車検上がりの155TSスーパー。
次はエアコンの修理。
エアコンはとにかくゲージを付けることから始めます。
ゲージをつければいろいろなことが解ります
まずはガスは入っているようで、一安心です。
次に実際に動かして冷えの状態を確認してみます。
クラッチが入って
ずんずん圧縮し始め...と思いきや、低圧はわずかに下がるものの高圧はまるで動きません。
コンプレッサーのコントロールバルブ不良でしょうか
ところが面白いのは涼しい日や夜は結構冷えるのです。
つまり直射日光や極端に暑い日が来ると冷媒の圧力が上がり、ワンウエイを維持できなくなって、せっかく圧縮しようとしても冷媒が低圧側に
戻ってしまうようです。最初のテストは
暑い日でしたから
コンプレッサーもかなり使い込んだ様子です。そろそろお役御免でしょう
ところがリビルドのコンプレッサーが見つからなかったのです。
これにはまいりました。毎回そうですが、ちょっと古いクルマの修理は部品の入手との闘いでもあります。
この前まで出たとか、ネットで見たとかは通じません。可能であれば手に入れるべきかもしれません
日本電装の物なのに、川崎のMDRもICSにもリビルドの在庫はありませんでした。
しかし鴨下商店で一つだけ見つかりました。見なかったけどジャパンリビルド製かな?2日もかかってしまいました。国内最後じゃないかな?
でも、たぶん、たぶんね、コントロールバルブだけならO/Hできるんじゃないかな?
先の166はたぶんピストンかコンロッドが曲がっているからO/Hはできないんじゃないかな?
取り付けようと思ったら、回転センサー部分の造が違うことに気が付きました。
取り換えようかとばらして
どうしようか困っていたら、古い方のコネクタを差し替えればOKじゃんとEくんが教えてくれました。
おー、そうか、その手があったか
めでたく新しいコンプレッサーが付きました。
充填量は700g。結構入りますね。レシーバーもかえたかったのですが、経済性を優先して使えないようであれば後から交換する方向で落ち着きました
最後にガス漏れ検知液を入れてエンジンをかけてみます
結構な温度加減でございます。
後は本物の夏が来たらどうか?
さすがにあの日差しや気温は再現できませんから、様子を見ます。