2020年01月07日

日産デュアリスのHIDバルブ交換

SUVのようでSUVでない、デンデン 4駆のようで4駆でない、デンデン それは何かと尋ねたら?
日産デュアリス
イギリスで作られていたかと思ったら、途中から日本で作ったりとなかなかトリッキーなクルマ
このクルマはメイドイン・イングランド。例のサンダーランドの工場かな?

今日はデュアリスのヘッドライトバルブの交換をしましたが、これがなかなかクセ者でした。
これはアルファロメオと違って簡単だろうと思ったら...

結局バンパーを外した方が早いかとなりまして

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なぜ外したかと言いますと

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このピンが嵌められないことがありますが、他にもいっぱいありまして

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まずはバルブ。D2Rと呼ばれるバルブで、黒いシェードがあるのです。
よく似たバルブでD2Cがあって、台座が同じなので取り付けに問題は無いのですが、マルチリフレクターの場合はこの黒いシェードでグレアと呼ばれる出してはいけない光を防止できるのです。言ってみれば先日のプジョー106と同じです。ライトには出しては困る光線もあるのです。
一方のD2Cはプロジェクターライト向けで、これは例の龍の目のようなレンズの中にリフレクターなど必要なものがオールインワンなので、シェードが無くても大丈夫なのです

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バルブをしたらピンをひっかけます

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この指でさしているところが車上では入れるのに苦労したところです。これは外した方が早いなあと。
入れられたかもしれませんが、ひーひー言った挙句、1時間とか格闘してやっと入ったころには疲労困憊なんて事より、さっさとバンパーを外して単体で楽に作業した方が肉体的にかえって楽だったりします。

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これが出来上がり。でも実はここからがこのライトの特徴なのです

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イグナイターの取り付けですが、これ、適当に付けようとするとなかなか入りません
おかしいなあ? おかしいなあ?

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よく見るイグナイターの中に白いカラーが見えて、
ドライバーで動かすことができます。実はこの白いカラーにバルブの突起が入って、イグナイターががちゃっと回転すると、カラーは自動的にバルブをロックする仕組みなのです。ところが、実は他にも仕組みがありまして
イグナイターが回ってバルブがロックされる時、コネクターの中から白いカラーの端っこのツメがいなくなり、コネクターもさせるようになるのです。
いや、こりゃ文字じゃ説明できないや。

とにかく切り欠きを揃えてライトに嵌めようとすると、これでもうまくライトに入りません
あんでだろ?? しばらく考えて

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じーっと見ていると........

違いに気が付きました
ツメです。よく見ると1つ違うじゃないですか

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ね? よく似ていますが違うのです

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ってことは挿される側も? 1か所だけ違うところがありますね
どこが違うかわかりますか?

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ばっちり付きました。
これじゃあ、ライト外さないと分からないなあ。

RIMG5135.JPG

でもバンパーも少々大変ですが
posted by admin at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 国産車
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