2019年07月22日

フェラーリ456MGTAのサンバイザー交換

みんなが大好き、素晴らしいデザイン、素晴らしいエンジンを造る国イタリア。
同じく皆さんが口を揃えるのが、「エンジンは」あるいは「デザインは良いんだけどね〜」

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このクルマもやはりそうです。なにしろ部品点数が多い。多いから壊れる可能性も高い〜

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バイザーのプラスチックが欠けてしまったそうで、今回はその交換。

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普通、バイザーの交換って、すごく簡単か、ちょっとしたテクニックを用いて外すのが通例ですが、このクルマに関してはそんな事通用しないようです。
バイザーについているバニティミラー用の照明のコネクターが長く、奥のほうで止まっている為にルーフライニングの取り外しが必要になるようです

そこでなるべく最小限の手間にするため、最小限の分解をします。まずAピラーのカバーをはずして、オーバーヘッドコンソールというか照明を外します。

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ある程度隙間が出来ますから、そこからうまく手繰り寄せるのです。たったこのコネクターを外すのに結構な手間がかかります。
普通はバイザーを外してからルーフライニングを外すのですがね

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下がいままで付いていたバイザー、上が交換する中古のバイザー。

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もちろん既に新品なんかありやせん。あったとしても末恐ろしい値段。そこで今回はベルギーからおこしになった部品を使います。
ビスは例のポジドライブです。フェラーリにも使ってやんの

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こう、完全な手作りのクルマって本当に大変でなかなか元に戻らないのですよ。全てバカ穴、全て調整用のシムが入っています。

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だから、取り外すときに気をつけないとシムがバラバラになったら解らなくなるのです。一見入れなくても変わらないように見えるのですが組み上げ終わった後や時間が経った後にスキマなどに問題が出たりします

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NSXなんかもそうです。お気をつけあれ。

 

posted by admin at 00:12| Comment(0) | フェラーリ
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