2020年01月10日

マセラティの水漏れ修理 その4

ついに出来上がった12月25日のお昼。ガソリンタンクの蓋もして、バッテリーのマイナス端子も差し込んでエンジンを掛けます。

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エンジンをかけると、元気よくセルが回りガソリンが来るのをまって素晴らしいエキゾーストサウンドを奏でます。
と、警告音と共にメーターのインフォメーションディスプレーに
OIL PRESSURE SENDER FAILURE
という恐ろしい文字が踊ります。

あまりの恐ろしさにカメラで撮影するのも忘れています

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うーんと唸ってしまいました。
せっかくここまで組み上げたのに再びマニホールド外しです。

しかしなんで?

これは最初に外した時の写真ですが、真ん中に垂直に突き刺さっているのがオイルプレッシャーセンサーです。
特にコネクターも外す必要もなく、まして分解する前には何の故障もなかったのにいきなりセンサーが壊れることは考えにくいです。
この時、午後1時。緊張が走ります

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とにかく外して見てみないと原因はわかりませんので、再びものすごい勢いでばらし始めます。

すると原因はこれでした
コネクターが割れていたのです。

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おそらくは工具がぶつかったか、分解している最中に何か他の部品がぶつかったり、ハーネスが引っかかったりしたのでしょう
AMPの1極のコネクターはアルファロメオのブレーキパッドセンサーの車体側に使われているので、166のを切り離してきて取り付けました。フュエルラインを切り離しているので、はんだごてや熱収縮チューブは使えないのでギボシ端子でまとめました

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再び大急ぎで組んで、2度目ともなれば早いものです。
そして、クルマは何事もなかったかのように甲高いアイドリング音だけを奏でるのでした。
もう残り時間は少ないです

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シムと言う名のかいものをワイパーリンクに沢山仕込みます。
フェラーリやマセラティの必殺技です

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そしてこれまたよく見るバカ穴。もうデカいワッシャーが突き抜けちゃいそうです

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ワイパーやカウルを組んでいきます。

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全て組んだら試乗して絶好調です。あとはEくんの待つ飯能でオイル交換していよいよ納車に臨みます。
翌26日は午前中にワイパー周りの組付けや試乗、時間を見て川越のジャガーランドローバーにアルファロメオを見に行くなど予定満載。26日にはプジョー106の車検もあります。

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しかし安堵の表情も、この後さらに恐怖映画さながらまだ続きがあるのです。それはその5トラブル帝国の逆襲に続きます。
イタリア車やさしくねえなあ

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