2019年07月02日

血管をお大事に

某芸能事務所社長さんが、乖離性動脈瘤破裂と言う病気で話題になっています
難しい病名ですが、同じような病気に昨年見舞われました

今から1年半ちょうど前に僕は、動脈乖離と言う病気になりました。
僕の場合は上腸間膜動脈と言う、腸や十二指腸に酸素を送る動脈が破れる上腸間膜動脈乖離と言う病気でした
ホルモンの説明ではございません

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ちなみに肺で酸素もらって心臓のポンプで全身に酸素を運ぶ血液が流れるのは動脈、逆に心臓へ向かう血液が流れる血管を静脈と言います。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E8%84%88

で、動脈(血管全部がそうなっているかは知りませんが)はそれなりに大事なパイプなので、同軸シールド線みたいな構造になっています

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で、流れているモノがこのプラスチックのスリーブを破って銅の薄い膜あるいはアルミの糸で編んである部分に流れ込んでしまうのが動脈乖離です。

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で、本来流れちゃいけないところに流れちゃって、2層目と3層目が剥がれて、そこに結構な圧力の血液が溜まってコブのように膨らんでしまうのですよ。これが動脈瘤となるみたいです。

で、破れてふくらみを作るとそのふくらみ自体で本来の血管を圧迫しちゃうのです。すると途端に血流が滞り、酸素量が少なくなったあんこが窒息して悲鳴を上げるわけですよ。
その悲鳴とは・・・ 激痛です。
痛いなんてもんじゃない。横になっているのに、意思とは関係なく足がバタバタ勝手に動いてしまうのです。
正月の寒い中、汗がぼたぼた落ちるほどです。

でもラッキーなことに一定の血流があった為に助かりましたが、入院中、特に集中治療室での日々は狭くなった血管に血栓が詰まったら、即開腹手術で、腸の2/3を切り取って命を優先すると言われました。
ま、このブログを書いているという事は、そうならずに済んだのですが。

基本的に原因は、生活習慣病で
高血圧、高コレステロール、高中性脂肪そして動脈硬化のセットポリシーに、強いストレスなどがミックスされると起こるようです
動脈硬化の診断も受けていますが、動脈硬化は体中の大小の動脈が硬化していることにほかならず、僕はお腹でしたが、芸能事務所の社長さんは脳だったわけです。

長年親しんでいるシンナーや硬化剤の主成分イソシアネートなどが影響したかはわかりません

まず、お酒、しょっぱい物、脂っこい物、これもセットポリシーですね。
酒のつまみで味の薄い物などありません。揚げ物、炒め物、焼き鳥、どれも良くありません。
しかし、これら抜きで生きていくには相当な覚悟が必要です。

僕もこの病気にならなければ、生きていれば今も変わらぬ食生活をしていたでしょう。

お酒ですか? ほとんど飲みません。
でも月に2-3日くらい、コップ1杯くらいですが、実は再開してます。少しだけですよ。

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とにかく気を付けないとすぐ毎日になってしまいますから、本当に少しだけ。
みなさんもお体に気を付けて、楽しいカーライフを送りましょう。

posted by admin at 23:44| Comment(0) | 健康
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