先週の木曜日、午前中は作業してから、ミトの納車で一路、栃木県は宇都宮を目指します。
もちろん、この距離になりますと、納車の為の費用は別途いただきますが、その金額に関してはノーコメント(笑)
長い距離を運転してもぜんぜん平気な人もいれば、たかだか200kmも運転したら運転につかれてしまう人もいます
僕は目が悪くなってからは後者で、今や左は裸眼で0.5ありますが右は0.02くらいしかありません。
普段かけているメガネは右目はあまり見えていません。体が右目のピントを合わせることを放棄してしまっているのです。
で、運転するときは運転用のメガネでバランスを取りますが、どうしても遠近感を失ってしまうのです
さて圏央道に乗って目的地に向かいます。
関越道を越えて
あ、まだこの画像は越えてないや
続いて東北道
には乗らずに、そのまま圏央道で行きます
東北道を越えると1車線になります。交通量の問題なのでしょうが、たまに大型トラックが故障で立ち往生して通行止めになったりします。
高速は五霞という茨城県と埼玉県の県境付近で降りるのです 。ちなみにここのIC。サービスエリアがほとんど無い圏央道に、社会実験でIC近くの道の駅五霞に立ち寄り1時間以内に高速に戻れば高速を降りていない扱いになるのです。ETC2.0車載器利用車に限った話ですが
降りて間もなく出てくるのが新4号線。今回この生き方をご指南してくださったのが、MPI向かいのキクチさんで、新4号は高速とそれほど差が無いから高速費用を浮かせる意味でもバイパスで行ったが良いよ と。
その話の通り、みんなとんでもないスピードで走る一般道で、制限速度表示もなぜかほとんどないおれがロードルーラー状態で、60kmとかで走ろうもんなら自分が止まっているような錯覚を覚えます
美しい田園風景、広い道路、信号も少なく良い所です。ただ、このバイパス、唯一問題なのが道が悪い。凸凹というかわだちだらけというか、時々穴があったりと、ナメて走るといろんな意味で危ないです
宇都宮市街が近くなると信号も多くなり止まることも多くなりました。
そして第一目的地です。アクサルタのトレーニングセンターです。
2015年にこの地に移ってからは初めての訪問です。ちなみに以前は同じ宇都宮のデュポン内にありました
そこは2度ほど研修やらで伺いました。
納車のついでとはいえ、ここにこれたのはうれしい限り。もう古くからお世話になっているH氏に10年ぶりくらいの再会となりました
事務所に入るとこんな一文が出迎えてくれます
ざっと「ワシがUFOを見たのは、あの山の向こうじゃった。銀色に輝く円盤が...」的なことが書いてあります。
いやいや 「アクサルタでは、サイコーのパフォーマンスを胸ににヨソとは違った視点で仕事をしていく信念があります」こんな感じでしょうか?さらに「私達は販売店や顧客に代わって 全身全霊で世界最高の塗料を供給する(作る?)ことです。」
こんな内容でしょうか? 社訓的なものでしょうか?
これ、載せたらまずかった? いやたぶん正式な日本語訳があるはずですが、聞き忘れました。
その反対側
歴史があります。
アクサルタでの歴史はここ数年ですが
研修センターです。ここではありませんが、僕もマイスターワランティはこのような場所で、2日間お勉強しました。
傍らにはサタのガン。歴代のエクスクルーシブラインのミニカーなどがあります
デイトナグリーンやイモラレッド、スズカサン、シルバーストーンブルーなど各国のサーキットにちなんだ名前の塗料なのです。
レディミックスで確か1L缶で4万とか5万したと思います。
最近はスタンドックスでも磐田のガンでもアップローバルしているようです。昔はテストさえしなかったのに
NR95のカットモデル。このガンの登場により一気に塗装作業が楽になったように思います。
続いて隣の実技の研修棟です。この日はトレーニングは行われていませんでした。製品のテストなどをしているそうです。
しかし、2つのブースが両方ともアンデックスとは...
日本のマーケットは余りにも粗末でブローサムやサイマ、サイコももう一つ積極的な展開が無いように思います。
テストパネルです。ぼくもスタンドブルーが出る前、水性塗料の研修受けたなあ
続いて、塗料の保管庫
2Kです。新しくVOC規制に対応したものになって完全に新しくなりました。その仕上がりのきれいさったら、クリアーコートとはまた違った魅力があります。
それからおなじみの1K ベースコート塗料
最近のマツダ車などに端を発するカラークリアー用の添加カラー
各種ハードナー、クリアー群
続いて、違うお部屋。ここはウオーターボーンのお部屋。
フィロンプションの戸棚タイプのミキサーがあります。これで寒いときは凍らぬように温度を上げるのです。
水性塗料ですから凍ってしまったら壊れてしまうのです。
ここには他にもクロマックス(旧デュポンのセンタリシリーズ)やクロマックスの水性塗料もあります。
ブースにはJET4000と100RP Fがありました。
コンビフィルターは3連。僕のところは2連。あまりに高くて手が出なかったシロモノです
サンディングスペースですね。メーカーだから当然とはいえうらやましい装備ですねえ
楽しかった表敬訪問も終わり、再び納車先に向かいます。ここからは数キロの距離です
長かった納車の旅も終わりを迎えます。なーんだ120kmくらいしかないのか
目的地は宇都宮の中心部。自動車を引き渡して帰ります。
宇都宮の駅です。ここから工場か家に戻るのかと思いきや、ほかの仕事を絡めます。
電車でUSS横浜に向かい、買った車を回送して帰ろうという企み
そのために新幹線で東京に向かいます。
山形行くやつとそれ以外的な?新幹線
僕が乗る新幹線。
びゅーん
なんとグリーン車です。いやーVIP。いやいや違うのです。指定席が全く空いていないんですよ。結構混んでるんですね。
こんな贅沢をすると、納車費用の予算が足らなくなってしまいます。でもほら、この後、横浜まで行くんだし、疲れちゃまずいじゃん?
車内で晩ご飯も済まそうと思って駅弁を買っといてよかった。今や車内販売もないのですね。
昔は食堂車なんてあって旅の風情がよかったのになあ。
とおきょお〜 とおきょお〜
あっという間に到着しました。まだまだ旅は続きます
取り急ぎ東海道線に乗り換えて神奈川県を向かいます
それそれ乗り換え〜。
ま−、満員電車は苦手です。電車そのものが苦手かな? 階段をボーッとして上っていて、前にスカートの超短い女子高生でもいようものなら冤罪の対象になりかねませんし、荷物を持ったまま手が誰かに触れようものならチカンに間違えられる可能性もあります。
そう、ここからタクシーで大黒方面に行きますよ〜 目的地は近い
まだ午後8時過ぎ。これなら10時過ぎには自宅に到着か?
この時までは完全に予定通りに物事がはかどりウキウキ気分。
ところが・・・・USS横浜に到着すると
思わぬ手違いから出庫票が出力できなくて往生しました。
オートオークションはかなり鼓膜いろいろな決まりごとがあって、思わぬ落とし穴に落っこちてしまう場合があります。
今回もそんなルールあったかあ?的なルールを踏んづけてしまいました
目と鼻の先に乗って帰るクルマはあるのにー!
当然事務局は営業しているはずもなく。途方に暮れていると
よく考えたら目の前には海が広がるような場所ですから、急いで立ち去らないとえらいことになります。最寄りの駅まで帰る手段がなくなってしまうのです。
クルマを出せない事だけは間違いないので取り急ぎ近くのバス停まで、宇都宮餃子が入った大きな荷物を揺らしながら急ぎます。
ギリギリ間に合ってバスの中。悲しみと疲労が手ブレとなって表れています。
川崎の漫画喫茶などで1泊するアイディアもあったのですが、翌日以降の予定を考えるとそれもできません。
川崎駅から南武線。端から端までの悲しみの路線が続きます。
遂に帰ってきた立川。
もーしんどいので、せがれにプジョーで来てもらって、ゴールに到着したのは11時でしたとさ。あーしんど。
長かった移動もようやく終わりを迎えたのでした。