2020年01月06日

マセラティの水漏れ修理 その2

正月気分も終わってしまって通常の営業です。
年賀状を送って頂いた皆様、ありがとうございました。
この場からお礼とは失礼千万ですがお許しください。
誠に勝手ではございますが、本年より新年の賀状でのご挨拶は控えさせていただきました。

さて、かねてよりネタ満載のマセラティの続きです。

RIMG4825.JPG

さらに分解を続けて行きます。関係する部品をどんどん外して、奥のホースを外せるように自由度を上げていきます
この前に既に必要な部品は発注済み。今回の作業で交換できるラバーホース全部交換を目指します。

RIMG4866.JPG

ATFのチューブやコネクターのボルトを外します。

RIMG4859.JPG

ハーネスを止めているボルトも外します。
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ヘッド裏のハーネスのボルトはこんな工具でないと外れません

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さらにATFクーラーの22mmのバンジョーボルトを外してパイプの自由度を確保します
これがまた恐ろしいまでの硬さで締まっていまして、1/2のラチェットを出動させます

RIMG4863.JPG

これでほぼ完全に場所を確保できました。

RIMG4865.JPG

まー、ここで来るのに時間と手間のかかること。
ここから本丸に手をかけます。

Vバンクをつなぐパイプの24mmのバンジョーボルトを緩めます。
ところがこれがとんでもない硬さで締まってます

RIMG4928.JPG

位置はこのボルト。このボルトを抜いてしまえばホースはいかなる状態になっても良いのでどうにかできるという作戦

ScreenShot2014-10-28at114426AM.png

ちなみにこのヒーターホースも交換します。交換するホースの反対側についていてヒーターバルブに行くホースです。
本当はヒーターコアに行っている上り下りのホースも交換したかったのですが、国内では手に入らず
見送りになりました。でもその2本はインマニを外さなくても交換できるので、見送って宿題にしてもしょうがないかと諦めました。

RIMG4930.JPG

ついに見えてきました。これが諸悪の根源です。うまくホースバンドを切り落として、いろいろな工具を使って引き抜きます

RIMG4933.JPG

ここには見えませんが、既にLLCが滴った跡がありました。
なんと恐ろしい造りなのでしょう?

RIMG4934.JPG

この後ついにホースが抜けて作業の折り返し地点となりました。
これじゃあ、水もじゃじゃ漏れになっちゃうわけじゃーん

RIMG4938.JPG

なんかよく見りゃひびだらけだし。
あとは部品の到着を待ちます。翌日午前の到着予定です

RIMG4937.JPG

この時点で12月23日。年内の最終日まであと5日。

無題.png

果たして間に合うのか?
いや、こんなに時間無いから。



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