2019年12月29日

プジョー106ラリーの車検整備 前編

やっと今日から仕事がお休みになりました。
来年は1月6日から営業となります。1月4日も工場に行きますが、塗装室のメンテナンスの為に全く対応できません

今年は最後の最後まで何か忙しく、年内最後の車検にやって来たのはものすごい難易度の高いクルマ
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プジョー106ラリー。106の初期型で1300cc。ラリーコンペモデルでパワステはあるものの、パワーウインドウ、エアコンすらなく全部手動。なんともにぎやかな社外マフラー付き。

何より困るのはライトです。

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並行輸入車なので、ライトが右側通行用のヘッドライトが付いています。
だから右のエルボーが出ます。上のように部分的に隠せば右エルボーが消せます
平成7年登録なので、ハイビーム検査ではある年式なのですが

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しかし、検査の際に手で隠したり、何かを貼ったりできないのです
この時点で12月18日の夜、実質的に残り1週間、出来ることが限られています
もはや死なばもろとも。
この時、簡易に近接騒音を測ったら92db/5000rpm。これが何とも

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それなのに容赦なしです。部品あるかな?状態。

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ドライブシャフトブーツ以外は全部破れています。

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ロアボールジョイントのボルトが通る切り欠きが1方向だけで、完全にナックルとボルト穴が一致しないとボルトがつっ通せないタイプです。いぢわるですねえ

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ヨーロッパ車の多くがブーツ交換できず=ロアアーム交換となるのです

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作りそのものはコンパクトなクルマですし割と単純

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このロアアーム、何とも面白いところから交換作業するのです

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これどこかわかります?。すごいところから交換するんですよ(2度目か!いや、それぐらいびっくり)

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まずロアアームが無くなりました

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続いて長いスタビライザーリンク

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うまく交換部品がギリギリで手に入りました。

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ブレーキフルードも全量交換します

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エンジンオイル?もちろん交換しますよ

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Mos2 15W-40。実はこれ化学合成油です10W-40の方は部分合成なのに。

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これが25日の深夜、26日の2ラウンドで勝負に出ます。年内のチャンスは27日のみです。
しかしこれが思わぬ結果になるのです。

次回に続く

posted by admin at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | プジョー
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