2020年02月13日

パワーウインドウスイッチの修理

アルファ166の部品や修理の問い合わせの中で意外に多いのが、パワーウインドウのスイッチ不良です。

スイッチがパカパカ、グラグラになってスイッチが効かなくなったり、取れてしまったりした場合が多いようです
今回は販売した166のスイッチがあまり良くなかったので見てみます

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この4つのスイッチのうち、右の席、つまり運転席のスイッチがグラグラです

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スイッチ裏側のビスを外して
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カバーを外して基盤を露出させます。
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基盤をうまく外します

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するとこのように外れます。既に1つありません。簡単に脱落してしまうのです

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運転席ドアは天気を問わず開閉されて、時には雨水が、時にはホコリやゴミが入り込み、基盤はかなり汚れています。
メルセデスや国産車などはゴムのカバーで覆われていたりしますが、さすがアルファロメオ、そんなものは付いていません
この黒い枠の中の実装基板の白い四角いのがスイッチで、これじ体がカチカチとスプリングよろしく強い跳ね返り力を持っています。黒いスイッチレバーは、この枠の中にカチっと収まるのです。

RIMG6196.JPG

他のドアのガラスに比べて、押されたり引かれたりする回数が段違いに多いですから止むを得ないのですが
取り付け部分が折れています。この取り付け部分の片側だけが欠損した場合、グラグラになり
両方欠損するとボタンが押せなくなったり、スイッチが取れてしまったりします。

RIMG6197.JPG

修理方法は簡単です。
もう1セット中古を買って、他のドアのスイッチも同じ物ですから、他のドアのスイッチを外してここに付ければ出来上がりです
え?中古が手に入らない? 

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posted by admin at 00:18| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオ166
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