2019年12月02日

アルファロメオ156GTAのトランスミッション交換

あくまで一般論ですよ、一般論。
マニュアル車で普通、クラッチ交換するときってトランスミッションを外してクラッチ交換を行うのですが
今回はそのトランスミッションを外す顛末のハナシ

突然4速に入らず、5、6速はシフトポジションにギアは入っても全くギアが繋がらない状態
どうやらトランスミッションが壊れてしまった模様

実は入庫したのは盆前なのですが、こんなに時間がかかってしまいました。
しかもトランスミッションは結構前に手に入ったのですが、クラッチセットは未だ日本に来ていないという

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ウソかホントか知りませんがV6のクラッチの有名なサプライヤーが亡くなって、安く仕入れができなくなったと部品屋さんから聞いて、どこで買っても同じだと

で、ほんとに仕入れが倍になってしまったので、海外から取り寄せてます
それももうすぐ来ると思うので車体も準備します

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ビルシュタインもまぶしい足回り

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まずはバッテリー周りを分解してオペレーティングを分解します

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なんだかお疲れ気味のレリーズシリンダー、スレイブシリンダーなんて海外では言われたりしますね

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さらにセレクターのロッド周りも分解

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ざっとこんな感じ

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続いて足回りに取り掛かります。

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とか言っといてマフラーも

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左の足回り。車検から間もないのにブーツが...

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フォークもナックルも外してドライブシャフトを外します。

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外した面々

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反対側も同じように外します。

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反対側はインターミディエイトシャフトも外します。どういうわけか右のドライブシャフトも破れています。

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この時点で実は合議がなされました。
本当に車上でTMだけ外すことができるかです。
スターターモーターの陰にトランスミッションとエンジンを付けているボルトがまだあるのです。
当然、スターター自体も外さないといけません

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触媒とエキマニの間に身をひそめるようにあるスターターモーター。
この段階で、トランスミッションだけ取り外すのは無理と判断してエンジンごと外すことを決断しました。
なんとクラッチ交換でもエンジン降ろしが必要となるわけです。恐るべしGTA

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ユーロ2規制の頃はエキマニだけで、触媒はシャシ下側に下がってからあったので、どうにか交換できるのですが、ユーロ3対応の触媒エキマニ直後+4xO2センサーのGTAは車上では無理なようです。

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かつて欧米の仲の良い友人数人に、母国の自動車整備について聞いたことがありますが、日本の特殊なマーケット性を皆訴えます。背景には車検が無いので、いや厳密には車検はあるのですが、日本のような仕組みではなく、ユーザー本人がクルマをそういった施設に持ち込んで税金などを払って登録を更新する仕組みです。

では修理工場は何をするところでしょう? 
エンジンオイル交換など日常的なメンテナンスはユーザー本人が作業し、男手のないご家庭や若い女性などが修理工場を利用することはあっても、基本的な仕事はエンジンやトランスミッションのオーバーホールや載せ替えエアコンや排気ガス装置の調整や修理などが主な業務です。

またMPIのように同じ工場内に鈑金と塗装の部門が同居するの事もあり得ないそうです。
鈑金は鈑金屋、塗装は塗装屋と役割が決まっているのです。

まして、ガソリンスタンドで修理や塗装を請け負うなんてことはもってのほかで、ガソリンスタンドはガソリンを売るところだそうです

脱線しましたが、エンジンの脱着に話が切り替わり作業を続行します。
このアルファロメオと言うクルマ、エンジン降ろしが前提であるならば、降ろしやすいか?と言われれば全くそうでなくて
エンジンの下のメンバーはマフラーの遮熱版の下に入っていて、マフラーの遮熱版はTMのシフトやアイドブレーキレバーが乗っかるプレートと共締めです。なんとばかげた造りかと思いますが、アッセンブリーごとの組付けラインの弊害だと思います

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そして両横にも補強を意識したぶっといブレースが前後方向に走りますのでそれも外します

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前回りのコアサポートを外してラジエター、コンデンサーを分解します

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いろいろな物が無くなってまいりました

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この段階でミッションオイルなども排出させておきましょう

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メンバーやマウンオなどのボルトを先に緩めておきます。
強烈なトルクで締まっています

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さて、この日はここでサドンデス。
翌朝から続きがスタートします。

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もう残りはわずかです。しかし僅かですがそれがまた大変
posted by admin at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | アルファロメオ156
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