2019年12月22日

ハイエースのヘッドライト不良

先日アルファロメオ156SWのHIDヘッドライトのバルブ交換を書きましたが、また違うヤツが来ました
今度は200系ハイエース。

時々右のヘッドライトが点かなくなったり、左が付かなくなったり
試乗すると左右ともパチパチと短い周期で付いたり消えたりしています。
これも典型的なバルブの不良で交換します

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と、その前に、ユーザーからバッテリーの警告灯が点いているけどバッテリーがダメなのかなあ?とのんきな電話が
急いで車庫に戻ってとお願いして、同時にレッカーの手配をもお願いしました

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この警告灯は、よく間違えられがちなのですが、決してバッテリーがダメなのではなく、充電するオルタネーターがダメな事を警告するチャージランプです。つまりこれが警告するところは既にオルタネーターが発電することができず、バッテリーの電源だけで走っている状態です。それほど多くは走ることができません。
以前僕がこの警告灯が点いた時の記事がありますから、これを見てください。緊迫の一部始終です


という事で、リビルドのオルタネーターに交換です。
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そうでなくてもワンボックスの整備作業は大変のですが、そこは経験豊富なEくんは上手にこなします

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狭い車上での作業は困難を極めます

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あれこれどかすものが多いですが元に戻りました

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チャージランプも点灯しません。19万キロ近くですから、むしろここまでよく持った方だと思います

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しかしこのクルマ平成25年の6月登録で19万キロですから、年間走行距離29230kmです。
それは1カ月2435km。25日計算なら1日97.43km、30日計算でも81.6kmですから、寝ている時間も考慮すれば1日/24時間での平均時速を10kmと考えると、1日9.7時間から8.1時間も自動車と共にいる計算です。
朝、9時に出発して午後6時までずっと運転とかいうスケジュール?
というのは極端ですが、決して運送業の人ではないのですが、すごい自動車への依存度なのが解ります
さて一方のヘッドライト

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HIDやLEDは切れない印象ですが、使用時間によって可使限界が異なります。やはり長く使えば、切れるのも早くなります。
今回はD4Rです。比較的国産車の純正使用の多いものです

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ラジエターグリルを外しまして
ライトを取り外します。
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バルブを交換して点灯テスト

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まぶしいばかりに光ります。

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よーし出来上がり。納車です

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家に帰ったら、なんと家の風呂場の電球が切れていました。
こちらはLEDなので切れない印象で、2年くらい前の交換で作業した人間が悪いのではと家族からもブーイングが出ましたが、思えばお風呂場には衣類乾燥機能があって、使うと10時間くらい高温に晒されます。
LEDは白熱電灯のように単純な構造ではなく、基盤を持つ電子部品の構造体なので熱に弱いのを思い出しました。

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なかなか完璧なものなどありませんね
posted by admin at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 国産車
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