昨日、塗装を剥離して出土した土器のようにかんぴんたんになってしまったQPのドアハンドルベゼル
このアクシデントのおかげで納車が1日ずれてしまいました。
次回から剥離の方法を考えなければいけませんなあ。
でもほかの薬剤では剥離できなかったのに、芳香族には強い反応を持つということは分かったので、面倒でもこの方法がいいのかなあ?
次回から剥離の方法を考えなければいけませんなあ。
でもほかの薬剤では剥離できなかったのに、芳香族には強い反応を持つということは分かったので、面倒でもこの方法がいいのかなあ?
このひびだらけの状態の対処には、ポリエステルスプレーフィラーがベストです。
塗りたくって下地に均等に膜厚を付けます。

50度くらいの熱で乾燥させて
乾いたら♯120、180、240を使い分けてサンディングしてヒビを均します

研ぎ終わったら1/4のハイビルドサフェーサー、VOCシステムフィラーを塗装して下地を整えます。
ここからは他のパーツも同じ工程になります。

研ぎ終わったら3部艶の黒を吹いて出来上がり

50度くらいの熱で乾燥させて
乾いたら♯120、180、240を使い分けてサンディングしてヒビを均します
研ぎ終わったら1/4のハイビルドサフェーサー、VOCシステムフィラーを塗装して下地を整えます。
ここからは他のパーツも同じ工程になります。
研ぎ終わったら3部艶の黒を吹いて出来上がり
分解した小部品や新調したミラースイッチを組み立てていきます。
イタリア車の良い所は殆どのものがビスやボルトで止まっていて分解できるところです。カシメや接着があまり出てこず作業がしやすいのは素晴らしいことです。

イタリア車の良い所は殆どのものがビスやボルトで止まっていて分解できるところです。カシメや接着があまり出てこず作業がしやすいのは素晴らしいことです。
何かとベトベトが多いイタリア車ですが、素材によってか塗料によってか通常のセオリーで落とせないものが結構な確率で出てきます。
166のライトスイッチなんかそうです。塗料は溶剤に溶ける下地の上に塗装はできませんので、極端にシール性が強いものを剥離した旧塗装膜の上に塗布してからトップコートになります。
166のライトスイッチなんかそうです。塗料は溶剤に溶ける下地の上に塗装はできませんので、極端にシール性が強いものを剥離した旧塗装膜の上に塗布してからトップコートになります。
塗料も適材適所にうまく使わないと失敗が失敗を呼びますので注意が必要です。
まして、自分では塗装作業を行わない人間が「そんな作業簡単です〜」なんて安請け合いするのを聞くのは、本当に腹立たしいですね。
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