Eくんから電話が来て「大変なことが起きましたぜ、156が同じような状態です」と
聞けば再びわずかに進むのですが、殆ど自力では走れない前回と同じような症状
リバースには簡単に入るのだけは間違いなく改善されてるようですが...

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絶望を超えて笑っちゃいます。

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ここまでの話を整理すると
1.昨年、5速6速が入らず4速はすごい音がするという訴えで入庫しました
2.中古のトランスミッションを用意して交換しました
3.リバースに極端に入りづらいのと自力で走る事は僅かだけ
4.再度違うミッションを用意して交換し、リバースにもスムーズに入るようになり、リフト上では変速もうまく行きました
ここまでがざっとした作業の流れです。

そして今回もほとんど同じ状態です。

考えました。

少しだけ走るということは半クラッチの状態?
クラッチカバーはしっかり押しながら付けましたので、カバーの圧着部分は生きていた。
しかしこれ以外に問題になる部分はありません。
僕が以前、見たサイトではこのヴァレオの品番も156GTA対応になってました
これは交換作業をする最初から確認していましたので間違いないと

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昨年11月にマーチンさんから輸入する際に全く同時期に166の3.2のエンジンオーバーホール部品も頼んだのです
その時クラッチも同じ車体番号で頼んでしまったのです。
その後、ネットで部品番号を検索した際に使えそうだったのでそのままにしたのです

その時の部品

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貴重な純正のオーバーホールキット

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確かにもう一つ検索上に載ってくる部品番号もあって、マーチンさんにメールすると驚きの返信が返ってきました

You have bought cluch set for Alfa 166 ..... not for 156
In 156 there is no flywheel, that's why the cluch plate has spings in it

なんと僕が間違えていたのです。そして彼は知っていたのですね、フライホイールが違いクラッチが空転して使えないことを。
ネットでの部品のクロスリファレンスなどいかに危険な行為か自分で説いているにも関わらず、間抜けな事に自分で同じことをしてしまったのです。

この段階で3度目のエンジン降ろしが確定しました。
大急ぎで新しいクラッチセットを手配して作業は2/11から開始されました。

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3度目ともなると手順は完全に理解していますから早い早い。

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特にEくんは異様なまでに慣れて、考え得る限り最速の手際で作業が進みます

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しかし、手順の理解や慣れと、作業の大変さは同義語ではなく肉体的には強烈に厳しい作業が続きます

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自分の手でとんでもない事になってしまいました。2度目で交換できるチャンスはあったのに僕はネットの情報を信じたままでした。なんと愚かな

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取り付けより取り外しの方が作業的には楽ですが、それでも毎回あれこれ工夫が必要です。

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とにかく降ろしにくい構造です。

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するする降りていますが、歯を食いしばって作業するようなところは大変過ぎて画像にできないだけなんです

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毎回チェーンをかける場所やフックが変わっています。ベストな位置がなかなか見つかりません

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最も分解する部品を少なくなるよう考えてドライブシャフトやスターターモーターを外さずできるか?
でっきるーかな
でっきるーかな
はてさて うっうー

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いや物理的にフライホイールがあるから絶対むりやん

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なんとも不精なエキマニの外し方

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先に言っておきますがトランスミッションって重いんですよ
大人二人でよいしょよいしょと言う感じ50-60kgくらいかな?

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基本的に他は一切触らないので、このまま作業します

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問題のクラッチが外れました

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そして新たに手に入れた違う品番で、間違いないであろうクラッチセット

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クラッチプレートの形状は全く違います。元についていたものと同じ形状です

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どちらのウラッチもついてしまうのも悪ですね。

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新しいクラッチを取り付けました。センター出しをして

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トランスミッションに新しいベアリングを取り付けて合体させます。
この後どれほどミッションを入れるのに苦労したことか。
逆に今までのクラッチがいかに簡単に入ったことか
簡単に入るという事はカバーの圧着板が完全にクラッチ板を押し付けられていないという事と考えるべきかもしれません。
ほんの少しでもセンターがずれていればメインシャフトとベアリングが入らずトランスミッションは入りません。

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何度も言いますが辛いところは撮ることができないのですんなり行ったようになってしまいます

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エンジンを載せる時はさすがに2人だけでは辛いので、大先輩のサナップの新井さんに手伝ってもらいます
大先輩にも関わらず気持ちよく協力を申し出てくれるのは本当にありがたいです。
特にこのメンバーの取り付けは毎回地獄の沙汰です

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毎回問題になるのはパワーステアリングのホース、パイプ類の取り回しです。

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午前中から始めて夕方暗くなるころにここまで来ました。

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残りは翌日です。

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こうして2月11日の夜は更けていきました
posted by admin at 13:38| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオ156
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