2020年01月13日

車検にまつわるエトセトラ フィアットバルケッタ

これも昨年の12月の作業です。
10月後半に預かってずいぶん時間が経ってしまったバルケッタ。

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部品探しに奔走して遅くなってしまいました。極最初期のバルケッタですが、可能ならタイロッドの交換をしたかったのです。
インタースペアーズは外して寸法を測って在庫があるか探すと言うのですが、基本的に無いと思います。と
でもタイロッドのかしめを破壊して外すのに、外して測って手に入りませんとなった場合、元に戻せないのでとてつもなく面倒な事になります。すると片側のタイロッド交換ではなく、基本的にはステアリングラックの交換になると思います。
ちょうどパワステオイルも漏れていますし...
なのでそれ以外の整備

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リアブレーキパッドがキレイに使い切っていたので交換します。

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ま、いつもの回りながらピストンが入る、サイドブレーキ併設タイプ。
欧州車にはめちゃくちゃ普及率の高い方法です。最近のイタリア車ではフェラーリとマセラティ以外は全てこのタイプでしょう

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新しいもの

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エンジンオイルは

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もちろんリキモリ。Mos2 10W-40は本当にこの手のエンジンには高い効果をもたらします

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ちなみに普通のオイルに添加剤として使えるMoS2もあるんです

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これですね。

Oil_Additiv_Webseite.jpg
クラシックエンジンの保護に最適だそうです。MPIにも常時あります。

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あとはマフラーから、バンテージを巻いて対策しているにも関わらず、少しだけ排気がむっちゃうので、今回はマフラーバンテージを巻きなおして車検です。
新品など本当に手に入らないです。ちょっと変わった形状なんですよねー

IMG_0720.JPG

もうバルケッタの部品はかなり少なくて苦労します。
また、外装のプラスチック部品が、日本の強力な温度と紫外線で、ポテトチップ並みの強度になってしまうのも由々しい問題です。
正直このクルマは本当に上級者向けです。
しかも、中古部品すら手に入りにくいです。
posted by admin at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | フィアット
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