チョコレートが袋からと思ったら
中から出てきたのは1つのキャンディー
ではなくモーターでした。僕ら世代には懐かしい130モーター。しかし似て非なるものでとある用途に使うのです。
とはいえ、今回勝ったのは通販大手Amazonの中国の、おそらくいんちき品。そんな中国品に頼らざるを得ない切実な部品なのです
作業中の166のドア。このクルマ4枚のドアのうち3枚のドアロックが壊れているという、ケイオスな状態。
そこから取り出したるドアロックひとつ。これを分解していきます。
小さなビスがこのプラスチック面に3個あるだけで、あとは留め具が全く見当たりません。
おそらくはこの2つ(のちに3つと判明)のカシメを切り取って分解に挑みます。
軽くもんだだけじゃ全く動じないです。そりゃあロックは大変に重要かつ上部でなければならない部品ですからね。
まずは金属のシャシプレートが外れました
金属のプレートから外し始めているので、この時点でストライカを咥えるロックプレートがフリーになります。
さらにこじりながら分解していきます。今回は構造を見る目的で、修理が目的ではありません。
いや、目的でなくなってしまいました。
このロックの開け閉め、施錠開錠の仕組みはさながらピタゴラスイッチに出てくるような動きです。
さて今回の目的地、電気部品のダンジョンです。
破壊しつくしたロックプレート側。落ち着いて考えるとこちら側からでなく、プラスチックの側から開けないとダメみたいです。
これが、修理を目的にしなくなった理由です(笑)
今回取り寄せた部品とはこれでした。
166のドアロックが端から壊れるのは、このモーターがいけない説。
ちなみに小さなスイッチが3つありますが、これが壊れることもありますね。フェラーリとかマセラティで、ドアハンドルをちょっと引くとウインドウが僅かに下がる仕組みには、必ずこのスイッチの存在があります。
バッテリーに直結してモーターの動きを確認します。
なんと煙が出るだけで、全く回りません。
とはいえ、仕組みがわかりましたが、次は部品を交換して基に戻す方法を検証しないといけません。
壊れたロックはいっぱいありますからもう一つ分解してみましょう
同じ日に注文して、こちらはなぜかポルトガルから来た火縄銃いやマイクロスイッチです。
通販便利なり!